おみやげおやつ大辞典。鹿児島県のおみやげおやつ

アンケートから見る傾向 かるかん、からいも、かすたどん。

全体的に腹持ちのよさそうなものが多かったのが、
鹿児島県のおみやげおやつ。
特に人気は、カスタードクリーム入りの
ふんわりおやつ「かすたどん」に、
山芋をたっぷり使った
歴史ある白いふわふわおやつ「かるかん」。
また、からいも(さつまいも)を使った
「唐芋レアケーキ」「薩摩チョコチップス」
「からいも飴」といったいも系おやつも大人気。
ほかにも鹿児島ならではのおやつはいろいろあって、
「金生饅頭」や「げたんは」なども
訪れたときに食べてみたいおやつ。
また、奄美大島名物の「がじゃ豆」そして
「黒糖さんご」も、あわせてチェックを。

みなさんからのコメントで、ご紹介します。

※このページでの「地元」とは「ゆかりのある都道府県」のこと。
出身に限らず、住んでいた土地やよく訪れる場所も含みます。

かすたどん(薩摩蒸氣屋)

ふわふわ食感の生地の中に甘さ控えめのクリーム。
生地、カスタードクリームともに、
鹿児島県産の厳選した卵を使用しています。
他にもたくさんのおみやげおやつはありますが、
やはり定番はこれだと思います。
お土産としても保冷など気にする必要もなく、
1個108円というコストパフォーマンスも最高です!
(とみょこ)

「好きです‥‥かすたどん」
(鹿児島県民ならわかるCMの一言です)
(とみょこ)

ふわっふわの卵風味の生地のなかに
とろーんととろけるカスタードクリームが
たっぷり入っています。
そのまま食べても文句なく美味しいですが、
少し凍らせるとシャリッとして
これまたおいしいんです!
(ひつじめいこ)

かるかん饅頭(薩摩蒸気屋、明石屋、青柳など)

口の中で広がるこの繊細で豊かな味を
どう表現すればよいのでしょう。
かるかん粉、砂糖、山芋で作る生地のなかに
餡が入っています。
山芋の味はしないので安心してください。
(るんるん)

昨年帰国時に本店で食べた時に、
美味しくて心底驚きました。
葬式の引き出物として鹿児島ではよく出るんですが、
すんごく美味しくてわなわなしました。
あんこに山芋系の包です。
(260)

かるかん(明石屋)

あんこ入りの「かるかん饅頭」も良いですが、
上質な天然物の自然薯の香りが楽しめる
「かるかん」もオススメ。
軽くトーストして有塩バターを塗るという食べ方が
昔パンフレットに出ていて、美味しかった記憶が‥‥。
(麻子)

やはりこの老舗店のかるかんは美味しいです。
出来れば、餡なしをお薦めします。
(りんりん)

よく百貨店で開かれる物産展で、
明石屋さんは出店されるのですが、
みなさん軽羹『饅頭』を購入されるのです。
でも、ここはやっぱり軽羹です。
私もあんこ好きなのですが、
このお菓子に関しましては、あんこ抜きが正解かと。
ふわモッチとした感じが本当にたまりません!
(ようこち。)

唐芋レアケーキ・ラブリー(フェスティバロ)

スイートポテトとプリンを合体させたような、
滑らかな口当たりのサツマイモのスイーツ。
要冷蔵でそんなに日持ちはしないのですが、
鹿児島に行くと必ず買います。
口当たりがよく、あっさりした甘さで、
何個でも食べられます。
(料理人の娘)

サツマイモのこと、鹿児島では
「唐芋(カライモ)」って呼ぶんです。
カライモなのに洒落てるね~!
と地元の人がいうおみやげ。
レアに仕上がっているのに、お芋感はしっかり。
冷やしてもトースターでチンしても美味しいんです。
(ぐらんま)

金生饅頭(山形屋)

県外へのお土産はかるかん、家へのお土産は金生饅頭。
と言ってもいいくらい鹿児島県民のソウルフード。
子供の頃は、売り場の前で、
焼き器からクルクルと焼き上がるのを
楽しみに見ておりました。
(大知のママ)

ふくれ菓子(まるはち)

老若男女、誰もが好きな
パンのようなおやつのようなお菓子。
どっしりとしていて腹持ちもよく、
嫌いなひとはいないんじゃないかと思います。
冷凍しても美味しく食べられるのが嬉しい。
ふくれ菓子やさんはたくさんありますが、
このお店のラインナップが好きです。
特に落花生とシナモン。
(usagibow)

げたんは(南海堂)

平行四辺形の焼いた生地を、
たっぷりの黒砂糖でコーティングしているお菓子です。
黒砂糖がジャリッと口の中で溶けて、
甘みとうまみがじゅわっとひろがります。
牛乳やミルクティーと合わせたい、元気の出るおやつです。
(あなたとわたし)

純黒糖さんご(奄美きょら海工房)

鹿児島でも奄美にしか売っていないお菓子。
中にナッツが入っていて、
メレンゲと黒糖をさっくり焼いたもの。
甘いものが得意でない方にも喜ばれます。
(ぐらんま)

花林糖饅頭(じねんや)

鹿児島で新しい定番のお土産となった
花林糖(かりんとう)饅頭です。
黒糖の生地に餡を包み、揚げてあります。
私は練乳餡を包んだ上々饅頭が好物です。
(ぽぽぽ)

