美術館の所蔵コレクションや
常設展示を拝見する不定期連載の第9弾は、
青森県立美術館。
マルク・シャガールがメキシコで描いた
巨大な舞台背景画《アレコ》全4幕のうち
1・2・4幕で有名ですが、
フィラデルフィア美術館所蔵の第3幕が、
いま、こちらにやってきています。
つまり《アレコ》全4作品を完全展示中!
いまならぜんぶいっぺんに見られるのです。
もちろん、《あおもり犬》をはじめとする
奈良美智さんの作品や、
郷土ゆかりの棟方志功さんの作品、
ウルトラマンやウルトラ怪獣をうみだした
彫刻家・成田亨さんの作品など、盛り沢山。
学芸員の工藤健志さんにうかがいました。
担当は「ほぼ日」の奥野です。
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現在、青森県立美術館では
「地と天と」と銘打ったコレクション展が
開催されています。
版画家の棟方志功さん、
ウルトラマンシリーズの成田亨さんなど、
青森県立美術館ならではの作品に加えて、
展示室を大きく使って
豊島弘尚、村上善男、田澤茂、
工藤甲人、阿部合成という
「青森」にゆかりをもつ5人の作家にも
焦点を当てています。
不勉強で存じ上げなかったのですが
みなさん、とっても魅力的な作品でした。
もちろん《あおもり犬》をはじめとした
奈良美智さんの作品は通年展示ですし、
今なら、
シャガール《アレコ》全4幕も見られます!
ぜひ、足をお運びください。
詳しくは、美術館のホームページで。