ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】変わらぬ包容力。

みなさんこんにちは!

8月からお届けしている手帳NEWSのテーマは
「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」。
わたしは、ほぼ日手帳の包容力を
お伝えしたいと思います!

今年も残すところ3ヶ月を切ってしまいました…!衝撃です。
9月の発売も無事すぎてほっと一息。
今年の手帳を振り返ってみました。


3月 これからやってくるめくるめく入稿に
向けて、副資材のスケジュールを貼って
気合充分。


字にも焦りが感じられる我ながらいいメモです。


息抜きのおいしかったお菓子のパッケージの切り抜き


この日は落ち着きを取り戻したようです。


最近もの忘れもひどいので、8月は急に見たDVDを書き留めたりしました。


いただいたステッカーや、ポストカード
書類などで、カバーはすでにパンパンです。


仕事やプライベートまで、どんな使い方も
受け止めてくれるほぼ日手帳!
残りの2024も一緒に駆け抜けていきたいと
思います。


手帳ニュースそろそろ終盤です!次回もどうぞお楽しみに!



【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
過去へと戻れるタイムマシン

みなさんこんにちは!

現在連載中の
手帳NEWSのテーマは「ぽてんしゃる」。
「ほぼ日手帳ってこんなこともできる!」
という、いろんな可能性について
手帳チームメンバーがご紹介しています。

わたしが感じている
ぽてんしゃるってなんだろう?
と考えつつ、
久しぶりに過去に使っていた手帳を
読み返してみることにしました。

はじめて使ったほぼ日手帳は
2010年版でした。
購入したのは15年前。
渋谷ロフト地下1階の手帳売り場で
「なんだか自由に使えそうな手帳だぞ」と
気になって買ってみたのでした。



2010年と2011年版がありました。
このころの表紙には、おさるマークが。



それにしても‥‥。
かなり使い込んでいたのか、
とくに2010年版は汚れてます。



中を見ていきます。
2011年からは1ページ目のデザインも
シンプルに変わったんですね。



あっ、なつかしい!
この頃は、前年の12月が
「2日で1ページ」として設けられていました。
このページを使って、年賀状に押す
消しゴムはんこの図案を考えていたんだな。



実際に彫ったはんこを、試し押し。
猫じゃなくて、寅のつもりでした、いちおう。



2010年の2月1日、東京に雪が積もったみたい。
日々の予定や、仕事のTODOを書いていますね。



見返してみると、
毎日決まった使い方をしていませんでした。
縦横を無視してザザーっと
ブレスト的なメモをしている日があったり。



マス目にあわせてびっしり、
シャープペンで日記をつけている日があったり。



たまーに、イラストを添えたり
ショップカードを貼ったりもしていました。


過去の手帳を読んでいると、
当時の自分の気持ちが
じわ〜っと呼び起こされてきて、
くすっと笑ってしまったり、
うまくいかず苦しかった感覚も思い出したり、
えっ、こんなことあったっけ?とびっくりしたり。

そして、昔の自分も、なにもできないなりに
毎日がんばって生きていたんだなと思いました。
昔の自分に負けないように、
これからも毎日少しずつの成長を
手帳に書き込んでいきたいと思います。

ほぼ日手帳のぽてんしゃる。
わたしにとってほぼ日手帳は、
ある意味タイムマシンにもなっちゃうのだ! 
と思いました。

さて、次回はどんなぽてんしゃるが
見られるでしょうか?
どうぞお楽しみに!



【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】居場所を知らせてほしい。

こんにちは、
ほぼ日手帳チームの岡田です。

このところ「ぽてんしゃる」というテーマで
連載している手帳チームニュース。

私は恥ずかしながら手帳を無くしてしまうことが
ちょくちょくあり、少しでも安心したい気持ちから、
以前から気になっていたカード型の
『スマートタグ』をほぼ日手帳カバーの
お供に導入してみようと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、
スマートタグというのは
自分のスマホなどと無線接続することで、
貴重品などの位置を把握しやすくするアイテム。

代表的なのはApple社の『AirTag』などですが、
類似品も含め少し厚みのあるポテッとした
フォルムの製品が多くて、手帳カバーには
ややフィットしづらい印象がありました。

