若くして老舗の文芸誌『新潮』の編集長に
抜擢された矢野優さんは、
東浩紀さんの『存在論的、郵便的』をはじめ、
阿部和重さんの
『インディヴィジュアル・プロジェクション』、
平野啓一郎さんの『日蝕』など、
いくつもの、個人的に思い入れの深い作品の
担当編集者でもありました。
矢野さんのようなすぐれた編集者は、
輝く才能を、どうやって見極めているのか?
矢野さんにとって「物語」とは?
編集とは「選んで、綴じる」ことであり、
それは脳と肉体が一体化したな営みだ‥‥等々。
とにかく、刺激に満ちた2時間でした。
担当は「ほぼ日」奥野です。
矢野優(やの・ゆたか)
1965年生まれ。1989年、新潮社に入社。「
-
応募総数2396篇!
最新の『新潮』は新人賞発表号
矢野優さんが編集長をつとめる
文芸誌『新潮』の最新号は、
第53回を数える新潮新人賞発表号です。
「小説の未来のために
編集部の総力をあげて取り組んでおり、
2396篇の応募作すべてを
検討する作業は
『業務』『損得』というより
『文学の営み』という感じです」
(矢野さん)
2396篇!
物語が、全国から、そんなにも!
いつもながら、表紙もかっこいいです。
誌名を手がけたのは大竹伸朗さんです。
Amazonでのおもとめは、こちら。
-
「編集とは何か。」もくじ