●6/6、創刊。darling50歳の夏でした。 この日のトップページを再現してみました。 ここをクリック! え? "Only is Not Lonely"がない? なかったんです、当時は。 "It's getting better all the time"という言葉が しばらく使われていたんだよ。 ←これが当時の目次ページ ●そして今のような形の「今日のダーリン」も、 なかったんですよ。 メニュー紹介の方法も、今みたいじゃなかった。 今の形式になるのはこの年の10月末なんです。 しかもその頃は 「今日のほっかほかメニュー」という名前だった! というわけで、黎明期の「今日のダーリンの原形」を 一気読みできるようにしました。ここをクリック! (10月くらいまでね。しかも、 日付がとびとびです。残ってなかったんです‥‥) ●初日のアクセスって、いくつくらいだったんだろう。 正式なデータが残っていないのですが 当時のスタッフの記憶によると 600から1000の間、らしいです。 ●創刊記念日の夜、2日ほど徹夜だった 当時のスタッフの様子が 古いハードディスクに残ってました! 特別公開さ。ここをクリック! (darlingの髪形に注目! ていうかすごく若い!) ←ほらね。 ●創刊日から今まで続いている 最長コンテンツのひとつが 「ダーリンコラム」です。 でも最初はそのタイトルじゃなかった。 「糸井重里の脱線WEB革命」といいました。 ほぼ日ができるまでのことが克明に書かれていますので 興味のあるかたはぜひ読んでみてくださいね〜。 ●「ぼーっとした女子高生通信」も 創刊とともにスタート。 これも長老コンテンツだよー。すごいー。 しかし女子高生だもんなあ。まいるよなあ。 ●渡辺真理さんの「マリーな部屋」も創刊日のコンテンツ。 真理さんがこんなに食い気たっぷりの人だと 知っているのは ほぼ日読者だけ、だと思う。 ←当時流行っていた「クイニー・アマン」 ●いまをときめく写真家の佐内正史さん連載開始! ●現在も鋭意更新、クマちゃんこと篠原勝之さんも連載開始! ●カグチヒナコさんも連載開始! えーと、一応説明しておきますと 女優であり、darlingの奥様でもいらっしゃる方です。 あ、ご存知でしたよね。失礼しましたー。 あ、darlingというのは糸井重里のことです。 ご存知だとは思いましたが。 ←お美しい。 ●ちなみに創刊月の大イベントは サッカーのワールドカップ観戦中継でした。 4年後のワールドカップほどの 盛り上がりではなかったけれど。 ほぼ日って、けっこう先取りしてたかもね! ●おさるのデザインは、darlingとアッキィが かなり長い時間をかけて練り、つくりあげたんだそうです。 コンテンツの数だけおさるがいます。 現在までの分を、全部見せちゃいましょう。 ここをクリック! アイコンギャラリーです! ←創刊当時のアッキィ。長髪だ。ていうか太!
●そういえばこの頃の糸井事務所は 東麻布というところにあって 4階建ての一軒家を、まるごと借りていました。 「鼠穴」(ねずあな)と呼んでました。 お客様が鼠穴にいらっしゃることを 「来鼠」(らいそ)と 言ってたっけなあ。 ●大瀧詠一さん(仙人)来鼠! darlingと対談。 カセットテープ7本(いまだったらMD)に収録した その様子は もちろんコンテンツになりましたが、 大瀧仙人のたっての希望により、23回まで更新したところで ページを「消滅」させることに。 なので、残念ながら、もう、読むことはできないのでした。 ←いまはアイコンのみがWEBに ●いまはあまりやってないですけど のちに僕(シェフ)もよく鍋をふるった 「ダイニング部」 が始まったのもこの月です。 記念すべき第一回メニューは 豚肉のしょうが焼き、でした。 ←初代ダイニング部部長。
●ホンマタカシさん登場! まだ「ブロードバンド」なんて未来の話で 画像が重いけど大丈夫かなあ‥‥って心配だったり。 ●竹中直人さんも実は登場していた! このコンテンツはちょっと変わってたんですよ。 ほぼ日内にある膨大な文字のなかに、 色の違う文字を混ぜておいて、 それを読者に見つけてもらうというゲームでした。 ページの原稿をずーっと読んでいって、 その文字をクリックすると 竹中直人さんの後ろ姿の画像が出てくる。 クリックすると、後ろ姿の竹中さんが、振り返るのです。 振り向きざまに「ハズレ」って出たら、 文字どおりハズレ。 当たりの場合は、 振り向きざまに「ある文字」を言います。 で、別な場所の青い文字をクリックすると、 振り向きざまにまた違う文字を言う。 そして、竹中さんを全部発見して、 出てきた文字を組み合わせると、 それがメッセージになっている、 というものでした。 「ウオーリーを探せ!」のようなゲームでした。 ←竹中さん。 ●9/12にNHK教育で「未来潮流」という番組が 放送になりました。 そう「ほぼ日」が特集されたんです。 この収録のために、NHKの担当村山氏は しばらく鼠穴に詰めていました。 そして放送当日、ほぼ日にアクセスが殺到し、 サーバが一時的にパンク! まだまだ回線が「細い」時代の出来事でした。 ●アッキィの実家(秋葉原の、お好み焼きやさん。 その名も「アッキィ」。ほんと)で 著者のみなさんとお好み焼きパーティをしたのもこの頃。