でも最近になって、
カード型の薄いものでも良いのが
けっこう出ているらしいと
SNSやWEBの記事で見かけまして、
いくつか比較検討した結果、
スマホ周辺機器で有名なAnker社製の
『SmarttTrack Card』という製品をゲット。



手元に届いたので早速設定してみます。
ちなみにこの商品を
選んだポイントは主に以下3点でした。
 ※1)の詳しいことは後半でもご説明します。

1)iPhoneユーザなので、
 Appleの「探す」アプリに対応している
2)バッテリー持ちが比較的よい
3)過去に製品を使ったことがあるメーカーのもの


▲パッケージの中身はこんなかんじ。クリップも付属しています。


▲めっちゃ薄い。感覚的にカードという表現に違和感ありません。


▲実測で12.3g。持った印象は想像以上に軽いです。

メーカー指定アプリダウンロードと
ユーザ登録が必須かと思いきや、
iPhoneユーザであれば「探す」アプリだけで
完結できるそうです。
個人情報の登録先を積極的には
増やしたくないので、
このあたりも地味にうれしい。

さあ、設定スタートです。

▲デバイスを探すから「+」を選ぶと、すぐ端末を認識。接続を選び‥‥


▲絵文字を選び、名称を設定します。


▲無事に認識・表示されました。

‥‥はい、以上で終了です。
ちょっとびっくりするくらい
スムーズに設定することができました。
トータルで1分かかってないと思います。

あとはこのタグをカバーのポケットに入れれば、
準備はすべて完了。


▲カードポケットにすっぽり(カバーは旧仕様のtragenです)

スマホのMAP上で、
いま自分の手帳がどのあたりにあるか
位置を表示できるようになりました。

ちょっと細かい話になりますが、
実はスマートタグ自体はGPS機能がなく、
リアルタイムで位置情報を
取得できるわけではありません。
近くにある自分や誰かのスマホなど
通信機器を通じて最新の位置情報を取得する
「クラウドトラッキング」という機能を使っています。

ここで効いてくるのがポイントの一つ目で挙げた
Appleの「探す」アプリに対応している点なのですが、
iPhoneはじめApple製品を使っている人の数が
特に日本ではべらぼうに多いので、
離れていても場所を検知できる率が
とってもよい(らしい)のです。


▲置き去りのままコンビニに来ました。会社の位置で情報更新されてるようです

タグ自体から音を出すこともできるので
近くにある時に探しやすいのはもちろんのこと、
どこかにうっかり忘れてしまっても
電池がある限りは、Apple製の
スマホなど使っている人が近くを通ると
位置情報が更新されるので、
遠く離れた場所からでも
位置を特定できる可能性が高まります。

これで、いままでよりも安心して
ほぼ日手帳を持ち歩くことができそう。

ちなみに最近では、
同じカード型でももっと薄くて軽かったり、
ソーラーパネル搭載で電池切れの心配が少ない
ものが出ていたりと、
トラッカーがどんどん進化しているようでした。
ご興味ある方はぜひ、試してみてくださいね。

さて、次回更新ではどんな「ぽてんしゃる」が
読めるでしょうか。ひきつづき、おたのしみにー。



【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
weeksでもこんなに持てる、クリアカバー

みなさんこんにちは!

8月から9月にかけて連載している
手帳NEWSのテーマは
「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」。

ぽてんしゃるってなんだろう、
と思いながら手帳をめくっていました。
わたしはweeks MEGA派で、
クリアカバーのみをかけた状態で
持ち歩いています。

このクリアカバー、
なかなかの「ぽてんしゃる」を秘めているかも、
とふと思いました。
これひとつで、
スリムなweeksに
かなりの収納ができるのです。



こちらは巻末部分です。
こちらにはさんでいるのは、
フィルム状のふせんと、シール。
手前のポケットには
LIFEのちいさなノートを
挟み込んでいます。
切り離せるタイプなので
ちょっとしたメモを人に渡したいときに
べんりです。

ちなみに、左側の
芝居などのチケットをはさんでいるのは
weeksに付属するクリアポケット。
どこにでも貼れるクリアポケットですが、
右に貼ってしまうと
クリアカバーとバッティングするため、
左に、長辺を下にして貼るのが
私のお決まりです。



