これから、この連載でご紹介していく、
とにかくかっこよくて、
デザインされたかのように斬新な構図の、
まるで昨日みたいな雰囲気なのに
何十年も前に撮られた、
じわーっと郷愁を誘う写真の数々は、
歴史に埋もれることを自ら選び、
80歳を超えるまで無名だった老人が、
ニューヨークの自宅周辺で、
60年以上にわたり撮り続けた写真です。
彼の名前は、ソール・ライター。
日本で初の展覧会開催にあたり、
生前の「伝説の写真家」と親交のあった
ポリーヌ・ヴェルマールさんに、
ソール・ライターってどんな人だったのか、
うかがってきました。
担当は「ほぼ日」奥野です。
6月25日(日)まで、
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中!
83歳で出版した写真集『Early Color』で
世界の写真界をビックリ仰天させたという、
写真家ソール・ライター。
待望の、日本ではじめての回顧展が、
今、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで
開催されています。
斬新な構図で、かっこいい写真。
何気ないけど、郷愁を誘う写真。
ふるくは「1940年代」の写真なのに
「色がついている」ことが、
なにしろ、胸にキューンときます。
写真と同じだけの情熱を注いだ絵画作品も、
多数、展示されています。
会期は、2017年6月25日(日)まで。
観覧中、ドキドキしっぱなしでした。
ぜひとも、足をお運びください。