- イガメンチ
- 貝焼きみそ
- せんべい汁
- けの汁
- つがる漬
- いかのすし
それではみなさんの コメントをご紹介します。
イガメンチ
イカゲソのぶつ切りに野菜
(キャベツやニンジン)・小麦粉をまぜて
揚げるだけの簡単おかずです。
家庭により団子状もあれば平らだったり、
大きさ・形も様々。
私の好きなのは、ごはんに
イガメンチと納豆をぶっかけて食べる、
ごはんすすむ系。
「納豆+しょうゆ」がイガメンチの旨さを
さらに引き出してくれます。
(ささ)
イカを叩いてミンチにし、平たく丸めて、
焼いたり揚げたりしたものです。
でも、呼び方は「イカミンチ」ではなく
「イガメンチ」。
鼻濁音で訛るのが正式です。
そのまま食べるも良し、醤油で食べるも良し。
お酒もごはんも進む、
津軽地方のソウルフードです。
(たま)
イガメンチ、これは本当に美味しい。
マヨしょうゆ唐辛子で食べると最高。
いかげそってあんまり好きじゃないけど、
これにすればどれだけでも食べられるから不思議。
(ミガエル)
けの汁
山菜のたくさん入ったお味噌汁。
実家に帰ったら必ず食べます。
(あや)
根菜やわらび・ふき・ぜんまい・筍などを、
みじん切りまたは賽の目に刻んで煮込んだ、
具だくさんな味噌汁。
色んな野菜のうまみがたっぷりつまった
冬の定番郷土料理です。
地元のスーパーや青森県の物産館
(東京・飯田橋)等では、
パウチ詰めや缶詰になったものも購入できます。
(歌呼)
おせちと同じく年末年始によく食べられる
和風ミネストローネ
‥‥といえば聞こえはいいですが、
根菜や山菜を細かく切って
味噌汁仕立てにした青森の郷土料理です。
七味をパラパラかけて食べると
あたたまっておいしいんですよ 。
(ももんが)
せんべい汁
2012年の「B-1グランプリ」金賞です。
鶏出汁で、人参・ゴボウ・鶏肉・長ネギ・
キノコ類等を煮込み、
最後にせんべい汁用のせんべいを入れます。
固さは、アルデンテで食べます。
みんなで集まったりすると、食べます。
冬に食べると体が暖まります。
(ももいろばなな)
今では全国的にメジャーになった
「せんべい汁」ですが、
B-1グランプリが開催される前までは
ひっそりと家庭で食べられてきました。
最近は具だくさんが主流のようですが、
我が家でのせんべい汁の具は、
せんべい、サバ缶(水煮)、ネギと
シンプルです。
(ミョウガスキー)
八戸生まれにとっては味噌汁と同じレベルです。
通常のせんべいとは作り方が違うんですよ。
汁が染みてくると、もっちりして食感もよいです。
(幽)
甘い茶碗蒸し
一般的な茶碗蒸しが甘くないと知ったのは、
地元を出てからでした。
青森の茶碗蒸しは、通常の具の他に
栗の甘露煮が入っていて、
卵液にも「だし汁+甘露煮のシロップ」が
たっぷり入る、かなり甘い味。
「えー!?」と言われますが、美味しいのです。
今は九州に住んでいますが、
わたしがお正月に作る茶碗蒸しは青森味。
食べる人を洗脳しようと試みています。
(たんたん)
栗の甘露煮が入った、甘じょっぱい茶碗蒸し。
お蕎麦屋さん、定食屋さん、
実家でもこの味です。
(あや)
甘いお赤飯
ただの赤飯ですが、津軽の赤飯は甘いんです!
私はこの甘いお赤飯が大好き。
地元を離れて一人暮らしをしたとき、
炊飯器に入れるだけの「赤飯のもと」を
買ったことがありますが
「ただの赤いご飯だった!」と
親に文句を言ったことがあります。
(まめりんご)
小豆のかわりに甘納豆を入れたお赤飯。
今となっては東北地方の定番として
有名かもしれませんが、
甘納豆がきいた、子供にうれしいお赤飯です。
父親が結婚式に呼ばれた日は、
その持ち帰りを心待ちにしていました。
母親もよくつくってくれました。
地元を離れて30年近くなりますが、
いまだに甘納豆が入ってない
そっけない味のお赤飯(笑)には
違和感を感じます。
(ふじべあ)
煮干しラーメン
煮干で出汁をとったラーメンです。
これがメジャーだと思っていたので、
他でかつおだしや豚骨ベースを
食べたときは衝撃でした‥‥。
(えだまめ)
「ラーメン食べたい♪」と歌う
矢野顕子さんも大好きなラーメン。
青森はさっぱり煮干しダシ。
「朝ラー(朝ラーメン)」という
習慣もあるくらい
ラーメン文化が栄えてます。
(ももんが)
おすすめは「中華そば ひらこ屋」の
煮干し中華そばです。
無性に食べたくなり、
食べた後の充実感がすごいです。
ここは平日休日問わず混んでいるのですが、
待ってでも食べたい。
透き通ったスープに煮干しが香り、
麺がもちもちつるつるです。
ガツンと煮干しが濃い目のメニューもあり、
そちらも美味です!
