- きりたんぽ鍋
- いぶりがっこ
- 納豆汁
- 「花善」の鶏めし弁当
- はたはた寿司
- 横手やきそば
- つぶしたごはんを木の串につけて焼いたもの、鶏肉、ごぼう、きのこ、ねぎ、せり、こんにゃくなどを、鶏がらのだしと醤油で煮込んだ、ハレの日の大鍋料理です。
- 冬の名物の、燻した沢庵。ご飯だけじゃなく、おやつにもピッタリ。最近ではチーズを合わせておつまみにするのも人気です。
- 「他の土地では栗が入ってない」と知った時の衝撃ときたら! 銀杏では出せないほの甘さがいいのです。底にころんといる栗を見つけるときの嬉しい気持ち、懐かしいです。
- 魚介のあらを入れたスープに、熱々の焼いた石を入れていただくお鍋です。鍋といっても、木製の桶で供されます。ごはんとの相性もばっちり。
- 比内地鶏の炊き込み御飯がおいしい駅弁です。継ぎ足しのタレで炊かれたごはんが、すごくおいしい。冷めても味がゆるぎません。
それではみなさんの コメントをご紹介します。
きりたんぽ鍋
秋田県と言えばきりたんぽ鍋。
自分でも作れますけど、
実家に帰ったときにぜひ食べたいメニューです。
せりの根っこを入れるかどうかや、
きりたんぽを手でちぎるか包丁で切るかとか、
きりたんぽを別鍋で煮込むか一緒に煮込むとか、
各家庭ごとにこだわりがあって、
そこも楽しいです。
(ふがし)
地元は略して「たんぽ」と呼びます。
つぶしたごはんを木の串につけて
焼いたもの(特大のちくわ状になる)、
鶏肉、ごぼう、きのこ、ねぎ、せり、
こんにゃくなどの具材を、
鶏がらのだしと醤油で煮込んだ
ハレの日の大鍋料理です。
お祭り、年越し、そんなときのためのもの。
うちは農家だったので、
コメの収穫後、
『ことしも一年ありがとう』なイベントとして、
じぶんちの新米で作ったたんぽを
薪ストーブで焼くところからはじめていました。
(なご)
いまは宮城在住ですが、
ときどき家できりたんぽ鍋を食べます
(今年も2回食べました)。
鍋用の比内地鶏スープと
きりたんぽを通販で買っているのですが、
レトルト加工のきりたんぽはレンジで温め、
トースターで表面をカリッと焼いてから
お鍋へ入れるます。
ほかの具は、
ごぼう、まいたけ、せり、ネギ、鶏肉。
うちはしらたきも入れます。
せりの食感も大好きで、
根っこまでおいしくいただきます。
(conifer)
味噌つけたんぽ
「たんぽ」に甘味噌を塗りつけた、
伝統ローカルごはんです。
おすすめは、甘味噌を塗りつけたあと、
さらに炭火焼き。
味噌の焼けた香りが食欲を誘います。
(コバシ)
しょっつる鍋
ハタハタなどの魚に塩をして熟成した
魚醤「しょっつる」で味付けする鍋料理です。
具のハタハタはもちろん、
魚のうまみがしみた野菜もとってもおいしい。
秋田といえばきりたんぽと思われがちだけれど、
ぜひ、しょっつる鍋も知ってほしいです。
(かんぱにゅ)
いぶりがっこ
秋田の冬の名物である、いぶした沢庵。
ご飯だけじゃなく、おやつにもピッタリ。
最近ではチーズを合わせて
おつまみにするのも人気。
そんな保存食です。
(和紙之)
結局これがあれば、ご飯もお酒もすすむのです。
(おにへい)
納豆汁
秋田県南部では、正月の朝に納豆汁を食べます。
スーパーには「納豆汁のもと」が売っています。
(ききにぃ)
主流は山形県のようですが、
秋田の県南地域でもよく食べます。
基本は油揚げ、豆腐、山菜の入ったお味噌汁に
すりつぶした納豆が入っていること。
実家では油揚げ、豆腐、大根、
さわもたし(きのこ)、
におさく(ウドのような山菜)が入っており、
お好みでネギと高菜漬けをトッピング。
アッツアツですするのもポイントです。
時々もどきを作りますが、
におさくが手に入らないので
「これじゃない!」感があります。
やっぱり実家、秋田で食べるのがいちばんです。
(かゆい)
栗入り茶碗蒸し
「ほかの土地では茶碗蒸しに栗が入っていない」
と知った時の衝撃ときたら!
