おとなの小論文教室。

受験のテクニックとして、小論文の書き方を勉強した?
その後は、ナイスなテキストを書いていますか?
考えること伝えることの愉快を、ここで味わいましょう。
ありがたいことに、小論文というものを
考えたり、たのしんだり、たくさん読んできた
カジュアルで優しい先生がいるんです。
さぁ、山田ズーニー先生、お願いしまーす。

Lesson1104
まちがったイメージはどこからくるか

よしこちゃんは、お金をとっていません。

でも、とった、と思うのは「偏見」です。

よしこちゃんはお金をとっていそう、
だから誕生会に呼ばない、のは「差別」です。

………………………

今回のコラムは、誰を責めるものでもない、
そこは信じてほしい。

ネット社会になって、根も葉もない噂が、
たった数時間で、広範囲に拡散される。

だれもがターゲットになる可能性があり、
誰もが間違いを拡散してしまう可能性がある。
私も、する可能性も、される可能性もある。

まちがったイメージを張り付けられた人間は、
死ぬほど苦しい。

噂をリレーする前に、私も含めて
一人一人が立ち止まって「考える」よう、
願いを込めて書く。

………………………

よしこちゃんは、お金をとっていません。
しかし、クラスの人は、

「よしこちゃんがとってそう」

「よしこちゃんの家は貧乏そう」

「よしこちゃんの服は汚そう」

などと憶測しました。

わるい噂話をしあっているとき、
人は、脳に快楽物質が出ます。

「よしこちゃんはお風呂に入ってなさそう」

「よしこちゃんは臭い」

「お金をとったのはよしこちゃんだ」

ヒドイ言葉ほど脳の快感も大きくなるので、
噂をリレーする時、人は無意識に話を盛ります。
だから、どんどんどんどんエスカレートします。

そうして、お家でひらく誕生会に、
だれも、よしこちゃんを呼ばなくなりました。

「ことしは、よしこちゃん来ないの?」

ある誕生会がひらかれた家で、
おじいちゃんが不思議がりました。

おじいちゃんは、毎年、
孫の誕生会によしこちゃんが来ていたのに、
なぜ来ないのか、孫に聞きました。
すると、

「なんとなくこわいから」

と。誕生会に来ていた孫の友達も、

「よしこちゃんを家にあげるとお金をとられそう」

などと、口々に言い、

「よしこちゃんが来ると臭くなりそう」

という言葉が出たとき、
誕生会に来ていた子たち全員が、ドッ、と笑いました。

おじいちゃんはとても笑えません、
よしこちゃんになんと切ないことを、と。
でも、しばらく考えて、

「問いを出そう!」

と言いました。誕生会に来ていた子たちは、
おじいちゃんと一緒に、
よしこちゃんにたいする問いを紙に書きだしました。

「よしこちゃんは汚い?」

「よしこちゃんは臭い?」

「よしこちゃんの家は貧乏?」

あまりにストレートすぎる問いに、
おじいちゃんは頭を抱えました。

この問いを、このまま、
よしこちゃんや関係者にぶつけてはいけないよ、
どうやったら、よしこちゃんを傷つけずに、
答えに近づけるかを考えるよう教えました。

「証拠はあるか?」

という問いについては、おじいちゃんは、
「いい問いだ」と言いました。

おじいちゃんは、孫とその友達に、
まず、よしこちゃんのことを知ろう。
よしこちゃんの言葉をよく聞こう、
よしこちゃんの行動をよく見よう、
話をしたり、質問もしてみよう、と言いました。

答えを知る機会は、案外早く来ました。

問いを出した生徒の1人が、
体育で、よしこちゃんと2人組になったのです。
腕を組んだり、背中をくっつけたり、
いっしょに体操をしているときに、

風の向きもあって、ふわっ、と、
よしこちゃんの匂いを嗅ぎました。
それは、さわやかで、花のよう、

「わぁー、よしこちゃん、いい匂い!」

と思わず声が出ました。
すると、よしこちゃんは、喜んで、

「お母さんが、きれい好きで、
毎日お洗濯をするから」

と言いました。
そんなふうにして生徒たちは、
よしこちゃんと、毎日、少しずつ話し、
つぎつぎわかってきたことがあります。

よしこちゃんのお母さんは、一人で、
よしこちゃんと、2人のお兄さんを育ててきたこと。

お母さんは、きれい好きで、
よしこちゃんの服も、2人のお兄さんの服も、
1回着たものは、必ず洗濯をすること。

よしこちゃんは毎日お風呂に入っていること。

にもかかわらず、まわりからなぜ
汚いというイメージをもたれているかと言うと、

よしこちゃんが、たびたび2人のお兄さんの、
おさがりを着ているから。
古着には洗っても洗ってもとれないシミやキズが
あることもあり、それも古着の味。
毎回きれいに洗って着るのだから、
汚れているのとは、全然違うこと。

