シンプルなバケツ型は、
タンピコではおなじみのかたち。
でも、ショルダーストラップを手にとると、
いつものしっかりしたレザーとはちがう、
やわらかくなめらかな感触なんです。
質のよい革を使ったストラップは
見た目がやさしいだけでなく、
肩に自然に沿ってくれるので、
薄手のシャツのときなども安心。
手触りのよさもうれしいポイントです。
この革との出会いは、
たまたま出会った、いつもと違うパーツ屋さん。
やわらかさと軽さにひと目惚れ、
ぜひ使いたいと思ったそうです。
もちろんフランスの革を使っています。
まあるい底からまっすぐに立ち上がり、
素っ気ないほど装飾のないスタイル。
コットンキャンバスの質感と、
潔い白がさわやかです。
インポケットという名のとおり、
ポケットは、内側にぐるりと
大きく、ふたつ。
レザーの留め具もついています。
バッグの外側にはステッチもなく、
すっきりとした顔つきです。
入れ口はスナップで留められます。
真鍮のような色のメタルパーツは、
スチールをブロンズカラーに塗装したものです。
サイズは高さのちがう2種類。
背の低い小サイズはかわいらしく、
中サイズはスマートな印象です。
清潔感のある白いキャンバス地は、
室内ならキッチンまわりがお似合い。
お菓子やスナック、
ワインやペットボトルも
入れることができますよ。
ところで‥‥なぜ名前が「クリント」?
と思い、フランスのタンピコに問い合わせたところ、
「クリント・イーストウッドから」という
まさかの回答!
「何十年もの長い間活躍していて、
とても尊敬しているので、
このバッグも長く愛されることを願って
クリントと名付けたんですよ」
ということでした。
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