あの日の手帳を振り返る。「3月11日、手帳に書いたこと」その1

3月1日の特集コンテンツで、
「去年の3月11日には、なにが書かれていますか?
 思い出したくない人もいらっしゃるかもしれませんが、
 今年の3月11日をむかえるにあたり、みなさんと
 その日の『ほぼ日手帳』を共有してみたいと思いました。
 もしよろしければ、ご参加ください」
と呼びかけたところ、たいへん反響が大きく、
たくさんの方が投稿してくださいました。
それぞれの人が、それぞれに過ごした「3月11日」。
できるだけ多くを紹介できるよう、
全3回に分けて公開させていただきます。
※写真をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます。
01 友人のメールに励まされた。
02 出張中の彼が心配で‥‥。
03 サッカー選手のメッセージ。
04 大阪も揺れました。
05 東海地方でも長い揺れが。
06 1ページ1ページが記録。
07 ラジオからの声に励まされた。
08 平静に過ごしました。
09 字は正直だった。
10 何も考えられない日々。
11 これが地震なんだ。
12 テレビをつけて、愕然と‥‥。
13 周囲の人たちへの感謝。
14 37年生きてきて、はじめて。
15 緊張した文字がありました。
16 しばらく書けなかった。
17 開きたくない気持ちも。
18 遠く離れた九州から。
19 開けたときに思い出せるように。
20 書くことで不安を落ち着かせた。
21 終わることはない。
22 生き延びられてよかった。
23 とにかく書きとめておこう。
24 入籍記念日でした。
25 福島の実家が‥‥。
26 西日本に住む私は。
27 涙にも見えるシールを。
28 手が動くままに書き残した。
29 前日が誕生日でした。
30 忘れないために、書きとめた。
31 まだ揺れています(15:01)。
32 左手で書いた手帳。
33 子供たちを守らなきゃ。
34 離乳食のメニューも書けず。
35 勢いで書きました。
36 書くことで受け止められた。
37 「雲が変」とメモ。
38 福岡在住です。
39 5時間歩いて帰宅。
40 1995年1月17日を思い出す。
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それぞれの手帳をご覧になって、いかがでしたか?
被災地で惨状を目の当たりにしながら、
なんとか、ペンを持って状況を書きとめた1ページ、
離れた地域から、被災地の方々の安否を
気遣われている1ページ。
そして、何も書かれていない空白の手帳からも、
思いが伝わってきます。

また、本日、2012年3月11日という日を、
読者のみなさんや乗組員が
どんなふうに過ごしているか
「それぞれの3月11日。」で紹介していますので、
よかったら、こちらも合わせてご覧くださいね。

次回は、3月14日に「その2」を公開いたします。

2012-03-11-SUN
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