ナイスなつかいかたコレクション あのひとの「ほぼ日手帳」 003 丸善丸の内本店 一般書売場 田中大輔さん 気に入った本のフレーズはすかさず記録!自家製「読む手帳」としてのつかいかた。

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ほぼ日手帳のナイスなつかいかたをしている方に訊く 「あのひとの『ほぼ日手帳』」。 3人目は、丸善丸の内本店にて一般書フロアを 統括している、田中大輔さんです。 ずっと服飾関係のお仕事をされていたという田中さん。 8年前に丸善丸の内本店に入社されたのも、 転職後の生活費を稼ぐためにアルバイトとして 入られたのがきっかけだったそう。  「もともと本が好きで、特に文芸書ばかり  読んでいたんですけど、研修が終わったら、  なぜか全く興味のなかったビジネス書の配属になったんです。  最初はお客さんが質問している言葉の  意味自体がわからないっていう状態でした。  でも、毎日こなしていくうちに仕事を覚えて、  ビジネス書のなかにも、おもしろい本があったり、  いい発見があったりすることに気づきはじめたんです」  今ではツイッターやブログなどを活用して 書籍の紹介も積極的に行っている田中さん。 でも、スケジュール管理にはPCやスマートフォンなどを つかわず、WEEKSを活用されているのだそうです。 さっそく、つかいかたをうかがってみましょう。

本のフレーズや年間の目標が丁寧な字でびっしり! 「仕事の合間などに読み返しています」

仕事柄、読んだ本を記録することが多いという田中さん。
WEEKSを見せていただくと、
きれいな字でびっしりと埋められたページが
目に飛び込んできました。

「仕事をする上で参考になるようなビジネス理念や、
 いいなと思う言葉をメモページに書き留めています。
 前は、別の手帳に書いていたんですけど、
 それを見返すことはあんまりないので、
 いつも持ち歩いている1冊に書いてあった方が、
 ふとした瞬間に読めていいなと思いました。
 それに、メモページって、これまで
 つかわずに終わっちゃうことが多かったので、
 有効につかいたいなと思ったんです。
 まだスタートしはじめたところですが、
 気に入ったものを片っ端からどんどん書いていけば、
 1年後にはいい感じになっていそうだなと思ってます」

そして、別のページには
はやくも2013年の目標が書き留められていました。

「毎年、目標をたてているんです。
 たくさんあって全部達成できるかわかりませんが
 ときどき読み返すことで目標を再確認できます」

左側には2013年の目標。右側には
マクドナルドのCEOである
原田泳幸さんの言葉が書かれています。

本を読んでいて、いいなと思ったフレーズを
片っ端から書き留めています。

つかっていくうちに生まれたマイルール。 「スケジュール管理は、この1冊に集約します」

もともと、ほぼ日手帳のオリジナルを
つかっていたという田中さんですが、
2011年版にWEEKSが初めて登場し、
丸善丸の内本店で販売イベントを行ったのをきっかけに
WEEKSをつかうようになったそうです。
「大まかなスケジュールはここに書いています」と、
月間ページを見せてくださいました。

「休みがシフト制なので、Aが早番、Cが遅番と
 いうふうに分けています。
 店舗でのイベントや個人的な用事も
 ここに全部書きこんでいます。
 プライベートと仕事の予定を2つの手帳に分けていたら、
 ダブルブッキングを繰り返すことが多くて(笑)。
 さすがにまずいなって思って
 この1冊にまとめたら、管理しやすくなりました」

なるほど。記号化することで、すっきりと見やすいですね。
この方法は初代のWEEKSから続けているルールだそう。

初代WEEKSからつかってくださっています。
2013年で3冊目!

月間ページはシンプルに。
アルファベットで書かれた
シフトが一目でわかります。

左側の週間予定ページには、
出版社ごとの予定や売り上げ、
右側のメモページには
書籍の発売予定を書いています。

売り場にいるときもWEEKSは肌身離さず。 かばんからのぞく赤いチェック柄が目印です。

田中さんはブックアドバイザーとして
お客さまに本のアドバイスしたり
書評を書いたりといった業務もされています。
売り場にたつときは、
お客さまからの質問にすぐに対応できるよう、
ペンとメモ帳をウエストバッグに常備しているそう。
そして、このバッグの中には
もちろんWEEKSも入っています。

「2013年はWEEKSの種類が増えたので
 けっこう迷いました。
 革のカバーもいいなと思ったんですけど、
 もともと赤いチェックがすごく好きなので、
 マドラス・レッドにしたんです」

なるほど。それにしてもこのかばん、
WEEKSを入れるのにぴったりですね!

「腰から下げられるので、両手も使えますし
 作業をするのにちょうどいいんです」

2012年の手帳も迷わず
大好きな赤いタータンチェックにしたそう。

前職のときから愛用しているというバッグ。
手帳、メモ帳、ボールペンを入れて
仕事中も肌身離さず身につけています。

売り場にて。赤いチェックがアクセントです。

ひとつひとつの質問に、きっちりとていねいに
こたえてくださった田中さん。
WEEKSのつかいかたも、
自分ルールをつくった上での
つかいかたをされていたのが印象的でした。
最後に、こんなふうにおっしゃってくださいました。

「スケジュール管理はいろいろ模索してきて、
 ずっと同じスタイルでつかっているので、
 さすがにもう他の手帳に変えたくないなぁと思っています」

田中さん、本当にありがとうございました!

2013-01-08-TUE
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