6月なのに、30℃超えの日が続いたり、
今年の夏もなかなか厳しそうですね。
梅雨のさなか、湿度も高めのこの頃、
まだ夏にははやいですけれど、
ひんやりしたこんなゼリーを。
ジャム?
にみえますよね。
でも、ちょっと細めの瓶にはいった
ゼリーなんです。
カカオゼリー、
チョコレートのゼリーです。
チョコレート好きには、たまりません。
夏にキーンと冷やしたチョコレートを
パキパキ折りながらたべるのもいいけれど、
つるんとつめたいチョコのゼリーがあったら
それは、それで大歓迎。
種類は、3つ、
ラズベリーと、グリーンレモンと、コーヒーです。
どれも最初は少しリキュールが香ったあとに
ラズベリーがふわっと広がったり、
レモンのさわやかな酸味がきたり、
コーヒーの風味がカカオと混ざりあったり。
そして、最後には
たしかにチョコレートをたべたあとの
心地よい満足感が残るような、不思議な感覚。。。
かたすぎず、やわらかすぎず、
喉ごしのいいゼリーは、
やっぱり夏を涼しくしてくれる味方です。
そういえば、このゼリーを知ったのは
同じお店のクッキーからでした。
缶やリボンもかわいらしくて
カモの形も愛嬌たっぷりで
すぐに売り切れになっちゃうのですけど
入手できた時には、冷蔵庫にしまっては
ちびちびたべてます。
これは、日本橋三越限定の
ライオンに乗ったカモのバージョンのクッキー、
三越といえば、ライオンですものね!
そうこうしてるうちに
まもなく梅雨もあけて、夏の到来。
どうか、よい夏を。
ジュニアにも、おいしそうに見えてるようです。。。
でも、チョコレートにリキュールですから、
香りだけ、まずは一緒にたのしんでみます。
今回のカカオゼリーは、東京・日本橋兜町の
チョコレート&アイスクリームショップ「teal」製。
眞砂翔平さんと大山恵介さんという
日本でもトップクラスのショコラティエとパティシエが
共同でつくったお店です。
このショップがあるのは日本橋兜町の「日証館」で、
明治21年に渋沢栄一が邸宅を建てた場所。
その邸宅は関東大震災でなくなりましたが、
昭和3年に東京株式取引所によって
現在の建物がつくられ、
昭和18年から「日証館」と
呼ばれるようになりました。
全盛期は35社の証券会社が入居していたそう。
その1階部分に、
古いしつらいを残しつつリノベーションし、
2021年にオープンしたショップが「teal」です。
そのお店で出しているパフェに使う
カカオ出汁のゼリーにフルーツを加えて
瓶詰めしたのが、このゼリー。
カカオラズベリー、カカオグリーンレモン、
カカオコーヒーの3種類で、
あまさ控えめのオトナの味なんですよ。
そして「カモのクッキー缶」は、
「teal」のキャラクターである鴨をあしらったもの。
水運が盛んだった日本橋兜町に
ちなんでいるんですって。
缶のデザインはウィリアム・モリスの代表作
「いちご泥棒」をteal流にオマージュ、
「カカオ泥棒」というテーマでリデザインしたもの。
お店で販売をしているオリジナルは
左右を向いた2羽のカモのサブレとチョコレートに、
3種類のチョコレートクッキー
・カカオニブを練り込んだクッキーに
フランボワーズのグラス
・レモンとチョコチップを練り込んだクッキーに
カカオのグラス
・ヘーゼルナッツを練り込んだクッキーに
ダークチョコをコーティング
‥‥が入っているのですけれど、
今回、渡辺真理さんが入手したのは
日本橋三越の限定品で、
カモのサブレがひとつに、
カモがライオン(三越だから!)に乗っている
スペシャルバージョンのサブレ、
そして3種のクッキーは、フランボワーズが
ラズベリーになっているものが
入っているんですよ。