もくじ
第1回ヒッチハイクの動機 2016-12-06-Tue
第2回ナンパに似ているヒッチハイク? 2016-12-06-Tue
第3回ヒッチハイクの醍醐味 2016-12-06-Tue
第4回死にかけた広島での夜 2016-12-06-Tue
第5回今度は助ける側へ 2016-12-06-Tue

群馬県出身の大学3年生。
人見知りの克服のために、荒療治にでる。
ヒッチハイクである。
そこからヒッチハイクは2回行う。
1回失敗。1回成功。
そんな僕のヒッチハイクのススメを書きました。

ヒッチハイクのススメ

ヒッチハイクのススメ

担当・けみくん

第2回 ナンパに似ているヒッチハイク?

みなさん、そもそもヒッチハイクってどんなものか知ってますか?
なんとなくはイメージできる人もいれば、
よくわからない方も多いと思います。

簡単に言うと、ヒッチハイクって失敗する旅です。
失敗を前提とした旅です。
普段こんなに失敗することなんてない。
何十台の車の運転手に奇怪な目で見られる。

なんとか乗せてもらって、無事高速道路に乗り、
SAやPAについても、またそこから多くのドライバーの方に、
「乗せてもらえませんか?」と声をかけます。
「あの時に、こんな感じで声かけたけど、違う声かけの方がいいのかな。」
「警戒心持たれる声掛けだったかな。」
こんな風に改善していくことも求められるんです。
なんかナンパみたいになっちゃってますね(笑)
ちょっと似ているかもしれません。

失敗を繰り返すこと日常ではなかなかありません。
でも、失敗するごとに落ち込んでいたら、キリがないので、
すぐに切り替えられるようになります。
いや、ならないとやってられないです。
この切り替えのスピードが早くなったことも成長の一つです。

僕たちが行ったヒッチハイクは、
これから高速道路に乗る車を下道でヒッチハイクしてもらい、
一番近くのサービスエリア(以下SA)やパーキングエリア(以下PA)で下してもらい、
そこからまたスケッチブックを掲げます。
それを繰り返して、目的地にたどり着くものです。

よく映画であるような親指を立てるのではなく、
行先を書いたスケッチブックを掲げて、ついでに乗せてもらえるように
アピールするのがコツです。

自分的なヒッチハイクのコツがあります!
特に、SAやPAでは50%くらいの確率で乗せてくれるスペシャルなコツを書きます!

高速道路に乗るまでは、とりあえず、ボードを見てもらうために目立ってなんぼ!
腰をフリフリしながらでも、目立ちましょう!
高速道路に乗るまでが一番の難所なので、頑張りどころ!

その難所を乗り越えた先のSAやPAでは、
けみくん式ヒッチハイクの出番です。

1.SAやPAのトイレの入り口前で、行き先の書かれたボードを持って立ちます

2.トイレに入っていく人が、ボードに見てくれるかどうか見ます。

3.ボードを見てくれた人は、一応興味を持ってくれている証なので、
その人がトイレから出てくるのを待ちながら、1と2を繰り返します。

4.ボードを見てくれた人が、トイレから出てきたら、声をかけます。
ヒッチハイク自体に興味を持ってくれていることは、確実なので、乗せてくれるように頼みましょう!
確率的に50%は、乗せてくれます。
断られても、労いの言葉などをかけてくれたり、
パンや栄養ドリンクで応援してくれたりもしました。

※ボードを見てくれない人に行っても、9割断られてしまうので、注意です!

ヒッチハイクの仕方について書きましたが、
ヒッチハイク全体で大事なことが3つあります。
この3つができなければ、ヒッチハイクはできないので、
強制的に身につけることになります。

1.とにかく行動すること。

行動しなければ、何も始まらない。
行動することで、何かが起こる。
待ってるだけでは、乗せてもらうことは難しい。

2.相手を楽しませること。

運転手の方が乗せて頂いているのは、運転手の方のご好意です。
中には、眠気覚ましに乗せてあげるよという方もいました。
そこで、自分たちができる限り面白い話や会話をする。
それがその時できる最大のお返しになります。

3.礼儀正しく振る舞うこと。

あくまでも、こっちは乗せて頂いている立場。
寝るなんてもってのほかです。
中には、こちらが疲れていることを見かねて、
優しい運転手の方は、「寝ていいよ」とおっしゃってくれますが、
それ以外では寝ないことはもちろん、礼儀正しく振る舞うことが大事です。

第3回 ヒッチハイクの醍醐味