「白いシャツをめぐる旅。」では
第1回からのおつきあいであるSTAMP AND DIARY。
ヨーロッパで長く着られてきた女性の日常着の、
長くたいせつに着ることを前提としたものづくりをヒントに、
現代の日本でそれを再現しようというブランドです。
このシャツは、「白いシャツをめぐる旅。」の
プロジェクトがはじまるずっと前から、
主宰の吉川修一さんは、生地を手配してくださっていたそう。
北陸でつくられる刺繍の生地は、
とても手間がかかるので、
半年以上前からオーダーしていたのです。
キャンディ柄の刺繍のかわいいこの生地をつかって、
長袖で、襟はレギュラーカラー、
とてもシンプルなかたちのシャツをつくりました。
シャツを選ぶときって、
正面からのかたちを見て、
お店で着用をしてみるときも
鏡に写った真正面の姿を参考にしますけれど、
STAMP AND DIARYのシャツは、
「横向きの姿」や「後ろ姿」がとてもきれいです。
後ろは、センターに大きなボックスプリーツがつき、
そこから用尺たっぷりに、左右に広がっていきます。
ヨークは広く、たっぷりめ。
肩甲骨のあたりからなだらかに裾が広がっていきます。
その裾は、ゆるやかにカーブを描きます。
刺繍は前身ごろだけ。
袖と後ろ身ごろには使っていません。
前ボタンのところは、比翼仕立ての隠しボタン。
肩はあまりドロップをしていませんが、ゆったりめ。
ぴったりに着る必要はありません。
袖はごくごく普通の長袖で、
しっかりみじかめのカフスがついていて、
剣ボロのつくりなどはいかにもシャツライクです。
そのまま長袖でもいいですし、
2回くらい折って着てもかわいいですよ。
この製品は手洗い可能ですが、
コットンという性質上、
ご家庭で水洗いををすると多少の縮みがあります。
この製品で使用している刺繍糸も
コットンですので、同様に多少の縮みが起こります。
刺繍糸が縮むと生地に凹凸がでたり、
細かいシワができますが、
この凹凸も刺繍ならではの風合いとして
お楽しみいただけたらと思います。
この縮みは洗濯後のアイロンで
多少は伸ばすことができますが、
コットンの性質上、一度水分を含むと
洗濯前と同様の状態には戻りません。
生地の凹凸や細かいシワが気になる方は、
ドライクリーニングをおすすめします。
綿100%、刺繍糸 綿100%
2019年4月24日(水)
午前11時より数量限定販売
※なくなり次第、販売を終了いたします。
1〜3営業日以内出荷
モデル:Sakura Maya Michiki(身長167cm)
刺繍のバックタックブラウス(F)
Ataraxia デニムラップラウンドスカート(F)
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