[ほぼ日酒店 YOI]今日も乾杯! ほぼ日ペールエール [ほぼ日酒店 YOI]今日も乾杯! ほぼ日ペールエール


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3人の出会いやりたいことはビールづくり
3人のお祭り大好き人間が出会ったのは、
2017年5月の日野祭りのあと。
トムさんの家に大勢が集まったときのことです。
田中さん

2017年3月末にトムが引っ越してきました。
その時点でトムとショーンは、
日野町に住むアメリカ人の紹介で
知り合いになってたんですよ。



当時ショーンは近江八幡と日野に住んで10年以上で、
僕も日野町に戻って5年くらい経つので、
お祭りで会ってお互い顔は知ってました。
トムの家はうちから徒歩1分(150m)で、
引っ越してきていきなり祭りに参加していたので、
町内会としてトムのことは知っていました。

トムさん

お祭りが終わった後に、僕は友達もいないから、
ぜひみんなで友達を呼んでご飯食べに来てよって誘って。
で、集まった人のなかで僕がいちばん年上っぽくて、
「若者はどんな将来の夢持ってるの?」
「みんな本当は何かしたいことある?」って訊きました。
で、若者たちが次々に語っていったんですよ。

田中さん

僕は建物の利活用を計画する会社に
勤めていたんですけど、
物をつくる仕事もしてみたいと考えてました。
家業が酒屋で、昔は物づくりもしていたので、
お酒をつくりたい、ビールがつくれたらいいなって
話をしたんですよ。
そうしたら、ショーンが「俺ビール作れるよ」って。
「ほんまに!?」と。

ショーンさん

アメリカに10年くらい住んでいたときに、
ホームブルーイング(自家製ビール作り)をしてました。
アメリカでは趣味でビールを作るのはよくあることです。

(※日本ではアルコール分1度以上のお酒の自家醸造は
酒税法で禁止されています)

トムさん

そこから1ヵ月くらい毎週3人で会って、
どんなビールをつくるか、設備をどうするか話しました。
ショーンにはビールづくりの腕があった。
ヒロアキは酒屋なので販売と経営ができる。
僕は東京に友達はたくさんいるし、
デザインとかディレクションができる。
それぞれがもっているバックグラウンドがフィットして
ビールづくりを始めたのです。



偶然だけど、3人とも美術系の勉強をしていたので、
イメージとブランドの部分にはすごく敏感だった。
ビールの名前とデザイン、何をテーマにして、
何のためのビールを作りたいのか
めっちゃ考えて話し合いました。

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