
ふるさとを遠く離れて ー私たちの長い週末ー
4月14日の熊本地震から、
突然、ふるさとが被災地になってしまった私たち。
地元で被災した人、
助けるために帰ってきた人、
遠くから支援する人。
あるいは、もうふるさととの心の距離が
遠くなってしまった人も。
ふるさとから離れた場所で暮らしの軸を持つ私たちは、
今の自分と、ふるさとに置いてきた思い出の間で、
それぞれに、何をすべきか、
あるいはすべきでないかを考えています。
あの日のこと、今日までのことを、
熊本から離れて暮らしている3人の友人と話しました。
人の数だけ、ふるさととの向き合い方があります。
同じひとつの出来事に対しても、
様々な考え方や態度があることは、
「正解」なんてないんだと、
少しだけ楽な気持ちになりました。