腰を据えて食べることを考える。
NHKのドキュメンタリー番組が、人々を動かした。

これからご注文を
考えている方に、たいせつなお知らせ。


今日、初めてこのページをご覧になった方
まずはここを読んでください。

あと3日、
じっくり考えてください!

2月21日からはじまった
「腰を据えて食べることを考える」。
斉須さんが、「何食べ」のビデオの続きを見て、
考えたことを話してくださいました。

ありのままの姿が
生きるための根幹を教えてくれる


ビデオの続きを見ました。
時間と、体力と、情熱と、費用が莫大にかかってますね。
浅草で取材をするわけじゃないんで、
現地の様子も何も、ぜんぜんわからないわけでしょ。
ベドウィンのように摂氏50度で
何日も何日も逗留している様子を見ているだけで
もう正座をして見なきゃって思う。
撮影した人は、現地の人たちに、
自分を同化させて、カメラを向けて、
ありのままの姿というところまで
持っていくのが大変だったんじゃないかな。
戒律とかもあるでしょう。
宗教の違いも大変ですよ。
ぼくもフランスに行ってはじめて憶えましたね。
そういうところまで入り込んで成り立ってる
このドキュメンタリーは、
悲喜こもごも、複雑だっただろうね。
撮影をしていた人も、レンズを通しながら、
世界の広さをすごく実感したんじゃないかな。

第5卷「灼熱の海にクジラを追う」の中で、
「とりすぎてはいけない。
 今、根こそぎとってしまうことによって
 明日がなくなってしまう」
という部分は、本当に感慨深かった。
ぼくの調理場でも、たとえば洗い物をするときに、
全開でお水を出すと、汚れにからむ前に
落ちてしまうお水があるじゃないですか。
だから、「用を足すために必要となる最大の
水量でやればいい」って言っているんですよ。
みんなが少しずつ、気づいて、我慢すればいい。
昔の人の方が、自己制御がよくわかってましたよね。

ビデオを見れば見るほど、
「食べることの大事さ」ってことが
どんどんわかってくるんです。
飽食や使い捨ての生活をしている人と、
同時進行で、
生きるために食べている世界が回ってると思うと、
割り切れない気持ちになるけれど、
「生きるための根幹が何か」ということを
示してくれていますね。
何度でも見てしまいます。

ありのままに映し出された「生きるために食べる姿」が
現在の調理場で斉須さんが、考え、
行動していることと結びついた。
前からやっていらっしゃった行動かもしれませんが、
その意味がより深くなっていることがうれしいです。

つづいては、第一段の発送で
「何食べ」が到着した方々からの
メールをご紹介します。
ご家族で見て、「食べること」について
考え始めていらっしゃるようです。

*******************************

見てショックでした。
ショッキングな映像というのではなく、
自分の周りのことがすごくちっぽけなものに
感じるというか、生きることって
こんな淡々とすることなんだって
改めて考えさせられた感じでした。
私は陶器と作ってる窯元です。
食に関する・・・少し違った意味で
食に関しているのでと
ワクワクしながら『人間は・・・』を注文しました。
途中から小学生の娘2人も一緒に見てたのですが、
じっと見てました。
豚の解体のところは「うわ〜!」と
声も出してましたが、自然な様子に目を凝らして
見ていました。

日本人ほど食生活も生活自身も
大きく変わった国民もいないと思います。
イタリアンでもフレンチでも中華でも、
当然和食もなんでも食べます。
世界中回らなくても、色々な料理も
口にすることが出来ます。
でも、色々な病気だって何でもござれになってきてて・・・
高血圧にはこの食材がいいとか、
コレステロールが気になる方は
こんな野菜を食べましょう
なんてテレビ番組まであってて、
しかもしっかりメモとって
冷蔵庫に張ったりして・・・
なんだか病気になることに
いつもビクビクしてるんですよね。

まだ1巻だけ見ただけです。
でも、とってもショック・・
いい意味でもショックでした。
そして、羨ましいと思いました。
変わってしまった日本人が
いまさら『こだわり』を持つとしたら何なんでしょうね?
8巻までショックを受けながら見ようと思います。
次を見るのがとっても楽しみです。
(がりこ)


見ましたよぉ!!3巻まで。
映像の中、ぶたを潰して
家族で全てを食べ物にしてゆく様子は
映像が静かで、美しいと思えるくらい
なにかとても敬虔な気持ちになりました。

あの中には人が食べてきたものを通じて
人がどうやって互いを愛し、土地を愛し
自らを育んで来たのか、が
しずかに写し取られているんですね。

「なんでぶたさんをころしちゃうの?」
「そうやってずーっと食べ物として
ぶたさんやうしさんを殺して食べて
きたの、かわいそうだけど
しょうがないことなの。だから
ご飯食べる時いただきます、って
いうのだいじなのよ。」

こんな会話を4才半の娘としながら
見ていました。
(あいだ)


『なに食べ』ビデオ、息子(小2)と観てますよ〜!!
息子と一緒に観てると、旅行した気分になって、
GOODです。

ウチは、なかなか旅行は連れて行ってあげられなくって、
国内旅行、しかも、近場で一泊2日が精一杯なので、
海外はちょっと無理。
「何食べ」で世界旅行(のつもり)、
息子の好奇心ににんまりです。

黙って二人で『何食べ』を観るのかと思いきや、
黙っていられない私達親子は、
あれこれ感想を話しながら観ることができて、
嬉しい誤算です。

始めは一人で観ようと思っていたのですが、
息子が寝てからだと、『なに食べ』を観はじめる
時間が夜中になっちゃうから、
「一緒に観る?」と聞いたら、「うん」といって、
隣で喜んで観てる・・・。

『なに食べ』に、息子が惹かれてる・・・・。
『なに食べ』難しい番組だと思うんだけどなぁ。
難しいと思うのは親だけかな?

宮崎監督と子どもの心 
つながっている!
(チャメ)


********************************

一人でじっくり観たり
家族など大勢で話しながら観たり、
実は、見始めた時の衝撃から、全部見て、
もう一度好きな場面を見てみると、
気づくことが、増えていくのを感じるのです。
「あきるまで見尽くす」、これが「何食べ」に
取り組む時のコツかもしれません。

ほぼ日で「何食べ」を販売するのは
3月11日(火)の24時までとなっていますが、
今回のこの「何食べ」の渦が、私たちにとって
「食べること」をもう一度見つめてる
足がかりになって、ずっと続いていく気がしています。


特典にまつわるこぼれ話
1等はこんな感じで届くのです!!

3月7日に、
1等 1組2名様を『コート・ドール』の
   ディナーにご招待。
の人数が、2組4名様になりました!

とお伝えしました。

今日は、その本当にラッキーな方に、
どのようなものが届くのか、ちょっとだけ
フライングして、みなさまにお伝えします。


(実際のものとは異なります。
  画像をクリックすると、拡大して見ることができます)


この招待状を手に入れる、本当にラッキーな
2組4名様は、
3月15日(土)にほぼ日上で発表します。
それまでは、当選する夢を見ながら楽しみにしていて
くださいね。

それではっ!

商品について詳しくはこちら

商品の注文について詳しくはこちら

ほぼ日だけのスッッッゴイ特典についてはこちら
先日発表のとおり、特典が追加されています。

連動企画
「『人間は何を食べてきたか』は誰がみるのか?
あ、オレか。」

2003-03-07-FRI


戻る