こちらは表紙の見返しです。
手前のポケットは名刺サイズ。
名刺入れは別で持っていますが、
一応ここにも数枚入れておきます。
名刺入れを持っていないときに
どれだけ助けられたことか!
もらったステッカーなども
一時的にここに。
表紙を差し込んでいる部分には、
暇ができたら手帳の中に貼るかも、
なショップカード。
あと、千円札!
電子マネーに頼ることが多くなるにつれ、
財布を家に置いてきた、とか
気がつくと財布に現金がない!
という状況が増えてきました。
そんなときのための急場しのぎ、
この千円があるとないとでは
かなり違います。



ちなみに、weeks MEGAは
これまでカラーズのみの展開だったため
(2025年版から
タイ&チーフシリーズが増えました!!)
気分を変える意味でも、
裏表紙にお気に入りのステッカーなどを
挟んだりしています。



ちなみに、
裏表紙の写真をとっているとき、
猫がどうしてもどかず、
しかしカメラに顔を向けることもせず、
たいへん困りました‥‥。

それでは次回以降の手帳ニュースも、
どうぞお楽しみに!



【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
献立をかんがえる。

こんにちは。

「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」
をテーマにお送りしている今回の手帳ニュース。


わたしは今年、2冊使いをしています。
一冊は仕事用のweeksMEGA。
もう一冊は完全プライベートのHON。


正直言って、
2冊をしっかり使いこなしてるとは言い難いのだけど。

HONは、
通常私より早く帰ってくるこどもに向け、
宿題など、終わらせておくことを書いた付箋を
テーブルに貼っておいて
それを夜に、HONに貼りかえてるだけ。
(内容が生々しくてお見せできません。。)

weeksは
マンスリーページとメモページは
いい感じに?仕事に使えているのですが
肝心なウィークリーが空き気味でした。

で、ふと思ったのが
「ここに給食の献立を貼っておけばよいのでは?」


私は夜ご飯はその日の気分、
スーパーに行って最終、献立を決めるのですが
やっぱり給食とかぶるとあんまりよくないなと
一応その日の朝、学校の献立表をみていきます。

でも時々、見るのを忘れることがあって
食材だけ買い物をしてから帰ると

おお、鶏肉かぶった。。魚かぶった。。

ということが時々。

調理法は変えるので全く同じものが
並ぶわけではないのですが
やっぱり肉と魚、バランスよく食べてもらいたい。


なので貼ってみました献立表!

水曜はだんなさん担当の日なので空欄です


帰りにちらっとこれを見て、
なんとなく電車であれにしよっかなーと
ぼんやりと思いめぐらし

帰りに寄ったスーパーで
お買い得気味な食材たちを吟味して決定します!

で、つくった料理は一応記録。


なんだかこれを始めてからたいした料理じゃなくても
ちゃんとやってる感があって、自分満足度?が増しました。




weeksは本来仕事用だけど、
持ち歩きするものに貼らないと結局見るタイミングを逸するので
やっぱりweeksに貼るのがベスト。

空きスペースもいい感じに埋まって、
なんだか一石二鳥な感じがしています。


こんなぽてんしゃるがあったのね!と嬉しい気分です!



さて、まだまだ手帳ニュースは続きますよ!
おたのしみに〜!





【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
マイペースで始められる。

こんにちは。
手帳チームのかわばたです。
今回の手帳NEWSは
「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」
をテーマにお届けしています。

2025年版のほぼ日手帳が発売中ですが、
わたしの家には2024年版の真新しい
「ほぼ日5年手帳」が‥‥。


開封!ピカピカの新品そのものです。

実は春にほぼ日に入ったタイミングで買ったものの、
箱を開けずに放置していました‥‥。

これまでは、
1冊の日記帳に10年分の日記を書いていました。
今年の3月、その日記帳を書き終えたので、
次は「ほぼ日5年手帳」を始めよう!と、
張り切っていたのに。
新しさに気負いすぎたのか‥‥。


