「ほぼ日」では『カンカンバッチ』や、 |
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アトリエでうかがったsunuiさん4人のお話は、
ひとつの発言にまとめたかたちで掲載いたします。
「どんな扇子にしようか
あれこれ試行錯誤したのですが、
素直に魅力的なテキスタイルをつくろう、と。
ほぼ日さんからも
『お洋服のような扇子を』というご要望もあったので、
こうして布で表現したものを扇子にしようと思いました。
扇子の柄を考えていたころに、
アフリカの布の展示を見に行ったんです。
アフリカのいろいろな地域の様々な布が展示されていて、
そのなかにこういう‥‥(資料を開く)、
細く織られた布がはぎ合わされたものがあったんですね。
布の目の向きが違う布が、となりあわせになっていて、
なんていうんでしょう、
パッチワークというよりは、
そういう不思議な目の布として一枚に組まれてるんです。
こういうのおもしろい! こういうのがいい!
と思いながら帰ってきて、
感動が冷めないうちに手を動かして、
そのときに感じたことを
4人でグラフィックに落とし込んだのがこの扇子です。
そういうわけで、
sense of AFRICAという名前にしました。
今回のお話をいただくまでは
扇子を使う習慣がなかったのですけど、
気をつけて街を歩いていると
けっこうみなさん持っているんですよね、扇子。
わたしたちの扇子も
気軽にみなさんに使っていただきたいです。
いろんなお洋服に合うと思います。
男の人にも持ってほしいですね、かっこいいと思います。」