みなさん、そもそもヒッチハイクってどんなものか知ってますか?
なんとなくはイメージできる人もいれば、
よくわからない方も多いと思います。
簡単に言うと、ヒッチハイクって失敗する旅です。
失敗を前提とした旅です。
普段こんなに失敗することなんてない。
何十台の車の運転手に奇怪な目で見られる。
なんとか乗せてもらって、無事高速道路に乗り、
SAやPAについても、またそこから多くのドライバーの方に、
「乗せてもらえませんか?」と声をかけます。
「あの時に、こんな感じで声かけたけど、違う声かけの方がいいのかな。」
「警戒心持たれる声掛けだったかな。」
こんな風に改善していくことも求められるんです。
なんかナンパみたいになっちゃってますね(笑)
ちょっと似ているかもしれません。
失敗を繰り返すこと日常ではなかなかありません。
でも、失敗するごとに落ち込んでいたら、キリがないので、
すぐに切り替えられるようになります。
いや、ならないとやってられないです。
この切り替えのスピードが早くなったことも成長の一つです。
僕たちが行ったヒッチハイクは、
これから高速道路に乗る車を下道でヒッチハイクしてもらい、
一番近くのサービスエリア(以下SA)やパーキングエリア(以下PA)で下してもらい、
そこからまたスケッチブックを掲げます。
それを繰り返して、目的地にたどり着くものです。
よく映画であるような親指を立てるのではなく、
行先を書いたスケッチブックを掲げて、ついでに乗せてもらえるように
アピールするのがコツです。
自分的なヒッチハイクのコツがあります!
特に、SAやPAでは50%くらいの確率で乗せてくれるスペシャルなコツを書きます!
高速道路に乗るまでは、とりあえず、ボードを見てもらうために目立ってなんぼ!
腰をフリフリしながらでも、目立ちましょう!
高速道路に乗るまでが一番の難所なので、頑張りどころ!
その難所を乗り越えた先のSAやPAでは、
けみくん式ヒッチハイクの出番です。
1.SAやPAのトイレの入り口前で、行き先の書かれたボードを持って立ちます
2.トイレに入っていく人が、ボードに見てくれるかどうか見ます。
3.ボードを見てくれた人は、一応興味を持ってくれている証なので、
その人がトイレから出てくるのを待ちながら、1と2を繰り返します。
4.ボードを見てくれた人が、トイレから出てきたら、声をかけます。
ヒッチハイク自体に興味を持ってくれていることは、確実なので、乗せてくれるように頼みましょう!
確率的に50%は、乗せてくれます。
断られても、労いの言葉などをかけてくれたり、
パンや栄養ドリンクで応援してくれたりもしました。
※ボードを見てくれない人に行っても、9割断られてしまうので、注意です!
ヒッチハイクの仕方について書きましたが、
ヒッチハイク全体で大事なことが3つあります。
この3つができなければ、ヒッチハイクはできないので、
強制的に身につけることになります。
1.とにかく行動すること。
行動しなければ、何も始まらない。
行動することで、何かが起こる。
待ってるだけでは、乗せてもらうことは難しい。
2.相手を楽しませること。
運転手の方が乗せて頂いているのは、運転手の方のご好意です。
中には、眠気覚ましに乗せてあげるよという方もいました。
そこで、自分たちができる限り面白い話や会話をする。
それがその時できる最大のお返しになります。
3.礼儀正しく振る舞うこと。
あくまでも、こっちは乗せて頂いている立場。
寝るなんてもってのほかです。
中には、こちらが疲れていることを見かねて、
優しい運転手の方は、「寝ていいよ」とおっしゃってくれますが、
それ以外では寝ないことはもちろん、礼儀正しく振る舞うことが大事です。