京都を拠点に活動する、
劇団ヨーロッパ企画主宰の上田誠さん。
映画化もされた『サマータイムマシン・ブルース』、
脚本に携わったアニメ『四畳半神話大系』、
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の
日本語版台本の制作に参加するなど、
舞台を軸にアニメやドラマ、映画、テレビなど
多岐にわたるジャンルで活躍されています。
過去作をすべて“先輩”としてとらえて、
新しいものを0から生み出す。
その創作のルーツを、
長年上田誠さんを追い続けてきた
ほぼ日乗組員の玉木が聞きました。

>上田誠さんプロフィール

上田誠(うえだ・まこと)

劇団ヨーロッパ企画主宰、劇作家。劇団のすべての本公演の脚本・演出を担当。2010年、構成と脚本で参加したテレビアニメ『四畳半神話大系』が第14回文化庁メディア芸術祭、アニメーション部門で大賞を受賞。2017年、『来てけつかるべき新世界』で第61回岸田國士戯曲賞を受賞。2024年、再演が予定されている。

  • ヨーロッパ企画 第43回公演
    来てけつかるべき新世界

    2016年に初演、
    第61回岸田國士戯曲賞を受賞した
    劇団を代表する作品のひとつが再演します。
    舞台は大阪・新世界。
    ドローンが出前をするなど
    続々やってくる最新ガジェットに
    戸惑う大阪のおっさんたちに、
    腹をかかえて大笑いした初演から8年。
    テクノロジーがうんと進化した現在、
    「ハイテクvs浪花のおっさん」という構図が
    どんな風に見えてくるのでしょうか。
    ぶつかりながら融合していく様に、
    ふしぎとあたたかい気持ちになる舞台です。
    2024年8月31日に滋賀・粟東芸術文化会館
    さきら中ホールで行われる
    プレビューを皮切りに、
    11月まで13都市で上演。
    くわしい情報はこちらをご確認ください。

    作・演出:上田誠

    音楽:キセル

    出演:石田剛太 / 酒井善史 / 角田貴志 / 諏訪雅 / 土佐和成 / 中川晴樹 / 永野宗典 / 藤谷理子金丸慎太郎 / 町田マリー / 岡田義徳 / 板尾創路