もともと書くことが好きで、日々のできごとを
日記帳やブログに綴っていたというayuhaさん。
「ほぼ日手帳」をつかいはじめたのは、
ロフトで偶然みかけたのがきっかけだったそう。
「いままで、日記は日記帳に、予定はスケジュール帳に、
収支は家計簿に、というふうに分けていたんですけど、
昨年9月に『ほぼ日手帳』を渋谷ロフトでみかけて、
この手帳なら、いままでバラバラにつけていたものを
1冊にまとめられるかも、と思って購入したんです」
その際、本体のみをご購入されたとのことで、
カバーを拝見すると、なんと「ほぼ日」でもおなじみの
「HENRY CUIR(アンリークイール)」のカバー!
しかも、これはひょっとして‥‥ブックカバー?
「はい。もともとアンリさんの革製品が好きで
ブックカバーをお店で購入していたんですけど、
『ほぼ日手帳』は文庫本サイズなので、ぴったりでした」
深いボルドーの革が、とてもいい感じですね!
「長くつかえる革製品が好きなんです」というayuhaさん。
アンリさんのブックカバーが「ほぼ日手帳」にぴったり!
さっそくページを拝見すると、日々の生活のことや
ライブの感想などがぎっしりと書きこまれていました。
たとえば、その日食べたものや体調について、
「胃腸にいいもの・悪いもの」リストまで‥‥。
もしかしてayuhaさんは、かなりまめなタイプですか?
「いえいえ、そんなこともないですけど、
書くことがとにかく好きなんです。
それに、けっこう風邪をひきやすいので、
体調管理の意味でも書いておこうと思っています」
ayuhaさんが常に持ち歩いているという
マスキングテープも見せていただきました。
買い物中に、かわいいテープをみつけると、
ついつい買ってしまうのだとか。
思い出のページをデコレーションしたり、
ライブのチケットをテープでさっと貼ったり。
カラフルに彩られたページからは
たのしく自由につかわれている様子が伝わってきます。
幼稚園でライブをした際に、子どもたちから贈られた手紙。
常にバッグに入れているというマスキングテープとはさみ。
10年以上、路上ライブを続けてきたMinxZone。
長い年月の間には、先のみえない将来のことを考えて
真剣に悩んだこともあったそうです。
そんなとき、地元・兵庫県に住む家族の応援が
いつも心の支えだったのだとか。
「年に1度くらいしか帰省できないんですけど、
正月にみんなで撮った家族写真を手帳に貼って
両親と、2人の妹にメッセージを書いてもらいました。
手帳って、肌身離さず持っているものなので、
いつでも読み返せて、そのたびに励まされています。
ここは、ほんとうに大好きなページですね」
ページをめくると、ご両親がそれぞれ描いた絵が
ありました。なかでも、お父さまが描いたのは、
演奏中のMinxZoneのイラスト!
「MinxZoneが紅白に出る初夢をみたらしくて‥‥
父が絵を描くなんて、初めて知りました(笑)」
家族の写真と、ひとりひとりからのコメントが宝物!
お父さまが描かれた絵。初夢にMinxZoneが‥‥!
メジャーデビュー以降は、仕事の幅が広がって
ますます忙しくなったというayuhaさん。
(実際、この取材も仙台ライブの後に行われています)
それでも、毎日書くことだけは欠かさないとのこと。
書き続けられる秘訣って、なんでしょうか。
「うーん、1日のけじめ、みたいな感じです。
いやなことがあっても、手帳に書くことで
すっきり終わりにでき、翌朝はまた真っ白なページをみて
あたらしい気持ちで1日のはじまりを迎えられます」
なるほど、手帳に書くことによって、
気持ちが切り替えられているんですね。
「朝は予定を確認して、夜はその予定をちゃんと守れたか
確認するのが日課になっています。
それで、がんばれていたら、自信が持てる。
そういう気持ちになれたのは
『ほぼ日手帳』をつかいはじめてからです」
ファーストアルバムが発売されたときの日記!
チケットや切り抜きもマスキングテープで貼っています。
-
開きやすいように、月ごとに
マスキングテープで「ふせん」を。 -
年間インデックスに体重を記録して
体調管理に役立てています -
マスキングテープの上に字を書けば、
あとで剥がすこともできて便利! -
ライブがある日は、
ギターのシールを貼っています。 -
楽しみにしている日は、あらかじめ
1日ページをカラフルに彩っておきます。
ayuhaさんの手帳を拝見していると、
今年からつかいはじめたという感じがしないほど
たくさんの工夫が盛り込まれていて、
たのしくつかってくださっている様子が
伝わってきました。
また、ご家族の写真や
応援のメッセージがつまったページも
ほんとうに素敵でした。
ayuhaさん、どうもありがとうございました!