●清水ミチコさん連載開始! 長く「超」がつく人気コンテンツになってます。 最初っからずっと面白いです。すごいです。 ←清水さん。 ●吉本隆明さん、尋ね人広告を出してくださる。 実際にかなり効果があったんですよ。 ←吉本さん。 ●10月30日の「今日のダーリン」から 「新メニュー紹介」が独立、 箇条書きで書かれるようになりました。 こういう「書く方法」もひとつひとつが発明でした。
●「ほぼ日」の看板ができました。 これ、いまも事務所にあるんだよ。 ホーロー製なんです。 ←こういうの。 ●10日、darlingの誕生日パーティー、しました。 こういうことのためにスタッフは徹夜したりして。 その様子は、生中継もしました。 ちなみに、ほぼ日では乗組員の誕生日は かならずケーキを買ってきてローソクをたてて Happy Birthdayをうたってお祝いします。今でもです。 さすがに10年分=1本、ですけどね。 ●「泣きたい時が見たいとき」 深夜に「泣ける映画」をビデオで見る集い。 というイベントをしました。 泣ける映画を、ただ、見て、泣く、というもの。 誕生日といいこれといい、 「無為」な行為が、あたしら、好きみたいね。 ●「ぼーっとした」のゆーないとさんに並んで ほぼ日にはもうひとり女子高生が連載してました。 いまやすっかり大人の女性になられた坂本美雨さん! ←おとなになった美雨さん。 ●格闘家の高阪"TK"剛くんも、連載開始! 彼は、のちに「ケビン山崎さん」を連れてくる。 いま「明るいビル」の1〜2Fにケビンさんのジムがあるのも もとはといえば、TKがいたからなんだよね〜。 縁っておもしろいー。 ←トータルワークアウトでトレーニング中。 ●どうでもいいようなことだけど iMacが鼠穴に来ました。 「すっごくうれしかった」んだそうです。 なぜなら、それまでもMacだったけど、 ずーーーっと、お古だったから。 ほとんどが、現任天堂社長であらせられる もと・ほぼ日電脳部長の「岩田さん」が 自社(ハル研究所)から、いらなくなった機器を 提供してくださっていたのです。 やっとiMacが! というのは、しみじみとうれしい 事件だったのでした。 ←岩田さん ●「樹の上の秘密基地」が始まったのも、この月です。
●シルくん登場。長く人気連載となる 「真っ白いカミ」がはじまりました。 ●ロボットが人から人への旅に出る 「風前の灯」開始。 じ、じつは、まだ、完結してないの。 どこにいるんだ、ロボット!? ←お〜い! どこだ〜! ●模様がえしました。壁紙真っ白なバージョン。 「雪景色」をイメージしたんでした。 「明るすぎて見にくいです」というおたよりも いただきましたっけ‥‥ ●アップルコンピュータの原田社長、来鼠。 darlingと対談をしていただきました。 トップビジネスマンのクリエイティビティには ずっと瞠目してきたんです。ほんとです。 このもようは、2月から連載されました。
●一日だけの節分バージョン、という仕掛けをしました。 えーと、何かって言うと、 アッキィ画伯が おさるに角と髪の毛を描いてくれたんでした。 ●バレンタインでも遊んだよ。 バレンタインデーにつくる料理、 筆者の方々のバレンタインデーの過ごし方、 アッキィ画伯デザインの WEB上のバレンタインカードに、 メッセージをいれることができる、という 1日限定コンテンツをつくりました。 目次のページだけ、 ピンクとこげ茶色の組み合わせにしたりね。 おいしそうだったよ。 残念ながら、データは残ってないんだよ。
●わたくし(シェフ)ここから常勤になりました。 最初の仕事は「ほぼ日の誤字をみつけること」でした。 編集者出身なもので。 「冷蔵庫のジュースは、自由に飲んでいい」という 社内ルールに感激したっけなあ。 そのおかげで、太ったよなあ。 ←最高体重記録時。いまはこんなに太ってません。 ●ジャズシンガー綾戸智絵さんのライブに、 darlingが初めて行ったのもこの月です。 その後、綾戸さんとはとても親しくなったのは みなさんもご存知ではないでしょーか。 のちに、ほぼ日にもロングインタビューが掲載されました。 ←よみうりランドで綾戸さん。
●もっと読者をふやしたい! という希望のもとに、行なったのが 「ガツガツ大作戦」。 読者倍増キャンペーンでした。 秋葉原のMacやさんで「ブラウザ・ジャック」 (店頭のすべてのモニターで、ほぼ日を表示)したり センサー会員を募集したり。
ほぼ日創刊8周年に対する激励や感想などは、 メールの表題に「8周年」と書いて、 postman@1101.comに送ってください。
2006-06-06-TUE