けせんだんご(スーパーなどで販売)

鹿児島にはシナモンが自生していて、
それに包んで蒸したおもちです。
京都の八つ橋を想像されるかもしれませんが、
どっしりした食べごたえと色黒の見た目が違います。
あと、シナモンの風味は想像以上にほんのりです。
(やぶ)

薩摩チョコチップス(パティスリーヤナギムラ)

使用するさつま芋は鹿児島県産の
「黄金千貫(こがねせんがん)」。
芋焼酎の原料としても有名なこのさつま芋を
パリパリ食感の薄切りチップにして、
厳選したビターチョコをコーティング。
チョコレートはカカオ52%とほろ苦い大人な味わいで、
さつま芋本来の甘さを絶妙に引き立てています。
軽快な食感とさつま芋の甘み、
チョコレートのほろ苦さが相まって、
ついつい手がのびる美味しさ。
平成21年度の鹿児島県新加工食品コンクール・
さつまいも加工食品部門で最優秀賞を受賞。
今ではすっかり〈ヤナギムラ〉の看板商品だそうです。
(めぐまま)

パイまんじゅう(永楽堂菓子店)

お土産でいただいたとき、
見た目では特にピンとはこなかったのですが
食べてびっくり。
美味しすぎて腰が抜けました!
(サッコ)

がじゃ豆(喜久屋)

奄美大島の大ロングセラー商品です。
ピーナッツに黒糖をまぶしているんですが、
素朴な甘みで食べだすと止まりません。
コーヒーとがじゃ豆の永久運動状態から
抜け出せなくなります。
昔は素朴過ぎてお土産にするのをためらいましたが、
思い切って渡してみたらどこでも大評判になるので、
あげる側としては本当にありがたいです。
今ではパッケージのダサささえ、味に感動してもらうための
前フリのように感じてしまうほど信頼している逸品です。
(サニィ)

さつま揚げ(勘場蒲鉾店)

おやつになるかは人それぞれですが、
男の子がいる我が家のおやつは、さつま揚げ。
お店に買いに行くと、ケーキ屋さんのように
ずらりといろんなさつま揚げが並んでいて、
たくさん買ってしまいます。
おつまみや、お弁当のおかずにもなりますが、
とくにチーズ入りや、さつま芋入りはおやつに感じます。
鹿児島の小学校では、遠足に工場見学に行きますよ!
(りんりん)

さつま揚げ(揚立屋)

仕事相手の方から、よくおみやげにいただきます。
いただくと職場がわっともりあがります。
おみやげって、甘いものが多いと思うので、
そういうときにしょっぱいものがあると嬉しい。
色んな味があるし、大きいものもあれば
一口で食べられるものもあるので選べます。
そしてどれも美味しい!!
(はちこ)

月揚せんべい(月揚庵)

鹿児島では「さつまあげ」を「つきあげ」といいます。
そのつきあげのすり身をせんべいにしたものです。
甘辛くて、ちょっとぴりっとして、何枚でも食べられます。
軽いし、案外割れにくいので、お土産に重宝してます。
(ふくねこ)

黒栗丸(国分とらや)

数ヶ月おきに近所のスーパーで売っていて、
「他のお菓子が家にあるから、今は買っても食べられんなー」
と思っていても買ってしまって、食べてしまう。
またしばらくすると食べたくなる。
まるごとの栗を栗あんで包み、
羊羹でうっすらコーティングしたものです。
日もちもします。
(らっこぱん)

焼どうなつ(薩摩蒸気屋)

天文館本店で焼き立てが売られています。
冷めてもチンしておいしく食べられます。
冬の季節、ホットミルクとの相性抜群です。
(ぽかぽん)

鶴恋慕(出水菓子組合)

鶴が飛来する「出水市」のお菓子、
鶴恋慕(かくれんぼ)。
鹿児島みやげとしては、ほとんど知られていませんが、
いただいて、味と食感が忘れられず、
3時間かけて出水市まで買いに行きました。
それから何回も食べています。
中のスポンジと外のクッキーがとても合います!
おいしいのでぜひ鹿児島みやげとして
全国に浸透して欲しいです!
(ベベウ)

あくまき(梅木屋)

一度、テレビでおにぎりとして紹介されていて、
びっくりしました。
鹿児島県民にとってはおやつです。
灰汁(あく)でつくられています。
砂糖のみ、砂糖醤油、きなこ、などをつけて食べます。
鹿児島にきたら、是非買っていただきたい。
(ポンスケ)

鹿児島の郷土菓子。
まっ黒でどよーんとした長細い餅のようなもので、
その見た目はぎょっとします。
なんと餅をあくにつけるんだそうですが、
いやいや、これが一度はまると抜け出せない味。
どよーんとしすぎて、包丁で切ることはできないので、
糸で切って、黒蜜ときなこをかけて食べます。
そして、止まらないのです。
(ゆっか)

からいも飴(冨士屋製菓)

「からいもあめは、ふじやあめでーす♪」
でお馴染みのからいも(さつまいも)飴。
水飴と芋で作る優しい甘さが堪らないです。
歯が弱い人は絶対食べられませんが、一度たべたら病みつきです。
ハイチュウの元祖だと信じて疑いません!
(大知のママ)