甘いもの好きなみなさん、お待たせしました。
お正月にご好評をいただいた「2013年あんこの旅」、
その第2弾のはじまりです。
糸井重里が珍しく「講演」というスタイルで語る、
このコンテンツをまだお読みでない方は、ぜひご一読を。
あんこの話をするときだけ「大統領」と化す糸井の、
熱くまじめな一面をご堪能いただけることでしょう。
この講演の中で糸井は何度か、
和菓子の「とらや」さんについて触れています。
「とらやについては、あらためてじっくり話します」
「まったく、とらやはすごいです」
「ぜーんぶおいしいんです。あそこんちは」
そんな「とらや」さんに、
なんとわれわれは
早くもお会いすることができてしまいました。
あんこの旅は、はじまったばかりなのに!
▲1月初旬、「ほぼ日」にご来社くださいました。
いくつかのご縁が重なって
「とらや」さんとのつながりができてからは、
スピーディーに話が進みました。
この時点ではすでに、気仙沼で開催される
「甘くてたのしいあんこのワークショップ」への
ご協力をいただけることになっていたのです。
(※ワークショップの詳細は下に)
この日は初の打ち合わせで、
お互いに「はじめまして」という場面です。
写真の手前、左から右に向かって‥‥
事務局の中田洋子さん、
広報担当の松平斉忠さん、
最高技術者の染谷武徳さん、
製造担当の本田順子さん。
4名の「とらや」の方々が、いらしてくださいました。
おいしいお土産もいただきました。
(↑リンク先に、ある事件の報告が‥‥)
その奥に、「ほぼ日」ではおなじみの姿が見えます。
なかしましほさん。
おやつといえばこの人、ということで、
ワークショップをお手伝いしていただくことになりました。
打ち合わせはたのしく進みます。
「あんこをその場でつくって食べるというのを
実現してみたい。
それ以上のことはなんにも思っていないんです」
と、まじめに語る糸井重里。
「とらや」の最高技術者、染谷さんがそれを受け止め、
気仙沼のキッチンでできそうなあんこの作り方を
提案してくださいます。
その場でできたあんこをどうやって食べるのか。
これも、決まりました。
発表しましょう。
・お汁粉
・あんこトースト
・おはぎ
この3つを、できたてのあんこで食べるんです。
‥‥ね?
もう、おいしそうでしょう?
たのしそうでしょう?
さらに、なかしましほさんは、
ワークショップの直前に更新する
「ちいさなレシピを1ダース」のレシピを
あんこを使ったおやつにしてくださるとか。
それもたのしそう!
わくわくする内容がどんどん決まった打ち合わせでしたが、
最初にあいさつを交わしたとき、
糸井はこんなことを言いました。
「今日、ぼくはあんまりしゃべらないようにします。
だって、ワークショップのときに
新鮮な気持ちで話をしたいですから」
なのですが‥‥
目の前にいらっしゃるのは「とらや」の最高技術者です。
最初は質問を控えていた大統領。
でも、あんこへの好奇心・探究心を抑えるのは難しく‥‥。
気がつけば、たくさんお話をうかがっていました。
その一部をお届けいたしましょう。
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