HOBONICHI TECHO

世界を旅するほぼ日手帳 traveling Hobonichi

ある日、ほぼ日手帳チームに届いたメールをきっかけに、
1冊の「Hobonichi Techo Planner」が、
世界各国の36人のもとを旅しました。
日本に戻って来たときには、すっかり育っていたPlanner。
いろいろな国のさまざまな「LIFE」が
たっぷりと書き込まれた、素敵な中身をご紹介します。

ショートムービーへのリンク

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ある日、ほぼ日手帳チームに届いたメールをきっかけに、
1冊の「Hobonichi Techo Planner」が、
世界各国の36人のもとを旅しました。
日本に戻って来たときには、すっかり育っていたPlanner。
いろいろな国のさまざまな「LIFE」が
たっぷりと書き込まれた、素敵な中身をご紹介します。

num_01
2016-09-16-FRI

Traveling Hobonichi、誕生

num_02
2016-09-30-FRI

参加メンバーはこんな人たち!

num_03
2016-10-14-FRI

リレーマンガ「小さな手帳の物語」

num_04
2016-10-28-FRI

ほぼ日手帳で、地元自慢!

2014年のある日、ほぼ日手帳チームに、
アメリカから1通のメッセージが届きました。

私たちはFacebookで
ほぼ日手帳ファンのグループを作っています。
いま、1冊の手帳を各国にいるメンバーで
リレーのように回し、書き込んでいく
『Traveling Hobonichi』を計画しています。
そこで、Plannerを1冊送っていただけませんか?
みんなで書き込んだ後に、
それをほぼ日にお返ししたいんです

このメッセージがきっかけとなって、
1冊のPlannerが2015年1月にほぼ日を出発。
アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、
アジア諸国に暮らす36名のもとを訪れ、
年末に帰ってきました。

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Traveling Hobonichiの最初のページに
ダウンロードシティの「らくがき世界地図」を貼って
メンバーが自分の住んでいる場所に色をつけてもらいました。
旅のルートは、日本→フィンランド→ドイツ→オランダ→
デンマーク→ウェールズ→イングランド→スコットランド→
アメリカ→カナダ→アメリカ→オーストラリア→
シンガポール→台湾→フィリピン→アメリカ→日本!

その中に書き込まれ、描かれ、そして貼られていたのは、
住んでいる国や街のこと、趣味や仕事のこと、
ほぼ日手帳やお気に入りの文房具のこと‥‥。
ふだんは違う国に暮らしていて、
直接会ったことがない人たちが、
どんなふうにつながってくれたんだろう?
小さな手帳が、途中でなくなることなく、
どうやって1年間、無事に続けてこられたんだろう?
そんなことを聞いてみたくて、
この手帳の旅を発案し、グループをまとめていた
リーダーのひとり、ミシェル・アミナ・ディーンさんに
連絡をとることにしました。

このコンテンツの第1回は、
ミシェルさんのインタビューをお届けします。
なお、ミシェルさんはほぼ日からの質問を、
メンバーのみんなとシェアしてくれたので
いろんなメンバーからの返答を混じえて、お届けします。

フィリピンにお住まいのミシェルさん。
政府機関の企画室で働いているそうです。
ほぼ日手帳も、たくさん使ってくださっていました。

――――
「Traveling Hobonichi」は、
どのようにスタートしたのでしょうか?
ミシェル
もともと、インターネット上に
ほぼ日ユーザーが書き込むスレッドがあって、
そこで「Traveling Hobonichi」の構想が生まれたんです。
2014年9月にメンバーのカレンが、Facebookで
「Traveling Hobonichi 2014-2015グループ」を作って、
その中でメンバーにアンケートを取り、
参加したいか、見ているだけがいいかなどを
選んでもらったのがスタートです。
――――
どうして「国内のトラベル」ではなく、
「国をまたいだトラベル」に?
ミシェル
国境を越える旅は、時間も労力もかかるけど、
でも、私たちはほぼ日手帳が大好きだったから。
私たちFacebookグループの管理者は、
フィリピン、アメリカ、
イングランド、スコットランドにいる6人。
みんなが別々のタイムゾーンにいる中で、
いっしょにチャットできる時間を探すのは、
たのしく、やりがいがありました。
カレン・B
私たちははじめから、世界中に興味があったんです。
国を限定することについては、
まったく会話に上らなかったと思います。
そのぶん、各地に回す順番を考えなくちゃいけないし、
確実に予定も守られなくちゃいけない。
かなり大変になる、ということだったんですけれどね。