奥にあるのが10年間お世話になった日記帳。世代交代の瞬間です。

そこで今、
5年手帳を書けるだけ書くことにしました。

まずは5年手帳に同封されている試し書き用紙に
愛用の3本のペンの書き心地をチェック。
いくつになっても
新品の手帳に書くのは緊張するので助かります。


字だけでなく絵を描くことも想定して、うちのうさぎを描きました。


意気込んで「はじままる!」と誤字。試し書きでよかった。

個人的に一番しっくりきたのは万年筆でした。

そして、
昨日(9月13日)から、1日、1日さかのぼって
過去の日記を書いてみることに。
スケジュール管理に使っているほぼ日手帳と
スマホを手元に置き、
予定やメモ、写真を見ながら
過去のぼんやりした記憶を頼りに書きます。

びっしり書いたり、1行だったり。
右のメモページには、
左の日付ページに収まらなかった日記の続きを書くか、
その日に関連するイラストを描きました。


自分しか見ないので、こんなに伝わらないイラストでもOK。

「ああ、こんなことあったなぁ」と
思い出しながら書いているうちにたのしくなり、
2時間で約1カ月半分、
8月1日まで書き終えました!

実際に書いてみると、
書きやすい紙とパタンと開く製本のおかげで
手首や腕が疲れにくい。


HON(A6)のおまけの下敷きがあったので、試しに使ってみるとより書きやすく感じました。

久々に日記を(たっぷり)書くと
気持ちがスッキリするし、達成感がすごい。
この先はきっとたのしく続けられるはず。
(過去の分もまだまだ書けるだけ書きたい)

誰に見せるわけでもないので、
書かない日があっても、
文字量がまばらでも、変な絵があってもいい。
そんなゆるいたのしみ方ができるのも、
ほぼ日手帳のぽてんしゃるなのかなと感じます。

この先は、どんな「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」が
出てくるでしょうか‥‥?
引き続き、どうぞおたのしみください!






【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
やりたいことを後押ししてくれる手帳

こんにちは。
手帳チームのしおぐちです。

わたしは今年はじめて
A5サイズのHONを導入してみました。
5月から使いはじめて4ヶ月ほど経ちました。



用途としては、
いわゆるジャーナリングというもので、
やりたいことや考えていることや感情を
書き出して整理しています。

どんなものか試しにはじめてみたのですが
思いのほか、
この「アウトプットする」という作業が
わたしには合っているようで
これをはじめてから手帳が続くようになったんです。

書く時間は、出勤前の朝の時間。

手帳を書く時間を決めていることと、
朝の時間に1日の行動を整理しておくと
効率よく動けるようになり、
充実度も上がったので、
今はこのルーティンを続けています。


●月のトビラ

毎月、必ず月のトビラに
今月やりたいことリストを書いています。



・読みたい本のリスト
・行きたいカフェのリスト
・やりたいことリスト

これを書いておくだけでも、
充実した時間を過ごせるように
意識をすることができるので
毎月、月初に行うたのしい作業です。

やりたいことリストを書いている
ほぼ日のメモ帳のオリジナルサイズ
切り取りができる仕様になっており、
いつもピリピリっと切り取って
大きなフセンにして使っています。
すごく便利なので大好きなアイテムのひとつです!

月のトビラのページの歳時記もお気に入りで、
ここに旬の食べものが掲載されているのを
ご存知でしょうか。



毎月ここに載っている
旬のものをいただこうと心がけています。
気になったものがあれば、
やりたいことリストに追加しちゃいます。

この月は鰹をちゃんと食べていますねぇ。


●1日ページ

1日ページには頭の中にあることを
とにかく書き出しています。
きれいに書くことは意識せず、
書き出すことに集中しているので
かなり書きなぐり手帳になっています。

そのため、あまりお見せできるページがなく、
雰囲気だけのご紹介ですみません。



1日1ページなので
あっという間にページが埋まり、
書いたあとはとっても頭がスッキリします。

そして、もう一つお気に入りの使い方があって、
A5サイズの手帳にweeksの下敷きを使うことです。

といっても、下敷きとして使うのではなく
月ごとのテーマやタスクをフセンに書き出して、
それを貼るためのボードにしています。



これを1日ページのしおり代わりに使うと
嫌でも毎日フセンに書いた内容が目に入るので、
常に意識をしておくことができる
便利アイテムに大変身します。

***

この使い方を始めてから、
以前よりも少しだけ時間の無駄遣いが減り、
やりたいことを計画的に
進められるようになりました!

