[ほぼ日酒店 YOI]今日も乾杯! ほぼ日ペールエール [ほぼ日酒店 YOI]今日も乾杯! ほぼ日ペールエール


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日野祭りとは?
日野町の1年でいちばん熱い日が「日野祭り」。
毎年5月2日と3日に開催される
馬見岡綿向神社(うまみおか・わたむき神社)の
大きな祭りで、850年以上の歴史があります。



馬見岡綿向神社の歴史は古墳時代までさかのぼります。
545年に日野町の東にある綿向山(わたむき山)の
山頂に祠を建てたのが始まりで、
平安時代の796年に現在の場所に移りました。
戦国時代に日野に城下町を築いた蒲生氏に大切にされ、
江戸時代からは日野商人たちの心のよりどころとして
今に至っています。



日野祭りは、5月2日の夕暮れから
各町内の曳山(やま)が出て、
夜おそくまで祭りばやしが演奏されます。
5月3日は朝から神社でおごそかに神事が行なわれ、
各町内から引かれた16基の曳山と、
3基の神輿(みこし)が、日野商人街道を通って
昼ごろに綿向神社に大集合します。
みなさん、お酒やビールを飲んで、盛り上がるそうです。



山車(だし)は京都祇園祭の山鉾が有名ですが、
日野祭りでは曳山(ヤマ)と呼びます。
トムさん

祭りになると、日野から出ていた人や、
親戚一同がみんな帰ってきて、観光客も含めて
2万6000人くらいの人出になります。
お神輿と曳山の行列が神社を目指して、
祭ばやしと掛け声で、まあ大騒ぎですわ(笑)。
僕とヒロアキとショーンは、
この祭りがきっかけで知り合うことができました。

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町内各地に建つ曳山の車庫「曳山倉」
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神社の出入り口にあるはずの鳥居が中の方にある理由は、
曳山が鳥居の下をくぐれないから。
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馬見岡綿向神社(うまみおか・わたむき神社)
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