ミシェルさんがふだんお使いのweeks。
フィリピンのきれいなビーチで撮影して
送ってくれました。

――――
はじめる前は、どんな気持ちでしたか?
シン
とてもユニークで楽しいプロジェクトに
関わっていることがうれしかったです。
ミシェル
私も、とてもワクワクしていました!
ただ、旅がはじまってからは、
手帳が次の人にちゃんと届いているかとか、
確認がなかなか取れなかったときなどに
途中でなくなってしまったのではないかと
気が気じゃなくて……。
でも、ほとんどの時間はたのしかったです。
――――
みなさんで回すTraveling Hobonichiを、
「終わったら、ほぼ日に返す」と言ってくれましたよね。
ミシェル
私たちにとって最高のものを届けてくれた会社に、
何か素敵なことをすることは、
私たちにとっても、光栄なことだったから。
カレン・F
初のTraveling Hobonichiで、まさに歴史に残ること。
ほぼ日のオフィスが持っていることが
ふさわしいと思ったからです。
カレン・B
ほぼ日は、Traveling Hobonichiの物語が始まる場所。
そして大冒険は、終わった時には決まって
始まりの場所に戻るものだからです!

ミシェルさんがふだんお使いのデスクまわりと文房具。
紙に印刷された好きな絵柄を切り抜いて、
ラミネート加工をするのが好きなのだそう。

――――
回す上で、なにかルールを決めていたんでしょうか?
ミシェル
参加者は、手帳が手元にある期間、
手帳の写真をFacebookのグループ上に上げて、
管理者やほかの参加者に報告をすること。
また、それぞれ手帳を受け取った日を含めて
5日以内に次の人へ送ること。
そして1人が8ページを埋めること。
これをルールにしました。
航空便の控えや追跡番号がわかる写真も共有して、
みんなが、いま手帳がどこにあるかを
追跡できるようにしたんです。
――――
旅の途中経過は、Facebook上で
「いま、誰の手元に手帳があるか」が
わかるようになっていましたね。
ミシェル
私たち管理者は、ほとんど毎日、
そのとき手帳を持っている参加者や、
次の参加者と連絡を取り続けていました。
グループ内の参加希望者には、
それぞれ前後の人(自分に送る人と、自分が送る人)の
名前や住所を知らせ合うように連絡を入れました。
その過程でFacebookの友だちになれたらいいことだし、
次の人へ送るときに、文房具やステッカーなど
ささやかなプレゼントを送るのもいいかもと、
おすすめしたりしました。
――――
自分のところへ回ってきたときに、
ほかの人のページを読んだ感想はいかがでしたか?
カレン・B
みんなのページを読むのはとてもたのしかったです。
ミシェル
みんなが自分のページをよくするために、
全力を尽くしていたような感じがしました。
――――
Traveling Hobonichiを終えられて、いかがですか。
カレン・B
終わってしまう悲しみとともに、
胸がいっぱいになりました。
でも、どこかのポストの中で
失くなってしまうのではないかと
つねに不安だったので、
無事に戻ってきて、ほっとしましたね。
アマンダ
手帳が無事に戻った時には、
本当にうれしく、安心しました。
日本へ無事に戻すまでには、
密なコミュニケーションとチームワークが必要でしたから、
この小さな管理グループを誇りに思います!
ミシェル
36人が小さな手帳に書き込み、
それが日本まで戻って来た……本当に大成功です!
このチームを、誇らしく思っています。
「死ぬまでにやりたいことリスト」に
大きなチェックマークをつけた気分でしたよ!

こちらの写真はTraveling Hobonichiではなく、
ミシェルさんがふだんお使いのほぼ日手帳。
イラストやイラスト、シールなどを組み合わせて
自由に日記を綴っていました。

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2016-09-16-FRI

Traveling Hobonichi、誕生

num_02
2016-09-30-FRI

参加メンバーはこんな人たち!

num_03
2016-10-14-FRI

リレーマンガ「小さな手帳の物語」

num_04
2016-10-28-FRI

ほぼ日手帳で、地元自慢!

traveling Hobonichiのすべてのページを公開します!