お新香が無料でいただけるのも、
なんだか嬉しいです。
(yone.)
貝焼きみそ(みそが焼き)
帆立貝の殻をフライパンのように使用し、
卵を焼きます。
半熟状態で味噌で味付け。
貝から出汁が出て、美味しいのです。
風邪で食欲がない時によく作ってもらいました。
味噌の香りが食欲を促し、
身体が温まるやさしいメニュー。
ネギなどの野菜を入れたり、
マヨネーズを足して焼いたりもします。
(ゆきどうさん)
ホタテの貝殻に味噌を溶いて、
ネギを入れ、卵でとじたものです。
ホタテの貝殻はだいたい家にあったので、
おかずがないときのごはんのお供でした。
(たんたん)
ご飯のお供にも酒のつまみにもおすすめ!
15cmはあるホタテ貝の殻を器代わりに使った、
見た目も豪快なメニュー。
具材はホタテやイカなどを刻んだものや、
ネギ、鰹節等が定番。
酒のつまみには塩辛なんかを入れても合います。
(歌呼)
つがる漬・ねぶた漬・味よし
海を挟んだおとなり北海道の名物、
松前漬のパクリなのですが、
独自に発展しました。
豪華なヤツは数の子一本まんま入り(!)
だったりしますが、
普段食べるのは数の子の欠片入りの
お手頃価格のタイプです。
これを熱っつーいご飯にかけて食べるのを
想像するだけでたまりません。
キュウリやかいわれ、
食用菊を和えて食べても美味しい、
いつも欠かせないご飯の相棒です。
(ショコりさ)
いわゆる数の子の醤油漬けですが
「味よし」は一番数の子が少なくて
お安いタイプです。
が、何といっても「味よし」が
一番おいしいと思います。
子供の頃、50円を握りしめて
移動販売車で買っていました
(今はもうちょっとお高い)。
あたたかいご飯に心置きなくたっぷりのせて、
わしわし食べられるのが魅力だと思います。
(asagi)
大きく分類すると松前漬の仲間でしょうか。
特別な日でなくとも、ご飯のお供として、
家庭でよく出されるものです。
これでご飯何杯でもいけます。
(さんすけ)
いかずし
いかめしはご飯が詰まっていますが、
いかずしはキャベツや生姜を詰めて
酢漬けにした郷土料理です。
スッキリした野菜の後口に、
モチモチしたいかの食感が
お酒のおつまみに最高です!
(えだまめ)
茹でたいかの腹に野菜の浅漬けと
いかのゲソが入った、
いかめしならぬいかずし。
輪切りにしてわさびをすこーし付けて
食べるのがおすすめ。
朝ごはんにも晩酌にもあう、
地元に帰ったら必ず食べたくなる一品です。
(kasira)
なんばんみそ
細かく刻んだ大根・人参・キュウリ・しその実を、
唐辛子ともろみに漬け込んだ食べ物です。
「みそ」と言いながら、
まったくみそは使っていません。
温かいご飯にのせてたべると最高のご飯の友。
おにぎりの具やお粥のトッピングで食べても
美味しいです。
(ももいろばなな)
いろいろなタイプがあるのですが、
わたしがおすすめしたいのは
「コムラ」のなんばんみそ。
熟成もろみに小さく刻んだ大根、人参、
きゅうり、しその実、青唐辛子などを
漬け込んだ保存食です。
ほかほかご飯にちょっぴりのせたり、
おにぎりの具にしたり、
おにぎりの表面に少しぬって、
焼きおにぎりにしてもおいしい。
お鍋の薬味にもいいですし、
そのままお酒のアテにもなります。
冬は熱燗と合いますよ。
(ひろちょびん)
「中みそ」のみそラーメン
キャベツともやしたっぷりで麺もたっぷり!
甘めのスープが優しいみそラーメンです。
もともとの店名は「チャイナドール」でしたが、
「中三デパート」の
「みそラーメン」ということから
呼ばれていた愛称が店名に。
弘前の人々から、すごく愛されているお店です。
(yone.)
