三重県伊賀市丸柱。
中心部からしばらく車で走ると、
里山にかこまれた田畑の間に、
ぽつりぽつりとえんとつのある家々が見えてきます。
そう、ここは伊賀焼の産地。
土鍋の「ベア」シリーズや、
「ほんとにだいじなカレー皿」をつくっている
「土楽」も、この地で、ながく作陶をつづけています。
今回は、工房と窯に隣接して建つ、
七代当主・福森雅武さんの家におじゃましました。
福森さんは、これまで、たくさんのお客さまを、
自作のうつわと料理でもてなしてきたひと。
福森さんの料理はほんとうにおいしくて、
これまでに多くの文化人たちが福森さんの料理に、
舌鼓をうったといいます。
もちろん、福森家では、ふだんの料理も、とても美味。
(職人さんたちのお昼ごはんも、
すべて福森家のお手製なんですよ。)
そして、跡継ぎである道歩さんは、作陶のかたわら、
父と同じように、料理人としても活躍している
プロフェッショナル!
そんな福森家で、「ほんとにだいじなカレー皿」は、
ひんぱんに登場する
「ふだんづかいのうつわ」のひとつです。
今回、雅武さんと道歩さんに、それぞれ、
このカレー皿をつかった料理を披露していただきました。
カレー皿ですけれど、カレーだけではありません。
いろいろな料理を“もっと”おいしくする、
ちょっととくべつなうつわ、その使い方を、
料理とともに、ごらんください。