もくじ
第1回「うれしい」ってなんだろう? 2016-06-28-Tue
第2回遠山正道の「うれしい」。 2016-06-28-Tue
第3回狩野岳朗の「うれしい」。 2016-06-28-Tue
第4回伊藤信吾の「うれしい」。 2016-06-28-Tue
第5回内沼晋太郎の「うれしい」。 2016-06-28-Tue
第6回牧野圭太の「うれしい」。 2016-06-28-Tue
第7回「うれしい」が教えてくれること。 2016-06-28-Tue

1987年生まれ。
茨城県出身、
東京都在住。

散歩、長風呂、
同じ本を繰り返し
読むのが好き。

第7回 「うれしい」が教えてくれること。

「うれしい」ってなんだろう?

それを考えるために、5名の方にご協力いただき、
《「うれしい」についての3つの質問》にお答えいただきました。

遠山正道さん、
狩野岳朗さん、
伊藤信吾さん、
内沼晋太郎さん、
牧野圭太さん。

本当にありがとうございました。

もちろんすべて違う言葉の、5名の方の「うれしい」は、
どこか、深いところでは通じ合っているように思いました。

それは、「うれしい」には2つの側面があるということ。

ひとつは、「差し出すこと」。
誰に頼まれたわけでもないけど、自分からやってみる。
身を投じてみる。

相手にどう思われるか、結果が出ないのではないか、
などと、考えてしまうかもしれない。
だから、自分から差し出すことは、
とても勇気が要ることなのだと思います。

でも、出し惜しみをせず、自分から差し出してみる。
その先にはきっと、「うれしい」が待っているはずです。

もうひとつは、「受け取ること」。
誰かが差し出すことに対して、正面から受け取る姿勢でいること。

5名の方に僕が差し出した質問を受け取ってもらえたこと。
そして、みなさんからの回答を受け取り、
それに真剣に取り組んで試行錯誤できたことは、
とても「うれしかった」。

みなさんの姿勢から「受け取ること」が
「うれしい」ことなのだと教えてもらいました。

「差し出す」勇気を持つことと、「受け取る」姿勢でいること。
これから、僕はこれを「うれしい」の中身にして、
毎日を過ごしてみようと思います。

「うれしい」が教えてくれること。

「うれしい」ってなんだろう?という答えは、
きっと、その時々で変わっていくものでしょう。

でも、なにを「うれしい」とするかは、
「自分がなにを大切にしているか」と同じことなのかもしれません。

たとえば、差し出すことが「うれしい」と感じるならば、
その方は、自分から発信することを大切にしていることでしょう。

「うれしい」が教えてくれるのは、
自分がなにを大切にしているかということ。

「うれしい」ってなんだろう?
ここから、「あなたがなにを大切にしているか」を
考えるきっかけになれば幸いです。

これで、この連載を終わりにします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

《終わります》