「カット」「エスクァイア日本版」の
編集部を経て、
「コンポジット」「インビテーション」
「エココロ」などの編集長を
務めてこられた菅付雅信さんが
1月に編集入門書を出版されます。
本日は、この本と
菅付雅信さんによる
刊行記念の編集講義のトークイベントを
ご紹介いたしますね。
まず、この本を担当されている
アルテスパブリッシングの
鈴木茂さんに本のご紹介いだきました。
鈴木さんは、「ほぼ日」で連載中の
「みんなの家。」にも
ご協力いただいている方です。
ファッション、アート、映画、
音楽などのジャンルで
活躍を続けている編集者・菅付雅信さん。
自ら発行していた「コンポジット」、
ぴあの「インビテーション」、
あるいは「エココロ」、
「リバティーンズ」といった
雑誌の編集長を務めたといえば、
お心当たりの方も多いかと思います。
もちろん今も第一線で
活躍を続けている菅付さんが、
雑誌・書籍編集者としての
豊富な経験のすべてを投入して、
編集とは何か?
という大きなテーマに挑んだのが、
この『はじめての編集』です。
この本は、
「編集の人類史」からスタートして、
企画の立て方、コピーの作り方、
ヴィジュアル素材の活かし方、
デザインの考え方、
そして紙メディアを超えて拡大する
これからの編集、という
6部構成になっています。
編集という仕事の本質を説きながら、
具体的な例をたくさん挙げて
解説していますので、
これから編集の仕事を志す
若いみなさんにも、
現役の編集者たちにも役に立つ、
とても実践的な入門書です。
人文書寄りの仕事の多い自分にとっても
教えられることの多い本になりました。
これまでにありそうでなかった、
アート/カルチャーに強い編集者による
21世紀の編集入門講座、
ぜひお手元に置いてお役立てください。
(アルテスパブリッシング 鈴木茂)
そして、刊行を記念して、
菅付雅信さんが編集講義の
トークライヴが催されます。
渋谷の映画館「シネマライズ」の
大型スクリーンを使って、
本に掲載された280点の画像、
120点の引用文献を投影しながら
行うそうです。
はじめての編集シネマティック・レクチャー
■日時:2012年1月16日(月)
19:30開場 20:00開演(終演22:00)
■会場:シネマライズ
東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル
電話:03-3464-0051
■入場料:1600円(税込)
■要予約:締切は1月8日(日)
予約のお申し込み方法は
アルテスパブリッシングのページを
ご覧ください。
「編集とは企画を立て、人を集め、モノをつくるために、
言葉とイメージとデザインをアンサンブルすること」
このテーマを軸に、
編集の仕組みとおもしろさを教えてくれる2時間講義。
興味のある方、お近くの方は、ぜひ、ご参加くださいね。
「ほぼ日」の乗組員も数名が行く予定でーす。