ばっけみそ(ふきのとうの味噌)、
若生おにぎり(こんぶのおにぎり)、
イギリストースト、清水ナンバ‥‥。
美味しいものは山ほどあるけれど、
やぱり「中みそ」は外せない!
にんにくと野菜たっぷりで、
季節を問わず元気になれる1杯です。
一見こってりなんだけど、
具をスープで煮込んでいるので
優しい味に仕上がっていて、
食べると「弘前に帰ってきた~!」と
心底ほっとします。(ミック)
いちご煮
青森県南部地方にある八戸は、
イカやサバが沢山とれる港町です。
海の幸をふんだんに使った料理も多いのですが、
缶詰といえば、コレをイメージする市民が
多いのではないでしょうか。
ウニとアワビを煮込んだお吸い物で、
豪華かつ上品な味がします。
一缶が約1000円で、なかなか手の届く
お値段ではありませんが、
たまに手を伸ばさずにはいられない。
そんなソウルフードです。
(かばお)
馬肉鍋
わが地元・五戸町は馬の産地!
小さいころからお肉といえば馬肉でした。
ゴボウたっぷりキャベツどっさり、
噛めば噛むほど味の出る馬肉を煮込んだ
ミソ仕立てのコクのある鍋です。
有名なのは「尾形精肉店」ですが、
なにより各家庭でお母さんが作るお鍋が絶品。
煮込みすぎてしょっぱくなったお鍋の残りを
ご飯にかけて食べるのが、翌日のお楽しみです。
(ひろちょびん)
おすすめは、青森県五戸町にある
「尾形精肉店」の馬肉鍋です!
巷では、さくら鍋と言うのでしょうが、
このあたりではズバリ『馬肉鍋』。
味噌味で、ごぼう・糸こん・キャベツ・
豆腐のみを煮込みます。
締めに、センベイを入れて煮込むとおいしいです。
集まりごとがある時はかならず食べます。
(ももいろばなな)
スタミナ源たれ
おろしにんにく、たまねぎ、そのほか
青森県産野菜のうまみたっぷりの、
ちょっと辛口の焼肉のたれです。
略して「源たれ」。
大学進学で県外で暮らし始めたときには、
母親に頼んで送ってもらってました。
焼肉はもちろん、野菜炒めの味付けに使っても、
マヨネーズと混ぜてサラダにかけても、
なんならおかずがないときに
アツアツごはんにちょっぴりかけるだけでも、
最高においしい!
目玉焼きにかけるのもGOOD。
たくさんの人に知ってほしいおいしさです。
(ひろちょびん)
青森では超メジャーな焼肉のタレです。
とはいっても、大手のタレでよくある
とろっとした感じではなく、
スパイスのばっちりきいたなかに
林檎すりおろしの甘さと醤油の風味が同居する、
他にはない味わい。
焼肉はもちろん、ご飯にかけても、
納豆に入れても。
さらに野菜炒めやカレーの隠し味としても使える
万能選手です。
上京してはや10数年ですが、
私の冷蔵庫には常にストックしてあります。
(えだまめ)
欠かせないソウルフードです。
名物のりんごとニンニクをふんだんに使った
タレで、焼肉や野菜炒め、チャーハンや
唐揚げの下味‥‥と、様々な料理で大活躍します。
「甘じょっぱい味大好き!」な青森県民の
食卓に欠かせない一本です。
(かばお)
すじこごはん
すじこごはんは短命県青森の必需品。
年越しの豪華な料理としても欠かせません。
津軽弁で「あっつぅままさすじご!
(あったかいごはんにすじこ)」と言えば、
それだけで通じ合えます。
(ももんが)
かす汁・じゃっぱ汁
塩抜きした野沢菜漬または高菜漬を
刻んで具にした、酒粕仕立ての味噌汁です。
菜っ葉の塩気と酒粕の甘みがほんのり効いて、
エンドレスで飲め、体もあたたまります。
なお同様に、酒粕仕立ての味噌汁で
具がじゃっぱ(=魚のアラ。
我が家はタラや鮭を多用)の場合は、
じゃっぱ汁といいます。
こちらは大根や人参を入れる家庭も多いです。
(歌呼)
しぐさ汁
しぐさ(家の軒下で干しておいた大根の葉)を
湯で戻し、細かく刻んで油揚げと一緒に具にした
味噌汁です。
「しぐさ」は干し草という意味。
冬の間は雪と寒さで新鮮な菜っ葉が
手に入りにくかったため、
こんな作り方がうまれたそう。
うちではこれをかす汁仕立てにし、
更にバターを落として飲んでました。
体が温まること間違いなし!
