50年以上に渡り、日本のミニシアターの
代表的な存在だった神保町の岩波ホールが、
2022年7月29日をもって、
惜しまれながらその歴史に幕を下ろします。
そこで今、岩波ホールではたらく人たちに、
忘れられない作品や出来事、
ホールでの思い出、その魅力などについて
自由に語っていただきました。
神保町では新参者の「ほぼ日」ですが、
長年この場所に集い、愛し、
お客さまを迎えてきた人たちの「声」で、
地元の誇る老舗映画館の姿を
残すことができたらと思いました。
担当は「ほぼ日」奥野です。
写真提供:岩波ホール
総支配人・髙野悦子さんの肖像画を囲んで、
後列左より時計まわりに。
岩波茂旦さん(ビル管理・岩波ホール経理)
村上啓太さん(10階お客さま対応・経理)
田澤真理子さん(映画宣伝・岩波ホール広報)
島津啓さん(映写技師)
石川亮さん(映写技師)
矢本理子さん(映画宣伝・岩波ホール広報)
小泉美奈子さん(パンフレット編集)
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1968年に開館した神保町の岩波ホールは
2022年7月29日に、
多くのファンに惜しまれつつ幕を下ろします。
最後の上映作品は、
ヴェルナー・ヘルツォーク監督が
親交を結んでいたイギリスの作家・
ブルース・チャトウィンのドキュメンタリー。
チャトウィンの「放浪」のあとを、
さまざな関係者のインタビューによって、
立体的に追いかけてゆきます。
岩波ホールで映画を観ると、
豊かにときを過ごしたなあと感じます。
閉館となる前に、
ぜひ、岩波ホールの雰囲気を味わってみては、
いかがでしょうか。
詳しいことは、映画の公式サイトで。