イラストレーター・大橋歩さんによる、 |
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これは、えだまめのパーティー。
人間のパーティーじゃありませんよ。
えだまめが、パーティーをしているんです。
あちこちからいっぱい、えだまめが集まってきて(笑)。
私はいつもそうなんですけど、
とても単純な発想でつくるんです。
「ほぼ日」さんから扇子のデザインを頼まれて‥‥
「夏かぁ‥‥えだまめかな」って(笑)。
とても涼しそうにできあがりました。
品が良くて、爽やかで、持っているといい感じ。
扇骨というんですか?
扇子の竹のところもシンプルにしてよかったです。
どんなものでも、
なんでもないものがいいと思っているので。
なんでもないものって、
ずっとずっと使っていられますでしょ。
扇子はもちろん、夏になると使っていますよ。
とても身近なものです。
習慣のない方には、ぜひ使ってみてほしい。
一本は持っているといいです。
最近はクーラーを控えている場所も多いですからね。
日傘がすごく普及しているでしょ?
あれはちいさな日影をつれて歩けるからとてもいいんです。
扇子は、ほら、ちっちゃな風を連れて歩ける。
誰かにさし上げる物としても、
扇子はすごくいいんです。
「あの人にはどれが似合うんだろう」
と、お見立てをしてあげるのもたのしい。
えだまめの扇子は「ビールの好きなお母さんに」とか、
いいんじゃないかしら(笑)。
私が扇子を使うようになったのも、
知り合いの方からいただいたことがきっかけなんです。
栗崎昇さんという華道家の方から、
浅草三社祭の扇子をいただいたのが最初でした。
栗崎さんは日本の文化をよくご存知で、
いろいろと私に教えてくださって。
三社祭のたびに、
すてきな網目模様の扇子を贈ってくださったの。
夏になるといつもそれを
バッグにぽんと入れて使うようになったんです。
「ほぼ日」さんの扇子は、
いろいろな方のいろいろなデザインがあるから
もう、よりどりみどり。
お洋服に合わせて、
いくつか持っていてもたのしいですよね。
私は去年、佐藤卓さんのを買いました。
「えだまめパーティー」は、
どんなお洋服にも合うと思います。
気軽に、日常的に、使ってほしい。
みなさんによろこんでいただけるとうれしいです。