うーんと丈の長い「ロングシャツワンピース」です。
前身ごろのデザインにボザムを取り入れ
(メンズの礼装用のドレスシャツの装飾です)、
しぜんなAラインのかたち。
タックは入っていませんが、
背筋をのばして着ると、
背中にきれいなドレープがうまれる、
余裕のあるつくりです。
九州のシャツメーカーであるHITOYOSHIと
いっしょにつくったこのシャツ、
メンズのかたちが基本ですけれど、
ビッグシルエットにして、身幅を広く、
そして肩を落としています。
(縦が長いのでわかりにくいですが、
じつはかなり、大きいのです。)
さらに衿をワイド気味にすることで、
全体の印象がやわらかく。
そしてボザムのかたちを細く長くすることで、
着たときにタテのラインを強調し
すっきりと、縦長のイメージにしています。
そのまま、すとんと着てもさまになるシャツです。
ワンピースとして、カラフルなタイツを着たり、
素足にショートブーツで、ざっくり羽織ったり。
ベルトをして、ふんわりとブラウジングさせて、
ワイドパンツを合わせてももかわいい。
また、秋冬は丈の短めのセーターを重ねるなどの
重ね着もたのしめそうです。
背の低いかたは、ポイントを上に。
ベストを合わせてもいいですよね。
背の高いかたは、逆に、
ロングカーディガンを羽織り、
縦のラインを強調する着方をするとステキです。
このロングシャツの生地は、
昨年「素材」の特集でお世話になった
浜松のフジボウがつくっている
シャツ用のコットン生地。
専門的なことを言いますと、
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を、
S撚りとZ撚りというふうに、
撚り方を逆にしています。
撚りの異なる糸どうしが重なり、
反発してふくらみを持つため、
柔らかな表情が出ます。
着れば着るほどに柔らかな肌触りが持続する
ポプリン(うね織りにした、柔らかな織物)生地です。
綿 100%
2018年5月23日(水)
午前11時より数量限定販売
※なくなり次第、販売を終了いたします。
1〜3営業日以内出荷
モデル:満島みなみ(身長172cm)
HITOYOSHI ロングシャツワンピース(Fサイズ)
ネックレス¥26,000(クリスティン アルバーツ/ギャラリー ドゥ ポワソン)
バングル¥12,000(Studebaker Matals/グラストンベリーショールーム)
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