中学校の家庭科の時間に習った「服を選ぶときの注意」が
どうも刷り込まれているようで、自分なりに今も守っている。
いわく
・TPOを考えること
・着心地のいいものであること
・コーディネートしやすいものであること
・自分に見合った価格のものであること
・管理(お洗濯など)しやすいこと
このことを同級生に話しても誰も覚えていないので、
正確なのかどうかはわからない。
でもいかにも家庭科で習いそうなことである。
解釈の幅が無限大なところも、気に入っている。
自分の好きな服だけを着る、を徹底していくと
たまに引っかかるのはTPOの項目である。
わたしの仕事は、白かなんかのパンツスーツを着ていたり
シャツの襟を立てていたりしそうなイメージではあるが
「いわゆる」には、どうにも興味がわかないんだなあ。
というわけで、自分で縫ったようなワンピースに
ジャケットを着ていればいいんでしょ?と
誰に聞くわけでもなくいそいそと着込み
大きなブローチをつけたりして
るんるんと仕事に赴くのである。
たまーに外国で出席する「ちょっとしたパーティ」には
和装でのぞむ。
ルールや条件を自分がどうたのしんで
さらに周りにたのしんでもらえるか、を考えることが
外国の和装では、さらにたのしい。