しぐさを作る習慣がなくなってきたため、
現在作っている家庭は
一部のみではありますが‥‥。
(歌呼)
玉子とうふ
100円くらいでスーパーで売ってる
「玉子とうふ」が大好きです。
甘くて具だくさんなのが特徴です。
青森にいた頃はどこでも売ってると
思ってましたが、
県外では似たようなのが売ってない。
帰省すると一日一個完食してます。
(ささ)
イカのゴロ和え
イカの内臓、味噌、酒、生姜等を混ぜたソースを
イカに絡めて炒めた料理。
最後にシソを入れると味が締まります。
(ゆか)
ざる中華
夏の麺といえば冷やし中華が有名だけど、
津軽では「ざる中華」。
ざるに盛られたキリッと冷えた中華麺を、
めんつゆにくぐらせていただきます。
ざる蕎麦とも違うさっぱり感。
食欲が落ちる真夏も
つるっと食べられる一品です。
(ミック)
ピンクいなり寿司
地元でいなり寿司といえば、
たいがい、中身は紅しょうがが入って
ピンクに染まった甘いやつ。
コンビニとかで売っているいなり寿司だと、
まっしろなので、物足りなさを感じます。
地元スーパーとかでも売ってます。
(いもサラダ)
人参の子和え
人参と高野豆腐と糸こんにゃくを、
たらこを絡めて炒めた料理。
人参の甘さとたらこの塩辛さが
ちょうどいい感じです。
スーパーでお惣菜としても売っています。
(ゆか)
豆漬け
これも母が夏になると作る家庭料理です。
茹でた枝豆を塩水に漬けるだけの料理ですが、
なかなか母のように上手く作れない。
発酵して酸味がついた枝豆と、ビール!
夏に必須の一品です。
(ささ)
「岩木屋」のマタギなんばん漬
味付けきのこの瓶詰めです。
「さもだし」と呼ばれるきのこですが、
東京では見たことがありません。
ピリ辛の味付けで、ご飯が止まらなくなります。
(すみこ)
生姜味噌で食べるおでん
最近はコンビニでも置いてあります。
からしではなく生姜味噌をつけるおでんは、
最高にうまい。
(あや)
マツモの味噌汁
「マツモ」という海藻が採れる時期に
よく食べられているお味噌汁です。
淡い磯の香りと、鮮やかな緑色がきれいで
とても美味しいのです。
ときどき海藻に潜むエビ(アミかも)が
一緒に入っていて、
それもかわいく、目に楽しい。
今は遠く九州に住んでいるので
なかなか食べられませんが、
思い出しては食べたくなっています。
(たんたん)
じさ味噌
「じさ」とは津軽弁で赤紫蘇のこと。
他の地域では青が主流で
赤はせいぜい梅干し用ってな感じらしいですが、
わたしの地元では赤が主流です
(おそらく赤紫蘇であんずを巻いた
極甘の“梅干”用に育ててる農家が多いからかと)。
その赤紫蘇をたっぷり使った
味噌味の佃煮みたいなものですが、
家によって味付けが違います。
我が家のは唐辛子をたっぷり使った激辛味。
地元でも知る人ぞ知るっていうくらいの
ローカルごはんなんですけどね。
(ショコりさ)
梅干
地元で”梅干”と云えば、昔っから
あんずを赤紫蘇でくるんだ、
酸っぱくない、なんちゃって梅干しのこと。
地元では酸っぱいモノが苦手という
お年寄りがむちゃくちゃ多くて、
梅干ですら甘いんです。
他にもお赤飯や茶わん蒸しまで
甘かったりするので、
他県で違う味付けで出て来るとビックリします。
ばあちゃんのおにぎりに甘い梅干しが
入ってるのを知らずに食べた時の衝撃は、
今でも忘れられません。
(ショコりさ)
八戸じゃじゃ麺
八戸市民の大好きな給食メニューといえば、
じゃじゃ麺。
盛岡のピリ辛なじゃじゃ麺とは違い、
みそ+中華だしのあんかけがかかった
優しい味のメニューです。
たくさん入ったたけのこ、しいたけ、
ひき肉もポイント。
あたたかいうちに食べます。
グラタンフライやチキンカツが有名な
「むつ食品」さんで、
この八戸じゃじゃ麺も売られています。
県外の人にもオススメしたい一品です。
(かばお)
「いこい食堂」の中華ラーメン
青森県大鰐温泉にある
「いこい食堂」の中華ラーメンは、
煮干しのさっぱりツユと縮れ麺が最高です。
繊細なツユで時間と共に味が変わるので
昼12時前後に食べるのがおすすめ。
メディアへの登場は断っているようですが、
地元民、帰省客でいつもいっぱいです。
(とんちゃん)
- イガメンチ
- せんべい汁
- 貝焼きみそ
- なんばんみそ
- スタミナ源たれ