バルバは、1964年、
アントニオとヴィットリオのバルバ兄弟が立ち上げた、
イタリア・ナポリのシャツメーカー。
創業当初はメンズシャツとパジャマをオーダーメイドで、
ごく限られた顧客にむけてつくっていたそう。
細番手の糸を使った、着心地のよいパターンで
知られることとなりました。
アントニオの息子のラファエルとマリオの代になり、
「世界一のハンドメイドシャツ」を目指し、拡大。
伝統的なナポリスタイルに、
そのときどきのトレンドを組み込んだスタイルを確立、
上等な生地を使い、からだの動きにそった立体パターン、
手縫製ゆえのうつくしさで、
世界的なブランドに成長をしています。
レディスラインができたのは、2000年に入ってから。
イタリアでのデビュー当時、
30~40代の働いている女性を中心に支持されました。
その後、トレンドもある中で、
少し大きめのシルエットとボリュームが、
シャツやワンピースに落とし込まれていって、
カジュアルシーンでも幅広く使える服が増えました。
いまでは年齢もシーンも幅広く支持されています。
今回のスキッパーシャツは、デビューして4年目になる、
バルバのカジュアルラインの定番のひとつ。
台襟がなく、通常第一ボタンの場所に
ボタンがないので、胸元がうつくしく開き、
デコルテをきれいに見せてくれます。
後ろ裾が長め(なんと20センチ差!)で、
全体がとても建築的、立体的。
イタリアのひとってこういう造形がほんとうにじょうずで
(芸術家の最高峰は彫刻家という国だけある)、
今回のシャツのラインナップのなかでも
独特な輝きを放っている気がします。
ボタン、袖付けがハンドワークです。
ハンドとミシン、どう違うのかと言われると、
たいへん説明に困るのですが、
これは「着てくらべると、ぜんぜんちがう」
としか言いようがない。
とくに袖付け、肩周りは、
動きのある部分だけに、手縫いにすることで、
身体にそってやさしくのびるように動くので、
着ていてとてもラクなんです。
そして身幅はたっぷり、
ドロップショルダーで、
バックスタイルは、首もとからタックがたっぷり入って、
そのドレープがとてもきれい!
貝ボタンには「BARBA」「NAPOLI」の
うんとちいさな文字が入っています。
袖はボタンがひとつ、
メンズシャツの流れで、剣ボロがついています。
襟は芯がないのでやわらかく、袖は七分
(小柄なかたは、八~九分くらいになります)。
全体のシルエットは、ボトムスをえらびません。
素材は細番手のコットンポプリン。
密度が高く、光沢のある、
ミラノ製の生地です。
あたたかい季節はキャミソールを下に、
寒くなってきたらタートルのカットソーもおすすめ。
つまり、春夏ものといっても、
季節をとわず着られます。
綿100%
2019年4月24日(水)
午前11時より数量限定販売
※なくなり次第、販売を終了いたします。
1〜3営業日以内出荷
モデル:Sakura Maya Michiki(身長167cm)
スキッパーシャツ(40)
その他スタイリスト私物
レディス
メンズ / ユニセックス