まだまだ手帳ニュースは続きます。
次回もおたのしみに!




【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
手帳で鶴を折る

こんにちは。
今回の手帳NEWSのテーマは「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」。
9月も中旬に突入しまして、
このテーマのシリーズもおわりが見えてきました。
この記事を書く前に振り返って全部読み返しましたが、
いろいろな視点の記事があって楽しいです。

さて、ぼくはふだんチケットやお菓子の包み紙を貼るばかりなので、
今回はちょっと趣向を変えて、鶴を折ります。
「?」となった方、誤植ではありません。
折り紙で折る鶴です。
そうです。子供の頃によく折ったであろう、あの折り鶴です。



ぼくは折り紙が得意なわけではないですが、
高校生の頃、クラスでいろいろな折り鶴を折るのが流行りまして、
小さい鶴を折ったり、片手で折ったり、
何羽もつながった鶴を折ったりしていました。

実は最近、上の写真の折り鶴の左にある
コーヒーフロートの折り紙を見かけて、
「折りたい!」と思って折り紙を買ったんです。
そのせいもあって、ぼくの折り紙熱は
高校以来の燃え上がりを見せているんです。

もちろん、ただ折り紙で折るんじゃありませんよ。
ちゃんと手帳を使います。
前置きが長くなってしまったので、さっそくはじめましょう。



「今年は2冊の手帳を使うぞ」と、身の丈に合わないことを試みて、
1か月で挫折した英語版のHONが手元にありますので、
念の為こちらを使うことにします(弱気)。



ところどころ、ちょっとだけ書いてあります。



カッターなどの道具を用意します。
そうです。
手帳を切り抜いて折り紙を作り、
それを折って鶴にしたいと思っています。
ほぼ日手帳は方眼なので正方形にするのも簡単です。



今回は、方眼のタテヨコ7マス分を使います。
3.7mmの方眼なので、25.9mm×25.9mmの折り紙ができます。
冒頭の黒い鶴の折り紙は176mm×176mmですので、
おおむね1/7のサイズになるでしょうか。
黒い鶴を原寸としたら、1/7スケールの鶴になります。



カッターで切ります。
言うまでもないですが、ページが切れますので、
ページの下に傷ついてもいい下敷きや厚紙を敷いたほうがいいです。
ぼくはクリアファイルを小さく切ったものを敷きました。



このように、1マス分は切らずにつなげておきます。
切り離してしまったら、それはただの折り紙です。
手帳を使う意味がなくなりますので、注意してください。

しかし、きれいに切れませんでした……。
カッターの刃先が欠けていたのが原因です。
ところどころ歪んでいるし、切りそこねもあるし、
デザイナーとは思えない仕上がりですが、
まぁ、いいでしょう。

折っていきます。





今回はつながっている部分が鶴の羽の部分になるように折ります。
よくわからない場合は、折りやすいように折ればいいです。



1つの角がつながっているので、
途中で折りづらい箇所がありますが、
ときどきページをめくって
裏から折ったりするといいかもしれません。

どんどん折ります。





このサイズなら指だけでも折れますが、
内側を拡げて折る部分などでは、
ピンセットをつかうと折りやすいかもしれません。




あたりまえですが、だいぶ折り鶴っぽくなってきました。
尾とクチバシの向きはお好みで。



できたかな。
(ページを閉じるときはこの状態にすると良いと思います)



開いて……、



完成!



裏からも見てみます。



大きな穴の縁に止まる鶴、といった風情。
クチバシを穴の方に向けたのがいい感じです。
何か手を加えると、とてもいいものができそうな予感がありますが、
ちょっと思い浮かばない……。



全体像はこんな感じ。

上でも書きましたが、
ページを閉じるときは、羽を閉じて平たくするといいでしょう。
それでは、次回の手帳NEWSもおたのしみに!



