やっぱりそこは、ブレないんですね。
バングラデシュでも、スピルリナでも、 世界一の鉄道博物館でも。
完成は、2010年くらいかな、 もう、設立のための準備チームも 結成してるんです。
模型のレールをつくる専門家、 模型の修理をする専門家、 模型の窓ガラスを磨く専門家‥‥。
うん、その人がね、 鉄道の信号機の制御にもってこいのアイデアを 持っておられるんですよ。
当然、鉄道の専門家じゃないんですけれど、 いま、もうれつに説得中。
やっぱり、 原さんって徹底的に考古学者なんですね。
そこが出発点であり、 最終的に戻ってくる場所でもあるというか。
やってらっしゃることが多岐にわたるから ものすごく複雑に見えて ややもすれば わかりにくくなってしまいがちなんだけど‥‥。
幹の部分は「レールを敷く、考古学者」だ。
スイス・ルツェルンの国立鉄道博物館、 フランス・ミュールーズの国立鉄道博物館、 ハンブルグの市立歴史鉄道模型博物館、 ブダペストの国立鉄道博物館、 オランダのマドローダム、 あとはイギリスにも行ったし‥‥。
あれは、ほんとに、楽しかったなぁ。
一人で行くこともよくありますけどね。 でも、今回の場合は はじめ、父は行く予定じゃなかったんだけど、 「ヨーロッパの鉄道博物館をめぐるというのに オレを置いていく気か!」って。
<終わります>
計3回にわけておとどけしてきた 特集「とんでもない、原丈人さん。」は この第3部にて、 いったん、終了とさせていただきます。
もちろん今後も、 原さんのお話をお伺いできる機会があったら、 そのつど、お伝えしていきますね。
ご愛読、ありがとうございました。