袖と襟に、ひらひらと、
6枚もの薄い生地を重ねたブラウス。
それもわざと「くしゅくしゅ」にして、
目の覚めるようなかわいらしさを演出。
フリルを水で濡らし、
1枚ずつ広げるように手で揉んでから干すと、
花びらのようなニュアンスが生まれますよ。
さらに、前身頃、後ろ身頃、袖のすべてに
うーんと薄いスイス製コットン生地の
「スイスローン」を二重で使ってつくられた
透けないブラウスです。
「白いシャツをめぐる旅。」では初登場となる
yunahica(ユナヒカ)の製品です。
yunahicaは、
「ほぼ日」でもいっしょに仕事をしてきた
スタイリストの佐伯敦子さんと、
編集者でありライターでもある山崎陽子さんのふたりが
運営しているブランド。
こんな服があったらいいのに! というアイデアを
つよい思いをもってぐんぐんかたちにしていく佐伯さんと、
マメで、こまやかなサポートをする山崎さんのチームで、
大柄なひとも、小柄なひとも、
どんな体型のひとが着ても
素敵に映える服をつくっています。
ふたりが考えているのは、
「年齢を重ねてきたからこその服づくり、
リラックスして着られる日常着」。
誰もがだんだん年をとってゆく。
そうすると、リーズナブルでいいものに
なかなか出会えなくなってくる。
それはもちろんサイズの問題もあるし、
若い時はコンパクトだったり、
細身だったりする服を着ていたのに、
年齢とともに何となくしっくり来なくなる。
そこでちょっとゆとりがあるものだったり、
着ていてストレスのない服を求めるようになる。
自分たちに訪れた変化を、前向きにとらえて、
たのしく気持ちよく着られる服をつくりたい。
そんな思いが、yunahicaのふたりには、あります。
そんななかでつくられた、このシャツ。
スイスローンはとてもいい生地ですが、
そのままでは透け感があり、
それが苦手というかたもいる。
そこで、透けないけれど気持ちのよいものをと、
こんなふうに二重にして使ったのだそう。
つまり、ふつうのシャツにくらべたら、用尺が2倍!
(この用尺でこの仕様のシャツを
この価格に設定できたこと、
けっこうたいへんなことだなぁと思います。)
ちなみに二重といっても、
全体が重いということはありません。
身幅はゆったりしていて、袖はラグラン。
肩の線がないので、小柄な人が大きなサイズを選べば、
チュニックのようにも着られます。
そしてなによりも特徴的なのが、
冒頭に書いた、袖と襟の仕様。
すっきりきれいなシャツですが、袖と襟のこの仕様ゆえ、
とても女性らしい、かわいらしさのある印象になりました。
襟は倒して着てもいいですし、
立てて着れば「甘さ」だけじゃない、
「格好よさ」が感じられますよ。
さてサイズですが、
サイズ1と2ではずいぶん大きさがちがいます。
とはいえ、どちらも肩と身幅がたっぷりしていますので、
サイズのちがいはあまり気にせず、
およそ6センチことなる「丈の長さ」で
考えていただければ大丈夫です。
つまり、身長のあるかたも、
丈を短く着たければ「1」、
小柄なかたでもお尻をかくしてたっぷり着たい、
ということならば「2」を。
そんなふうに選んでくださいね。
ボトムスについては、スタイリストでもある
佐伯さんからのアドバイスを。
「なんでも大丈夫ですよ!
デニムでもいいし、きれいに着たければ、
普通のサマーウールパンツを履いても大丈夫。
こうでなきゃっていうことはないです。
ただ、ワイドなパンツを履く時は
インにして着ていただいたほうがいいと思いますし、
細身のパンツだったら、
アウトで着ても大丈夫なようになっています。
ちょっとゆったりしたデニムとかだったら、
あえてウエストマークでベルトして、
っていうのでもかわいいかもしれないですね」
綿100%
2019年4月24日(水)
午前11時より数量限定販売
※なくなり次第、販売を終了いたします。
1〜3営業日以内出荷
モデル:Sakura Maya Michiki(身長167cm)
フリルブラウス(2)
その他スタイリスト私物
レディス
メンズ / ユニセックス