【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
角度を変えれば別の顔が見えてくる

こんにちは。
手帳チームのシオリです。

ほぼ日手帳のぽてんしゃる
をテーマにお送りしている
今回の手帳ニュース。

ほぼ日手帳のページには
手帳のほかに
TOOLS&TOYSのページがあります。
TOOLS&TOYSとは
便利な機能をそなえた「道具(TOOL)」に
「おもちゃ(TOY)」のようなたのしさを
の思いでほぼ日手帳公式サイトの中に
生まれたお店です。
手帳を使うのに便利なアイテムはもちろん
一見なんの役に立つのだろう・・?
と思うようなアイテムもあっておもしろい!

↓昨年物議を醸した(?)「ミニバナナハンマーDX

ペーパーウェイトとしても使えますが
ながめて楽しんでいます。
見るたびかわいいな〜とうれしい気持ちに。

そして今年、私が心を掴まれたもの
それは・・
じゃーん!ハンディ顕微鏡petit

これで色々な手帳の表面をのぞくのが
とても楽しいのです。
タイ&チーフを見てみました。
■SUSHI

▲写真だとうまく伝わらないのですが
いくらがキラキラしてとてもきれいでした。


■スネークトイ

▲へびの顔をまじまじ見ることができます

■さくらんぼ

▲よく見ると色々な色の糸が使われているのですね

■yuge fabric farm、うろこ紋

▲金襴生地の織りの凹凸や糸の太さや形状まで見える!

生地以外の部分も見てみました。

これはいったい・・


▲weeksのしおり、複雑に編まれています

手帳仮面の謎も見てみました。

▲少年の顔もちがってみえます(見たのは中面)

こんな感じで色々なものを顕微鏡で見ると
いつもと違った部分が見えてとてもおもしろいです。
ほぼ日手帳にはこんなたのしみ方もあるんだ、と
ぽてんしゃるを感じたのでした。

ではでは、次の手帳ニュースも
おたのしみに!



【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】
知らないことだらけっ!

こんにちは!
手帳チームのメロンです。

8月から手帳チームメンバーが
「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」について
お届けしております。
わたしは今回、2人の手帳をみてきました。




* * *


前に、父親と登山計画を立てていたとき、
ふと父親の手帳が目にはいりました。



びっっっしり予定が書かれている!まめだ!!!

そんな筆まめな父親に
「よかったら使ってみる?」と
2024年のほぼ日手帳を渡してみました。
「お!それならおばあちゃんにも!」と
リクエストをもらったので、
おばあちゃんと父親に
たくさん書けるカズンサイズをプレゼント。

今回の手帳ニュースのテーマが
「ほぼ日手帳のぽてんしゃる」ときいて
2人に渡した手帳が
どんな風に使われているか気になってきたので、
それぞれの手帳をみに行きました!


■日記を書き始めて30年


長野県です。

いいですねぇ〜。
山が近いし、ふだんみれない草もいて、
ついつい夢中になっちゃいます。
そして気づけば、
おばあちゃん家にひとりで来るのははじめてだ‥‥。


* * *


はいはい、これだろうー。



そうそう!ありがとう!

やーーーだーーー、
みてもらうんならもう少しきれいに
書いておけばよかったねぇ。



各月ごとに俳句や川柳!!
すごいー!これは毎月はじめに書いてるの?


そうじゃなくて、思いつきでやったんだね。
隙間があいててもったいねぇから、
白いところ埋めていくんだよ。

シンプルですごくいい(笑)
俳句とか書きやすい幅かもしれないね。
おばあちゃん、ところどころにお菓子のカケラが‥‥


あらやだっ!たべるのが好きなんだよ(笑)

縦書き横書き、ボールペンと筆ペンが
混ざってたり。なにか違いはあるの?




年してそんなことして〜ってあるけど、
好きなんだよ、「なんとなく」が。
横に書いてみたけど、こりゃ縦だなとか。
ボールペンのときもあったけど、
筆ペンだと書きやすいんだよ。
目がみえにくくなると
筆だとでっかくてよくみえるじゃん。

なんとなく、日々実験してるんだ!

遊びさ。
日にちだけは守って、あとは自由に書いてく。
そして読み返さない。
書きっぱなしだよ、そのときの気分だよ。それがいい。

日記って、いつから始めたの?


