JR郡山駅から、車で1時間ちょっと。
美しい湖のほとりに、
どこから撮っても素敵な写真になりそうな
洋館が建っています。
シュルレアリストといえばこの人、
おヒゲのサルバトール・ダリの作品所蔵数で
世界4位を誇る、諸橋近代美術館です。
ダリの他にも。印象派など西洋近代絵画や
イギリスの現代作家・PJクルックさんなど、
同館所蔵の作品をたっぷり拝見しました。
ちなみに毎年、同館は、
11月初旬から4月半ばすぎまで冬季休館。
(2024年は11月10日まで開館中)
お休み直前に、同館の久納紹子さんと
石澤夏帆さんに、おうかがいしてきました。
担当は「ほぼ日」奥野です。

  • 今回の取材でくわしく紹介している展覧会
    『コレクション・ストーリー
    ー諸橋近代美術館のあゆみー』は、
    11月10日(日)までの開催。
    その後は、来年の春まで冬季休館です。
    ダリの版画、ゴッホやモネなど西洋近代、
    英国の現代アーティスト・PJクルックさん、
    そしてダリと共同で写真作品をつくった
    フィリップ・ハルスマンと、
    諸橋近代美術館さんが所蔵する
    4つのカテゴリすべてから作品を展示。
    ダリの大作《テトゥアンの大会戦》や
    数々の彫刻作品は常設展示。
    なお、諸橋近代美術館が所蔵している
    ダリの油絵作品は、
    いま、全国を巡回しているところ。
    来年6月まで、
    秋田市立千秋美術館(11月10日まで!)→
    大分県立美術館→横須賀美術館→
    広島県立美術館と、全国をまわるそうです。
    諸橋近代美術館のダリが
    お近くにきたら、ぜひ見てみてくださいね。
    こちらのページ
    くわしい巡回スケジュールがありました。

    書籍版『常設展へ行こう!』 左右社さんから発売中!

    本シリーズの第1回「東京国立博物館篇」から
    第12回「国立西洋美術館篇」までの
    12館ぶんの内容を一冊にまとめた
    書籍版『常設展へ行こう!』が、
    左右社さんから、ただいま絶賛発売中です。
    紹介されているのは、
    東京国立博物館(本館)、東京都現代美術館、
    横浜美術館、アーティゾン美術館、
    東京国立近代美術館、群馬県立館林美術館、
    大原美術館、DIC川村記念美術館、
    青森県立美術館、富山県美術館、
    ポーラ美術館、国立西洋美術館という、
    日本を代表する各地の美術館の所蔵作品です。
    本という形になったとき読みやすいよう、
    大幅に改稿、いろいろ加筆しました。
    各館に、ぜひ連れ出してあげてください。
    この本を読みながら作品を鑑賞すれば、
    常設展が、ますます楽しくなると思います!
    Amazonでのおもとめは、こちらです。

    常設展へ行こう!

    001 東京国立博物館篇

    002 東京都現代美術館篇

    003 横浜美術館篇

    004 アーティゾン美術館篇

    005 東京国立近代美術館篇

    006 群馬県立館林美術館

    007 大原美術館

    008 DIC川村記念美術館篇

    009 青森県立美術館篇

    010 富山県美術館篇

    011ポーラ美術館篇

    012国立西洋美術館

    013東京国立博物館 東洋館篇

    014 続・東京都現代美術館篇