もくじ
第1回紹介文from tofubeats 2016-06-28-Tue
第2回紹介文from 雨宮まみ 2016-06-28-Tue
第3回紹介文from 三浦大知 2016-06-28-Tue
第4回紹介文from 矢野顕子 2016-06-28-Tue
第5回Seihoインタビュー:前編 2016-06-28-Tue
第6回Seihoインタビュー:後編 2016-06-28-Tue

大阪で生まれ育ち、京都で大学生活を送り、2011年に上京。
2015年10月の初取材をきっかけに目が覚める。
取材した記事を公開前夜に読み返す時間が好きです。

彼の名はSeiho

担当・並木香菜子(なみっきー)

いつかチャンスが巡ってきたら取材したい人がいました。
その人は音楽家のSeihoです。
あの綺麗で不思議な音楽はどうやって作るんやろう?
音楽を作るときってどんなことを考えてるんやろう?
いろいろと聞いてみたいことがありました。
そして今回の自由にコンテンツを発表できる機会に、
迷うことなくSeiho氏に取材依頼を出しました。
インタビューではこどもの頃の話から
新作アルバムの発表前後に考えていたこと等、
たくさんお話を伺いました。
また、独特な魅力を様々な角度から伝えられる様に、
Seiho氏を知る以下の方々からの紹介文も頂きました。
▼tofubeatsさん
▼雨宮まみさん
▼三浦大知さん
▼矢野顕子さん
 
新作アルバム「Collapse」は直訳すると「崩壊」。
実は作った本人でさえ、まだ理解が追いついてないんだそう。
掲載した全ての文章の中に
様々なヒントが隠れているはずなので、
Seihoの音楽を、是非一緒に謎解きしませんか?
私はSeihoの音楽を聞くと掃除がしたくなります。

プロフィール
Seihoさんのプロフィール

第1回 紹介文from tofubeats

Seihoさんの話で一番印象に残っているのは、
氏の母親がウルトラマンとかの塩ビ人形の
上から色を塗っていて、
それがめっちゃ家に置いてあるっていう話です。
最近氏と楽屋が一緒になると楽屋に紙パックの
「おいしい牛乳」が置かれるので、
倒れたりしないかいつもなんだかドキドキします。

いつも後ろめたい気分や悪意を
切り離して生活するのが難しい。
人の目を気にして7:3分けにして
中途半端に折衝をして生きている人間なので、
そういう意味ではSeihoさんのことは
いつも羨ましい。

自らのやりたいことをやり通す強さと
それを支える実力がある。
話すととてつもなくコテコテの関西人だけど、
実際は思慮深い人だと思うし、
一方でその結果を全てキャッチーに表出させる
(他人に理解できるという意味ではなく)ことができる。

少しまわりと違う部分が多いから
キャラっぽくして世間と折り合いをつけている、
と本人は言っていた気がする。

それが意図的なのか天然で趣味なのかは知らないけど
やっぱいつ見てもド派手だし、
っていうかレディースの服とかを着ていたり、
「あ〜豊胸したいわ〜」とか言っていて(真意かは謎)、
それについては全く同意しかねますが。

ただ、関西の雑誌に掲載されていたとき
「無地は損」と言っていて妙に納得しました。
そういえば初対面のときからずっとロン毛です。

tofubeats
1990年生まれのDJ/音楽プロデューサー。神戸在住。インターネットを起点にした活動を経て、2013年にワーナーミュージック内のレーベルunBORDEからメジャーデビュー。これまで森高千里、藤井隆やDream Amiをゲストボーカルに迎え作品をリリース。SMAP、YUKI、ゆず他多くのアーティストの作編曲、REMIXを手がける。クライアントワークも多数。原稿執筆も手掛け、数誌で連載中。

▼ほぼ日の好きなコンテンツ
THE GREAT FREE
・身につまされる話多し

第2回 紹介文from 雨宮まみ