その場にいた叔母が、おばあちゃんの1995年〜2019年の過去の手帳をもってきてくれました!2020年以降はいつ書けなくなるかわからないからと、5年連用をやめてリングノートにまとめてありました。

えええええ!!!
1995年から約30年近くある‥‥!すごいっ。
誰に何を手土産にしたとか、
とにかく人がたくさんでてくる。筆まめ!!
そして見開きには、毎年お正月の俳句が。




誰かに残しておこうとかじゃなくて
なんとなくちょっと書いちゃうんだよ。

過去の手帳もほんとうにすごいなぁ。
そこからほぼ日手帳をはじめてみて
気に入ってるところとかある?


これは現代的で立派でしょ。
紙もいい紙だー。
わたしは書くことが好きだからね。

あと大切なんだよ。
自分の心をのせているからさ。
子供のために日記を残しておくとかは一切なくて、
その日その日の気持ちを書いていくのは
自分のたのしみでもあるね。

1日おわって、自分の部屋に落ち着いて、
椅子に座って真っ先にみるのがこれ。
机に開いて置いてあるよ。
いつでも目から離れないの。
だいじなの。
あなたからのプレゼントだもの。
ほらここにも。


プレゼント、立派すぎて手がふるえる。有難うね。やさしさを一人じめしていいのかな。一族の絆ばっちり嬉しいね。

!!!
見開きに感謝のことば!
こっちの心がふるえるー!!!




おばあちゃんは、とってもシンプルに使っていて、
その日その日の気持ちを素直な気分で書いています。
感謝の気持ちがつづられていたり
報告するかのように、
いまだに亡くなったおじいちゃんの名前がでてくる。
おばあちゃんの人柄がすごくみえた気がしましたー。
知らないことだらけだったなぁ‥‥。
来てよかった。


■筆まめな父親
父親はとにかく忙しい人です。
定年退職後、アルバイトを複数しながら、
長野の草刈り、
趣味の山登り(ときにボランティアガイド)、
映画鑑賞、読書をしていて、わたしより忙しい。
忙しいからこそ
手帳をよく使っているイメージです。

あれ?これもしかして俳句?



あぁ、そんな大したもんじゃないけど、
ビル群が龍の目のようにみえたんだよ。

おばあちゃんも、毎年お正月とか
日々感じたことを手帳に句として書いてたよ!
(おばあちゃんの手帳写真をみせる)


え!そうなの?
ほんとうだ!え?76歳で伊勢に行ったのか?
あーそうーー、はじめてきいたねぇ。へぇー!



え!ちょっとまって!
28日の長野から十日町って‥‥!
わたしがおばあちゃん家に行った日が26日で、
同じルートで鈍行電車の旅をしたよ!


あらま!あの路線は駅数も多くて
おもしろそうだったから
わたしも行ってきたんだけど、偶然だねぇ。
いい旅になったよ。
喫茶店で意気投合した人に
「秋もオススメですよ〜」ときいて
つぎは反対路線から行くつもりだよ。

(行動が一緒!父は、やはり父だった‥‥!)
なんか親子だねぇ。
他にはどんな使い方してるの?


登山計画をまとめるのに使っているよ。
コピー用紙に書くとどこかにいっちゃうからねぇ。
いつ行ったか、どんなルートだったかも
年ごとに記録できるのは便利だよね。



サイズが大きくていいし、このマス目もいいよね。
字を書くときにすごく役立ってる。

そうだよね、
めちゃくちゃきっちりしてるもんね。
ジャンルをしぼらずまとめられてて、
すでにおとうさんのライフブックって感じがする。


うちの家系で細か〜く手帳を書くのは、
おばあちゃんとわたしとあなたくらいだよ。
継いでる感じが、なんだかおもしろいね。




おばあちゃんと父親の手帳。

おばあちゃんは93歳になって、
孫に過去30年の手帳をみせるなんて
思ってもみなかったと言っていたし、
こんなにたくさん会話をしたのもはじめて。
父もおばあちゃんの知らない面を知れたり、
手帳を通して
それぞれの共通点も垣間見れました。

自分の手帳をたのしむことも大好きですが、
今回は家族の手帳から
新たな「ぽてんしゃる」を発見した旅でした。
知らないことだらけっ!
おもしろかったー!

わたしは近い未来、
手帳に俳句を書いているかもしれません(笑)

まだまだ手帳ニュースは続きます!
次回もおたのしみに!