なんだかふつうのシャツとちがうなあ」
という印象の、このシャツ。
遠目には「ふつう」なのに、
近づいてみると、ボタンの位置であるとか、
比翼のつけかただとか、細かなディテールが
ほんとうに独特で、個性的。
でも、「デザインを主張する」とか
流行をつくる」という気負いはなく、
なんというか‥‥我(が)が強くないというか、
定番的にずっと着られそうな印象があります。

これが「白いシャツをめぐる旅。」初登場となる
nisica(ニシカ)のボタンダウンシャツです。

nisicaは、東京で活動するブランド。
もともとはメンズウェアだけを
つくっていたそうですが、
女性たちが、メンズのシャツを羽織る、
そんな着方がうまれて、
nisicaもまた、そんな女性たちが注目しはじめました。
そこで、パターンはかえずにサイズ展開をひろげ、
小柄な女性が着られるものを『1』として作りました。
そこから『2』『3』『4』とサイズ展開があります。
今回「白いシャツをめぐる旅。」でも
その全サイズを仕入れますから、
女性も男性も、またユニセックスで
ふたりの共用シャツ」として
お考えいただいても、だいじょうぶですよ。

2つの型がありますが、
こちらのボタンダウンシャツは、
ごくふつうのサイズ感で、
基本的なメンズライクな印象。
じつはこれ、nisicaでは
10年ほど前からの定番です。

まず目をひくのが比翼とボタンの位置。
ふつうの(アメリカ的な)ボタンダウンシャツは、
台襟にボタンがついているのですが、
nisicaのものにはついていません。
これは「台襟のボタンは留めずに着る」ことを
前提でつくられているから。
第1ボタンは、留めればきちんとした印象になりますが、
外せば、いわゆるアメリカ的な着こなしになる。
ボタンは留めても、留めなくても。
その人なりの着方ができるようにしています。

ネクタイを締めることを前提としているので、
第1ボタンをあけたときに、
第2ボタンまでの間隔がひろいのですが、
nisicaのボタンダウンシャツは、
ネクタイを締めない、第1ボタンは開けることが前提で、
その間隔が狭くなっています。
1つだけ開けるとかわいくて、
2つ開けるとかっこよくて、
そんな着方ができそうです。

そして比翼にしてボタンをかくしているのですが、
第1ボタンは目立ってしまうので、
ここだけは貝ボタンではなく、くるみボタン。

胸ポケットも、ふつうのようでいてふつうじゃない。
なんだか浮いているように見えます。
後ろ姿は、ヨークがあって、
センターにボックスタックが入っている、
きわめてふつうのシンプルなつくりです。

■素材

綿100%

■洗濯方法について

  • ・液温は40℃を限度とし、ご家庭でのお洗濯ができます。
  • ・漂白剤は使用できません。
  • ・タンブラー乾燥機の使用はお控えください。
  • ・日陰での吊り干し乾燥をおすすめします。
  • ・アイロンは200℃までで使用してください。
  • ・ドライクリーニングはできません。

■販売時期・販売方法

2019年4月24日(水)

午前11時より数量限定販売

※なくなり次第、販売を終了いたします。

■出荷時期

1〜3営業日以内出荷

■着用リスト

女性モデル:Sakura Maya Michiki(身長167cm)

ボタンダウンシャツ(サイズ2)

その他スタイリスト私物



男性モデル:クロカワマサユキ(身長174cm)

ボタンダウンシャツ(サイズ2)

ERICK HUNTER テーパードパンツ(ベージュ)(L)

その他スタイリスト私物