岩手県

LifeのBookほぼ日手帳2025。全国の地元麺アンケート。47都道府県のおすすめ麺集めました!

47都道府県のおすすめ麺 岩手県

とくにコメントが多かったのは‥‥

  • じゃじゃ麺
  • 盛岡冷麺
  • わんこそば

やはり岩手三大麺「じゃじゃ麺」「盛岡冷麺」「わんこそば」!
とくに「じゃじゃ麺」にはそれぞれ好みの食べ方があるようで、
熱のこもったメッセージがたくさん寄せられました。

吹き出し みなさんからのコメントをご紹介!

じゃじゃ麺

盛岡の「百龍」のじゃじゃ麺がおすすめです。
柔らかめに茹でて湯を切ったほかほかのうどんに、
地味な色(やや緑がかったベージュ)の肉味噌と、
さっと茹でた千切りのきゅうりがのっている、とても地味な見た目。
肉味噌にはにんにくが効いているので、匂いも独特です。
その見た目にひるまず、好みでお酢を足して(私はたっぷりかけます)、
全てをぐちゃぐちゃにかき混ぜる。
さらにおろし生にんにくもお好みで追加。
これは食後本当に臭うので一瞬ためらいますが、
やっぱり入れずにはいられません。
混ぜたらひたすら食べます。
でも最後、少しだけ残さないといけません。
残した状態で、テーブルにある生卵を割り入れ、
黄身を混ぜて店員さんにチータンを頼みます。
器にうどんの茹で汁と少し肉味噌を入れてもらったらかき混ぜて、
スープとしていただきます。
初めて食べた時はあまりに素朴で驚きましたが、癖になる。
無性に食べたくなる味です。

(まいじ)

わんこそばと冷麺に比べて、
さらにローカル感の強い「じゃじゃ麺」。
仕事で半年常駐していた頃に、
職場の地元の方にお店を紹介してもらってハマりました。
肉味噌に、ニンニク、ショウガ、ラー油を
お好みの分量で好みの味にして、
ガシャガシャっと混ぜて食べる、
ちょっと雑な感じの食べ方。
最後は、少し麺も残した食後の皿に生卵を割り入れ、
お店の方に頼んで麺の茹で汁を入れてもらって
チータンタンにしていただきます。
普通に夕食にもいいし、地元の方は飲みの締めで食べるとも。
発祥の店「白龍(パイロン)」が特に有名ですが、
個人的には「香醤」が思い出です。
たまに無性に食べたくなるんですが、
じゃじゃ麺のお店って全国にはないんですよね。

(ころ)

じゃじゃ麺は基本は同じですが、
調味料の好みによってみんな違います。
友達でも家族でもぜんぜん食べ方が違います。
お酢入れる人、ラー油入れる人、ネギいれない人、
にんにくめっちゃ入れる人、ちーたんたんはいらない人など。
だから初めての人は食べ方が難しいです。
自分の好みを見つけるまでややこしい食べ物なのです。
でも見つけたら、また食べたいなぁと思ってしまいます。

(月子)

盛岡の実家に帰省するたび必ず食べています。
白龍のじゃじゃ麺が一番好きです。
ラー油多めで混ぜて食べるのがおすすめです。

(watapica)

癖になるおいしさ。一度食べただけでは、なかなかはまらない。
何度か食べるうちにはまっていき、じゃじゃ麺中毒。
自分流に味付けできる。お勧めのお店は、白龍。

(るん)

盛岡冷麺

歯ごたえのある半透明の麺に牛スープが基本。
お店によってトッピングが微妙に違い、
きゅうり、白胡麻、お肉、ゆで卵半分、
果物(スイカや梨など)などが乗ります。
必ず聞かれるのが辛味をどうするかで、
小辛・中辛・大辛・別辛で選ぶと、
それに応じてキムチを入れてくれます。
別辛にしてキムチはおつまみで楽しみ、
冷麺を少し食べてから、
キムチの残り汁を入れて味変するのがおすすめ。
元祖と言われる食道園で、
卵をつけて食べる独特の焼き肉と
クラフトビールとともに、どうぞ。

(たま)

スープにお店の個性が出ると思います。
まずはキムチを入れないでスープを楽しんでほしいです。
おすすめのお店は
「食道園」「ぴょんぴょん舎」「もりしげ」です。

(こばこ)

「ぴょんぴょん舎」の冷麺は、
秋はスイカではなく梨がのっていて、
辛酸っぱさに程よい甘味でおいしいです!

(もぐ)

お酢を入れて酸っぱくして食べるのが
酸っぱいもの好きにはたまりません!

(ひな)

現地のお店で食べる盛岡冷麺と、
スーパーや土産店で買える盛岡冷麺は、
似ても似つかぬ味です。
それでも両方盛岡冷麺であり、
それを許容している盛岡らしさが好きです。

(なよさん)

盛岡駅前にあり飛び込んだ「盛楼閣」の冷麺が
とてもおいしかったです。
焼き肉も一緒に食べましたが、
その焼き肉も目が飛び出るくらいにおいしく、
おいしいお肉で出汁を取った冷麺はやはりおいしいのだな、
としみじみ思った一杯です。

(ともも)

わんこそば

「直利庵」で南部藩の歴史までいただく醍醐味を
楽しんでほしいです。

(みっちゃん)

一口でつるっと食べられるのどごし。

(はたさん)

わんこそばは、盛岡だけではありません。
平泉でも、盛り出し式わんこそばがあります。
自分のペースで食べられて、
これはこれで、おすすめです。
平泉「芭蕉館」がおすすめ。

(はせさん)

卵麺

県南の一部地域で食べられている
水とたくさんの卵で練られた麺です。
夏に素麺のように食べたり、冬は温麺でもおいしい。
茗荷と合います。
卵の香りとぷつっとした歯ざわりが子どもの頃から大好きです。
大学に進学し上京した時、ホームシックになり食べたくなって
スーパーで見つけられず
店員さんに「卵麺ありますか?」と聞いて
不思議な顔をされた思い出があります。

(ぴるる)

我が家の常備食品で、配偶者の出身地である
岩手県江刺のソウルフード。
黄色みがかった麺は小麦粉と鶏卵を主原料としており、
シャキシャキした歯ごたえとほんのりした卵の香りで
飽きなく食べられる乾麺です。
そうめんのようにつけ麵としていただくのが一般的ですが、
パスタ風、寄せ鍋や水たきもお勧めです!

(ぶるーす)

釜石ラーメン

岩手県内陸部から釜石地区に嫁ぎ、釜石ラーメンを知りました。
地域の中華料理店や食堂に必ずある地元のラーメンです。
スープは煮干しのきいた薄口しょうゆ系(?)で、
麺が超極細ちぢれ麵です。
労働者の昼食に早く提供できるよう極細であり、
汗をかく労働者のために塩が効いている、と聞いたことがあります。
旅行であちこちのラーメンを食べておいしいとは思うのですが、
地元に帰ってこのラーメンのスープを一口飲んだ時に
五臓六腑に染み入る感じは、実家の味噌汁を飲んだ時に似ています。
使っている醤油は地元の藤勇醬油がほとんどで、独特の甘さがあり、
スープの味の決め手だと思います。
あっさりしていて、老若男女いつでも食べられるやさしいラーメンです。

(さやくま)

岩手県

じゃじゃ麺

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2024-11-06

イラスト:石松あや(しまりすデザインセンター)