特待生として大学に通っている
2人のお兄さんは、それぞれ就職先が決まったこと。
だから、来春から家計がラクになると
よしこちゃん一家に希望があること。

よしこちゃんが、少ないお小遣いの中から、
ずっと寄付を続けていること。

そして、よしこちゃんがお金をとったという証拠は、
なに1つ見つからなかったこと。

生徒たちは、発見があるたびに、
おじいさんに報告しました。

「よしこちゃんは汚くないし、臭くもないし、
清潔でいい匂いがすることがわかった。」

そして話し合いました。

「でも、そもそも、身なりが汚い人がいたとしても、
臭い匂いの人がいたとしても、それだけで、
悪いイメージを持つのは、ちがうんじゃないか?」

「そうそう、私たちだって、
災害でお風呂に入れなくなったら、臭くなるし」

「過去に貧乏だった人が、今はお金持ちになったり
ずっとお金持ちと思っていた人が、
実は今お金に困っていたりすることもあると思うの」

お金持ちか貧乏かは、固定でなく変化を伴う
ということにも考えが及びました。

「それにお金に困っている人がいたとしても、
そのことと、人のお金をとることは、別じゃないか?」

たくさんお金を持っていても、
人のお金を横領する人もいるし、
貧しくても寄付をする人もいる。

「家がお金持ちか貧乏かで、
人を判断することはできない」

さらに、よしこちゃんがお金をとったと言う人の
理由は、きまって、

「クラスの誰々さんがそう言っていたから…」

で、その誰々さんに聞いてみると、また別の、
「誰それさんがそう言っていたから…」。

そうやって、どんなにたどっていっても、
だれも証拠を持っておらず、
そもそもだれも本当かどうかを確かめよう
ともしていなかった。そういう場合、

「誰々さんがそう言っていた」
「みんな言ってる」は、証拠にならない。

結論は、

「証拠がない以上、
よしこちゃんがお金をとったとは言えない。」

それに、よしこちゃんのことを知れば知るほど
お金をとったとは思えなくなっていたのです。

おじいちゃんの孫と友達は、ふたたび、
よしこちゃんを誕生会に呼ぶと決めました。

冬休みになって、
教室の古い棚を取り替えに来た業者が、
棚と壁の隙間に落ちていた、
例のなくなっていたお金を見つけました。
よしこちゃんの疑いは晴れました。

よしこちゃんは、お金をとっていません。

でも、とった、と思うのは「偏見」です。

よしこちゃんはお金をとっていそう、
だから誕生会に呼ばない、のは「差別」です。

人づてに、
だれかに対する悪いイメージを吹き込まれ、

自分はそんなものに左右はされないと思い、
真偽を確かめようともせず、
自分では何も考えないまま、何もしないまま、

その人に不利益になる言動をしそうになったら、

「もしかして、
自分のこれこそが偏見ではないか?」

と、1回、自分を疑ってみよう、
と私は思う。

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「おとなの小論文教室。」を読んでのご意見、ご感想を
ぜひお送りください
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postman@1101.com までメールでお送りくださいね。
★仕事のご依頼はここに送らないでください。
山田ズーニーtwitter( @zoonieyamada )へお願いします。
または山田ズーニーの本を出している出版社に
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【満員御礼!】この講座は満席になりました。
キャンセル待ちも締め切りました。
たくさんのお申込みありがとうございました。

宣伝会議 表現力養成コース

編集・ライター養成講座20周年記念講座

山田ズーニー専門クラス
——–伝わる・揺さぶる!文章を書く

山田ズーニーです。
私は、これまで北は北海道から南は鹿児島まで、
大学・高校生から
ビジネスマン・プロのライターから作家まで
幅広い層に、数えきれないほど表現講座を開いてきました。
その原型が生まれたのが、
宣伝会議の編集・ライター養成講座でした。
現在も講師をつとめており、毎回、
受講者に次のような声をいただき手ごたえを感じています。

 

