秋のタンピコ。2018 - ほぼ日刊イトイ新聞

パニエ

ましかくな底から台形にひろがる、シンプルなかたち。

白いコットンに、黒い皮の持ち手が
きりりとシックな印象のこのバッグは、
タンピコの定番中の定番といえるスタイルです。

ニコルさんが「シーズンレスで、
どこでも、どんなふうにも使えますよ」
と話すのが、この「パニエ」です。

こちらは、パニエとしては中のサイズ。

中といっても、なかなかの大きさです。

満員電車ではちょっと気がひけるかもしれませんが、
荷物が多いときでもおしゃれでいたい、
そんな気持ちがかたちになったようなバッグです。

基本が「うんとシンプル」なタンピコですが、
「ほぼ日」のために、お願いして
内側にポケットをつけてもらいました。

マチをまっすぐに立てると、
サイコロのようなキューブになる、
潔いほどのシンプルなかたちは、
室内で使っても、その優秀さがわかります。

このサイズなら、ブランケットやシーツなどの
ベッドまわりのリネン類を収納したり、
リビングに置いて、
クッション、ひざ掛けなどを入れるのにぴったり。

布製ならではのやわらかな見た目と感触は、
ゆったりとくつろぐ空間によく合います。

素材は、フランス産のコットンキャンバス地を、
２枚貼り合わせて、厚みと丈夫さを出したもの。

帆布のように、太い糸で織った１枚の布ではなく、
細めの糸で織られた布をあえて２枚使う、
その手間ゆえに、丈夫、かつやわらかな品がある、
タンピコならではの雰囲気が生きています。