谷川俊太郎、kissなどを語る。
しかも、新作『kiss』を、「ほぼ日」で
1000枚限定特典付きで発売します。

もともと「ほぼ日」には谷川俊太郎ファンが多くて、
いっしょに何かできないかなぁと、
前々から思っていたのですが、絶好の機会がありました。

谷川俊太郎さんが、自作の詩を朗読して、
谷川賢作さんが、ピアノを弾いているCDアルバムが、
2月5日に発売になります。
「詩の朗読とピアノ」というアルバムは、
一般にはなじみがないけれど、
前作『クレーの天使』を持っている人ならわかると思うけど、
ひとりで聴いても、誰かと聴いても、
とても気持がよくて、こう、なんていうのかな、
心のなかに芽が生えてきてむずむずするような・・・・。
そういう感じになるんです。
いま流行中の「癒し系アルバム」より、
きりっとしているぶんだけ、聴きがいがあるんですよ。

しかもタイトルが「kiss」ですからねぇ。
この機会に谷川さんにお話をうかがって、
しかも、「ほぼ日」だけの非常識な方法で、
このアルバムの「臨時ショップ」を開くことにしました。
(谷川さん、1000枚のサインに、最初はびびってましたが、
いまじゃ、もう、おもしろがって、すっかりやる気です!)
(ほぼ日での「kiss」の販売は終了いたしました)

谷川俊太郎さんのプロフィールはこちらです。

谷川俊太郎書店で「kiss」売ってます。

先日、谷川俊太郎さんから
「池袋で、本屋さんをやってるから
 遊びにおいでよ」

と、お手紙をいただきました。
本屋さん、ですかぃ?
なにやら、ジュンク堂書店池袋本店のなかで
「谷川俊太郎書店」なるものが営業中、だそう。
いったい、どんなことになっているのでしょうか。
ちょいと行ってみることにしましょう、シャルウィ?

ジュンク堂書店池袋本店は、売り場だけで10フロア!
こんななかで、谷川さんを発見するのは、至難の業だ。
と思ったら、エレベータの横にいらっしゃいました!

あ、谷川さんだ!!
いたいたいた! 谷川さーん♪

あ、あれれれれ、
よく見ると、立て看板だった。

「いらっしゃい」ハタキを持ってます。

谷川俊太郎等身大(?)看板に書いてある
インフォメーションを読むと、
ふむふむ、7階の一角に
「谷川俊太郎書店」というコーナーがあるとな。
今日は谷川さんが来ていて、サイン会をやるそうな!
エレベータに乗って、7階へギューーン。
ありました、ありました。
谷川俊太郎さんのおすすめする本が
ズラーリと、販売されているコーナーが。
その数、なんと600点。

谷川さん執筆の本や、


画集や写真集などもあります。

サイン会は、先着200名の限定です。
「谷川俊太郎書店」で1冊買うと、
サイン会の整理券をもらえます。

ジャーン。すごい列だ。


列はなんと、階段までつづく!

1冊1冊ほんとにていねいに
サインしていらっしゃる谷川さんです。

「●●××さんへ」と、フルネームで
名前を入れてくださいますよ。

「ワタクシ、趣味で詩を書いておりまして・・・」
「どういう詩をお書きなんですか?」
など、お客さまひとりひとりと
お話をしていらっしゃいます。
ひとりで200ものお客さんの相手をする
「谷川俊太郎書店」店長、谷川さんです。
すごいパワーです。

いつお会いしてもエネルギッシュでポップな谷川さん。
店長だから、もちろんエプロンつけてます。

さて、「kiss」は置いてあるのでしょうか?
「CDもあるよ」と書かれたコーナーを覗いてみると。

あったー! ありました、「kiss」!

「詩の朗読と音楽で、
 ヨーロッパをツアーしてきたんだけど、
 『ほぼ日』を読んで、見に来てくれた人も
 多かったんだよ。
 うれしかったなあ。
 アリガトねーっ!!
 糸井さんとの対談は、ほんとに楽しかったですよ。
 あとから自分で読んでも、楽しめました。
 それに、読者のみなさんから
 たっくさんの感想のメールをいただいて。
 大ゲサだけど、半世紀のあいだ、
 詩を手ばなさなかった甲斐がありましたよ」
 と、谷川さん。


こんなふうに、サインをしてくださいます。
この本は、谷川さん訳の『かみさまへのてがみ』(サンリオ)です。

「谷川俊太郎書店」の営業は、2003年10月5日まで。
谷川店長が月に1回、来店します。
谷川さんの次回の来店は、
5月4日(日)の13:00〜15:30です
(サイン会の整理券配付は、12:45からはじまります)。


谷川俊太郎店長の名刺です。これも、サイン会でもらえます!

そしてなんと!!
同じ日の5月4日、ジュンク堂書店4階喫茶室にて
谷川賢作さんのライブが行なわれます。

谷川俊太郎さんも参加予定だそう!
「kiss」の世界の再現なるか?ですね!
<時間>3:20〜DJタイム 4:00〜ライブ
<出演>谷川賢作(DJ&key)、宮野裕司(alto sax)、
    谷川俊太郎(店長・朗読)
<お問い合わせ>TAM office 03-3312-5963
※チケットは、無料です。

そのほかの、谷川さんがいらっしゃる日程や
本のラインナップなど、
「谷川俊太郎書店」についての
くわしいインフォメーションはこちらをごらんくださいね。
では、谷川さんの、「ほぼ日」へのまたのご登場を
どうぞどうぞ、お楽しみに〜!



谷川さんの「kiss」について

「kiss」はCDショップなどで
2月5日より発売されています。
ショップにない場合は、
店頭にてご注文くださるか(商品番号PSCR-6105)、
インターネットの各ショッピングサイトにて
お買い求めくださいませ。
「kiss」をお聴きになった感想も、ぜひ、
postman@1101.comまでお送りくださいね!

CD「kiss」のポリスターの
スペシャル・コンテンツはこちらです。



「ほぼ日」を通して
kissをお買い上げくださったみなさまのために、
谷川さんがサインをしてくださいました。
そのようすは、こちらのページへジャーンプ!

第1回 やっぱり、知らない人に読んでほしい。

第2回 人とつながれたという気持ち。

第3回 生活にエピソードがない。

第4回 お願いしたいほど。

第5回 混ざり合っているものを好きになる。

第6回 日本語にアイラブユーは、ない。

第7回 俺を好きなの? 詩を好きなの?

第8回 心に詩ダコができる。

第9回 欠点をなおす情熱を

第10回 暴力が振るえない情けなさ

第11回 読み手が見えているということ
当選者の発表

第12回 いつから気取り出したんだ?

第13回 しゃがみこんで、紙くずを読んだ日。

第14回 IとYouがクルクルまわる。

この対談への激励や感想などは、
メールの表題に「谷川俊太郎さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2003-04-16-WED

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