・自分の想いの根幹を探るという経験を
こんなにじっくりと時間をかけてやったことはなかった、
得難い経験でした。

・終了したとき、この講義の意図が
身体にしみわたるように理解できた。
コミュニケ―ションが苦手だったが、
非常に楽しく有意義に受講できた。

・自己開示が苦手だったが、一気に開くことができた。

・現実の出来事を多角的に見て、表現のヒントを探すことは
全ての実務に活かせると思います。

・自分の可能性を信じようと思えた。
自分はつまらない人間ではない。

今回20周年を記念して、ご担当者の、
「この先を行く特別な講座をひらきたい。
表現力をつけたい気持ちはあるものの、
そもそも自分に伝えたいことはあるのか、
と悩む人も多く、その人たちに、
自分を貫くテーマを発見したり、
相手の心に響くように伝えるコミュニケーション力を
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という志に共感しました。
2時間×12コマで、
文章表現の本格的な基礎づくりから始まって、
相手に伝わる表現、社会に説得力を持って書く、
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までを責任を持ってサポートします。
ひとりでは気づけない自分の潜在力も、
多彩な仲間とともに引き出しあえるから開花します!
表現を通して他の受講者と心底通じ合える
「感動」の授業です。
心を揺さぶる文章を書きに、ぜひ、来てください。

あなたには書く力がある。

●詳細・お申し込み・お問い合わせは、すべて
こちらのページから
(株)宣伝会議 教育事業部 担当:小林Tel.03-3475-3030まで
*「ほぼ日」へのお問い合わせはしないでください。
*コラムの感想メールでお問い合わせはしないでください。


表現して人とつながる勇気のレッスン!



『理解という名の愛がほしい。』
河出文庫

会社を辞めた私がツラかったのは、まわりが
平日の昼間うろうろしている
無職のおばさんと見ることだった。

それまで仕事をがんばって経験を積んできた
他ならぬ私をわかってほしい。

この発想・考え・想い・感性が、
かけがえなく必要とされたい。

理解という名の愛がほしい。

「理解されたいなら、自分を表現しなきゃだめだ。」

やっとそう気づいた私は、
インターネットの大海原で
人生はじめての表現へ漕ぎ出した。


山田ズーニーワークショップ満員御礼!

いったんウェイトリストを締め切ります。

2017年6月開講したワークショップ型実践講座
「伝わる・響く!言葉の表現力をつける」
にたくさんのお申込みをありがとうございました。

大好評で即日満席、
2期、3期、4期と増設するも追いつかず、
1年待ちのウェイトリストのみ受け付けておりましたが、
現在までに12期分のお申込みがあり、
2年待ち以上の方が出てくる見込みが強くなりました。

責任を持って対応するため、
ここでいったんウェイトリストを締め切ります。

言葉の表現力をつけたいと
申し込んでくださった方々の想いを大切に
受け入れを進めてまいります。

 

●この講座に対するすべてのお問い合わせはこちらへ。

お問い合わせ先 
毎日文化センター東京 TEL03-3213-4768

http://www.mainichi-ks.co.jp/m-culture/each.html?id=699

2018年以降、東京開催、詳細未定、1年待ち。

*「ほぼ日」へのお問い合わせはしないでください。
*コラムの感想メールでお問い合わせはしないでください。

 

ワークショップ型実践講座
「伝わる・響く!言葉の表現力をつける」

――3回で一生ものの書く力・話す力が育つ

書くことによって、人は考える。
自分の内面を言葉で深く正しく理解する。
そのことにより、納得のいく選択ができるようになり、
意志が芽生える。

さらに、

言いたいことを、相手に響くように伝えられるようになる。
インターネット時代に、広く社会に
説得力を持って自分の考えを発信できるようになる。

書く力=想い言葉で表現するチカラを鍛えれば、
自分を知り、自分を表現することができる。

自分の想う人生を、この現実に書いて創っていける。

あなたには表現力がある。

山田ズーニーワークショップ型実践講座、
2017年6月東京で開講しました!


「おとなの小論文教室。」を読んでのご意見、ご感想を
ぜひお送りください
題名を「山田ズーニーさんへ」として、
postman@1101.comまでメールでお送りくださいね。

注:講演など仕事の依頼メールは、
上記アドレスに送らないでください。
山田ズーニーのtwitter(@zoonieyamada)に
直接ご連絡いただくか、
山田ズーニーの本を出している出版社に
連絡先をお問い合わせのうえで、
ご依頼くださいますようおねがいします。


★出演情報などお知らせのあるときは
 山田ズーニーのtwitter(@zoonieyamada)にも掲載します。



『半年で職場の星になる!
 働くためのコミュニケーション力』
 ちくま文庫

あなたが職場の星になる!コミュニケーション術の決定版。
一発で信頼される「人の話を聞く技術」、
わかりやすい報告・説明・指示の仕方、
職場の文書を「読む技術」、社会人としてメールを「書く技術」。
「上司を説得」するチカラ、通じる「お詫び」、クレーム対応、
好感をもたれる自己紹介・自己アピールのやり方。
人を動かし現場でリーダーシップを発揮する表現力から、
やる気が湧き・上司もうなる目標の立て方まで。
この1冊で仕事のフィールドで通じ合い、チームで成果を出していける!
自由はここにある!


