みなさんから寄せられた
犬猫エピソードを、
毎日すこしずつご紹介します。
今年7月の松本ひで吉さんと糸井の対談で、
読者の「犬猫エピソード」を募集したところ、
なんと約600通ものご応募がありました。
どうもありがとうございました。
すべて大切に読ませていただきました。
こちらのコンテンツでは
編集チームおすすめの32のエピソードを、
毎日すこしずつご紹介していきます。
各賞の発表は最後にお知らせしますので、
どのエピソードが受賞するのか、
一緒に予想しながら読んでみてくださいね。
はたして「松本ひで吉賞」は誰の手に!
さあ、お待たせいたしました!
12日間におよぶ連載も本日が最終回です。
みなさんから寄せられた投稿の中から、
松本ひで吉さん、糸井重里、ドコノコチームが、
好きなエピソードをひとつずつ選びました。
受賞したエピソードのタイトルをクリックすると、
公開されたときのページに飛びますので、
どんなエピソードなのか
気になる人はぜひ読んでみてくださいね。
それでは「ドコノコ賞」から発表します!
チーム一同、
お母さんのネーミングセンスに脱帽!
「まさかそこから取る?」と思っていたら、
最後の最後でステキなオチが待っていました。
家族と犬の絆が伝わってきて、
読み終わったあとに
じーんとさせられるお話でした。
大切な思い出をおすそわけいただき、
ありがとうございました。
恋愛ドラマを見ているような気分で
読んでしまいました。
恋人とは本当に終わりなのか、
まだつづきがあるのか、
ちょっと気になるエピソードです。
こういうちょっとミステリアスな魅力が、
やっぱり猫にはあるんですよね。
最後の一文も良かったです。
ドコノコ賞、おめでとうございます!
づかさん、福耳さん、おめでとうございます。
おふたりにはドコノコ賞の賞品として、
「ドコノコのてぬぐい」「ドコノコ缶バッジ」、
さらに好きな写真でつくれる
「ドコノコキューブ」(非売品)をプレゼントします。
「ドコノコキューブ」は、
お気に入りの写真をガラスよりも透明な
アクリルキューブにとじこめた特注品です。
そのままで自立するので、机の上や、部屋の中など、
お好きなところに飾ってみてくださいね。
さあ、どんどん進めちゃいます!
つづいては「糸井重里賞」の発表です。
糸井が選んだエピソードはこちらでした。
感動的な話も、かわいい話も、
たくさんあったのですが、これがいちばん単純で、
しかもいつまでも忘れられない「絵画」だったんです。
おめでとうございます!
糸井重里賞を受賞された粒子さんには、
ドコノコのてぬぐいと缶バッジの他に、
『他人だったのに。』『岩田さん。』の2冊の本と、
糸井の愛犬ブイコの
『気まぐれカレンだー2020 ブイコ、デビュー!』を
セットにしてプレゼントします。
粒子さん、ステキなエピソード、
ありがとうございました。
さあ、残すはあとひとつ‥‥。
最後は「松本ひで吉賞」の発表で
締めくくりましょう。
応募総数600通を超える投稿の中から、
松本ひで吉さんが選んだのは
こちらのエピソードでした!
わたしにも昔、同じようなお友達がいました。
近所の公園で、会えばひざに乗ってきて、
満足したら「じゃあ、また」と去っていく友達でした。
人生を共にしたパートナーとかじゃなくて、
通りすがりのような存在でも、
なぜかずっと心のはしっこに残りつづけて、
思い出を温めてくれる。
そんな命もあるよねすてきよね
って思えるエピソードでした。
あと、あごなしビーバーっていうペンネームも
とても良いと思いました。
栄えある「松本ひで吉賞」に輝いたのは、
クロとの思い出を語ってくださった
あごなしビーバーさんに決まりました!
おめでとうございます!
受賞されたあごなしビーバーさんには、
ドコノコグッズの他に、
松本ひで吉さんの直筆イラストをプレゼント!
松本ひで吉さんと相談した結果、
エピソードに出てきたワンシーンを
特別に描き下ろしてくださることになりました。
なんと、贅沢なプレゼント!
イラスト作成にあたり、
あごなしビーバーさんから写真をいただき、
それを参考に松本ひで吉さんが
想像をふくらませて描いてくださいました。
そうして完成したイラストがこちら!
松本ひで吉さんが描いてくださったのは、
あごなしビーバーさんのエピソードに出てきた
傘を差し出すワンシーンです。
オフホワイトの画用紙に、
淡い水彩をつかって描かれています。
空を見上げるクロと、
それをやさしく見つめるあごなしビーバーさん。
はーーー、すばらしいです!!
あごなしビーバーさん、
ほんとうにおめでとうございます。
こちらのイラストは
大切に額装してお送りいたしますね。
ということで、
すべての発表がこれで終了いたしました!
おたのしみいただけましたでしょうか?
受賞されたみなさん、
エピソードを投稿してくださったみなさん、
読んでくださったみなさん、
どうもありがとうございました。
本コンテンツはこれにてフィナーレです。
今回は犬猫限定で募集しましたが、
もし次回があるなら、
犬猫以外のペットの話も
ちょっと読んでみたい気がしました。
うさぎ、鳥、魚、昆虫、は虫類なんかも‥‥。
そのときはまた一緒におもしろがってくださいね。
最後までお付き合いいただき、
どうもありがとうございました。
またいつの日かお会いしましょうー!
(おしまい)
2019-11-01-FRI
©HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
「ドコノコ」は、犬や猫と人が、
親しくなるためのアプリです。
写真をとって、ちょっとコメントつけて、
アプリのなかの「本」として育てていきます。
「ドコノコ」をたのしんでいる人が増えていくと、
紹介される犬や猫もたくさんになってきます。
いずれは、だんだん世界中の犬や猫が、
「知り合い」になっていくはずです。
知らないコよりも、知ってるコのほうが、
なんとなく親しみを感じますよね。
人が、たがいに知りあいになるように、
犬や猫どうしが、知りあっていくんです。
あのコ、どうしているのかな。
うちのコ、このごろこんな感じなんだよ。
「このエリアで、迷子になったコがいます。
みなさん、ご協力をお願いします」
なんていうときにも、お役に立てます。
「避難所ガイド」の地域をえらんで、
それぞれの犬や猫を登録しておくしくみなので、
だいたいの地域だけがわかるんです。
知ってるコ、親しみを感じているコのことなら、
より探しやすいですよね。
あと、人間のいざというときの避難場所も、
意識しておけるのは、あんがい大事ないいところ。
家族が決まってない猫なんかも、
お世話している人が登録しておけば、
めんどうみやすくなります。
知ってる猫、知ってる犬になると、
なんとなく気にかけてもらえるようになる。
よそのコのことも、もっとかわいくなりますよね。
新しい犬や猫の写真が出てたら、
そこにいる人が元気でやってるなとわかります。
とにかく、犬と猫が、いつもいっぱい見られます。
家に犬や猫のいない人が、たくさん見ています。
「うちのコ」みたいな気分になったりするそうです。