雑誌『Number』『マルコポーロ』から
「文春砲」で知られる『週刊文春』へと移り、
数多のスクープをものにしてきた編集者。
さまざまな雑誌に関わってこられましたが、
つねに根っこにあったのは
「編集ほどおもしろい仕事はない!」の思い。
それは、2022年で創刊100周年を迎える
月刊『文藝春秋』の編集長に就任した現在も
変わっていないそうです。
編集とは何か。新谷学さんに、うかがいます。
担当は「ほぼ日」の奥野です。

>新谷 学さんのプロフィール

新谷 学(しんたに まなぶ)

1964年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1989年に文藝春秋に入社。『Number』『マルコポーロ』編集部、『週刊文春』記者・デスク、月刊『文藝春秋』編集部、ノンフィクション局第一部長、『週刊文春』編集長などを経て、2018年より『週刊文春』編集局長。2020年からは執行役員として『Number』編集局長を兼務。2021年7月より『文藝春秋』編集長に就任。著書に『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)など。最近著に『獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論』(光文社)がある。

  • 新谷学編集長の月刊『文藝春秋』9月号と
    新刊『獲る・守る・稼ぐ
    週刊文春「危機突破」リーダー論』発売!

    来年2022年に創刊100周年を迎える
    月刊『文藝春秋』の編集長に
    就任した新谷さん。
    はじめて手掛けた9月号が
    この8月10日(火)に発売となります。
    第165回芥川賞受賞作2作の
    全文掲載号
    です。
    今回のインタビューの第5回で
    「日本の真ん中で本音を言う雑誌」を
    目指すとおっしゃっている、
    新谷新編集長。
    正直に白状いたしますと、
    これまでそんなに読んだことのなかった
    月刊『文藝春秋』ですが、
    新谷さんがつくっているのか‥‥
    と思うと、
    がぜん読んでみたい雑誌になりました。
    また、新谷さんの新刊
    『獲る・守る・稼ぐ
    週刊文春「危機突破」リーダー論』

    発売中。
    エピソードがとにかく生々しくて刺激的。
    あの、みんなが知ってるスクープの裏に、
    そんなことが‥‥という驚きに加えて、
    そこから導き出される
    稼ぐ論・リーダー論・危機管理論等の
    説得力。
    たいへんおもしろいです。ぜひご一読を。

  • ※この連載は「ほぼ日の學校」で収録した授業内容に
    追加取材を加えて構成・編集しています。