ラジオで、山田ズーニーが、
『おかんの昼ごはん』について話しました!

録音版をぜひお聞きください。
「ラジオ版学問ノススメ」(2012年12月30日~)
 インターネット環境があれば、だれでもどこからでも
無料で聴けます。
 聴取サイトは、http://www.jfn.co.jp/susume/
 (MP3ダウンロードのボタンをクリックしてください)
 または、iTunesからのダウンロードとなります。


ほんとうにおかげさまで本になりました!
ありがとうございます!


『おかんの昼ごはん』河出書房新社
「親の老い」への哀しみをどう表現していいかわからない
私のような人は多いと思います。
読者と表現しあったこの本は、思い切り泣けたあと、
胸の奥が温かくなり、自分の進む道が見えてきます。
この本が出来上がったとき、おもわず本におじぎをし、
想いがこみ上げいつまでもいつまでも本に頭をさげていました。
大切な人への愛から生まれ、その先へ歩き出すための一冊です。



『「働きたくない」というあなたへ』河出書房新社
「あなたは社会に必要だ!」
ネットで大反響を巻き起こした、おとなの本気の仕事論。
あなたの“へその緒”が社会とつながる!



『新人諸君、半年黙って仕事せよ』
―フレッシュマンのためのコミュニケーション講座(筑摩書房)
私は新人に、「だいじょうぶだ」と伝えたい。
「あなたには、コミュニケーション力がある」と。
            ――山田ズーニー。



『人とつながる表現教室。』河出書房新社
おかげさまで「おとなの小論文教室。II」が文庫化されました!
文庫のために、「理解という名の愛がほしい」から改題し、
文庫オリジナルのあとがきも掲載しています。
山田はこれまで出したすべての本の中でこの本が最も好きです。



『おとなの進路教室。』河出書房新社
「自分らしい選択をしたい」とき、
「自分はこれでいいのか」がよぎるとき、
自分の考えのありかに気づかせてくれる一冊。
「おとなの小論文教室。」で
7年にわたり読者と響きあうようにして書かれた連載から
自分らしい進路を切りひらくをテーマに
選りすぐって再編集!



▲文庫版でました!
 あなたの表現がここからはじまる!

『おとなの小論文教室。』 (河出文庫)


ラジオ「おとなの進路教室。」
http://www.jfn.co.jp/otona/

おとなになっても進路に悩む。
就職、転職、結婚、退職……。
この番組では、
多彩なゲストを呼んで、「おとなの進路」を考える。
すでに成功してしまった人の
ありがたい話を聞くのではない。
まさに今、自分を生きようと
もがいている人の、現在進行形の悩み、
問題意識、ブレイクスルーの鍵を
聞くところに面白さがある。
インターネット、
ポッドキャスティングのラジオ番組です。



「依頼文」や「おわび状」も、就活の自己PRも
このシートを使えば言いたいことが書ける!
相手に通じる文章になる!

『考えるシート』文庫版、出ました。



『話すチカラをつくる本』
三笠書房

NHK教育テレビのテキストが文庫になりました!
いまさら聞けないコミュニケーションの基礎が
いちからわかるやさしい入門書。


『文庫版『あなたの話はなぜ「通じない」のか』
ちくま文庫

自分の想いがうまく相手に伝わらないと悩むときに、
ワンコインで手にする「通じ合う歓び」のコミュニケーション術!


『17歳は2回くる―おとなの小論文教室。III』
河出書房新社


『理解という名の愛が欲しいーおとなの小論文教室。II』
河出書房新社


『おとなの小論文教室。』
河出書房新社


『考えるシート』講談社


『あなたの話はなぜ「通じない」のか』
筑摩書房</small



『伝わる・揺さぶる!文章を書く』
PHP新書

内容紹介(PHP新書リードより)
お願い、お詫び、議事録、志望理由など、
私たちは日々、文章を書いている。
どんな小さなメモにも、
読み手がいて、目指す結果がある。
どうしたら誤解されずに想いを伝え、
読み手の気持ちを動かすことができるのだろう?
自分の頭で考え、他者と関わることの痛みと歓びを問いかける、
心を揺さぶる表現の技術。
(書き下ろし236ページ)



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