銀杏では出せないほの甘さがいいのです。
底にころんといる栗を見つけるときの
嬉しい気持ち、懐かしいです。
(suika)
秋田県の茶碗蒸しは、あまいです。
県外の方には「これはプリンだ!」と
言われてしまうのですが、
お寿司のあまい玉子焼きを
ご想像していただければ。
あまさは家庭でそれぞれで
(うちは結構あまいと思う)、
具としては栗の甘露煮が入ってます。
お正月には栗きんとんのあまりの
栗が入っているため、とくにおいしくて、
たくさん食べてしまいます。
(うち)
「花善」の鶏めし弁当
比内地鶏の炊き込み御飯がおいしい駅弁。
継ぎ足しのタレで炊かれたごはんが
すごくおいしくて、冷めても味がゆるぎません。
店舗では定食も食べられます。
(コバシ)
大館駅前の「花善」さんで作られています。
すこし甘めの炊き込みごはんに、
同じく甘辛味の鶏肉、
黄色の卵そぼろなどがのっています。
煮物・お漬物もついて880円。
比内地鶏バージョンもあって、そちらは1180円。
大館の祖母宅に遊びに行くと、
かならず帰りにこのお弁当を持たせてくれました。
大館に行くと食べたくなる味。
しみじみおいしいです。
(conifer)
ハタハタ寿司
「秋田名物八森(はちもり)ハタハタ~♪」
と秋田音頭で歌われるように、
秋田の人々の生活になくてはならないのが
ハタハタです。
秋田での旬は産卵で接岸する冬。
産卵のため脂がのってない時期なのですが、
大量に取れるため、昔は各家々で箱買いし、
外に出しておいたり(自然の冷蔵庫)、
ハタハタ寿司にしたりしていたとか。
数年前から姉とハタハタ寿司を
漬けるようにようになりましたが、
これがまた面白く奥が深い。
なれずしの一種なのですが、
出来上がるまでワクワクドキドキ、
美味しくできると嬉しいものです。
子供の頃は嫌いでしたが、20歳を過ぎると
美味しく感じるようになりました。
(かゆい)
秋田のお正月の定番です。
小さいころは大嫌いでしたが、
大人になって大好きになりました。
そのまま食べて良し、少し炙ってもおいしい。
酒の肴に最高です。
(さくら)
十文字ラーメン(十文字中華そば)
秋田県横手市十文字町で食べられる、
かなりあっさりした中華そば。
細麺ちぢれ麺、透き通ったスープで、
麸が入っています。
(ききにぃ)
旧十文字町の名物、十文字中華そば。
脂っ気のない、煮干しなどでとった
すっきりとした、だけどコクのあるスープと
細縮れ麺、
これまた脂っ気のない豚モモチャーシュー、
お麩、海苔、メンマ、ネギ、かまぼこが
のったラーメンです。
今は秋田を離れたので
なかなか行けないのですが、
帰った時は必ずと言っていいほど行きます。
「三角そば」や「丸竹食堂」も有名ですが、
私は断然「マルタマ」派!
コスパも、お店のおとっちゃん、かっちゃ、
跡取り息子?の愛嬌のいい対応も、最高です。
(かゆい)
「チャイナタウン」のみそちゃんぽん
おすすめは「チャイナタウン」のみそちゃんぽん。
おおきなどんぶりにみそ味スープ、
そしてトロッとしたあんがかかっていて、
さいごまで熱々で食べられます。
(おぎりん)
長崎のちゃんぽんとは別物!
野菜、魚介類、お肉がたっくさん入った、
とろりとしたスープのラーメンです。
どんぶりから溢れそうなくらいのボリューム。
猫舌の方は注意です。
ヘルシーでおなかいっぱいになります。
(すぅ。)
横手焼きそば
横手市のご当地グルメです。
麺は太めで甘辛いソース。
目玉焼きがのっており、
福神漬けが添えてあります。
(キタムラナオコ)
にかほ市のあげそば
にかほ市で愛されてきた給食メニューです。
中華乾麺をいちど素揚げし、
野菜たっぷりの醤油ベースのスープで
煮込んだもの。
「にかほ☆あげそば全力普及会」によると
「昭和40年代のある日、にかほ市の小学校の
給食用にうどんの麺と誤って中華麺が配達。
返品しても代わりの麺が無かったため、
当時の栄養士さんと給食調理員さんが
機転をきかせ、急遽作った給食が『あげそば』。
それがあまりにおいしかったので
地域の小中学校にまたたく間に広がり、
伝説のメニューとなった」そうです。
給食でしか食べたことがないのですが、
なんとかまた食べれたらな~と思う
ごちそうのひとつです。
(うち)
「十八番」のしょうゆラーメン
看板のないお店。
レモンがアクセントとして抜群の風合を保つ
行列の絶えないラーメン屋さんです。
定休日は水・土・日・祝祭日。
11時~14時まで‥‥。
(かずひこさん)
「秋田比内や」の親子丼
比内地鶏のふわとろたまご、
比内地鶏のジューシーお肉、
おいしいごはん‥‥ああ、たまらん。
「とっておき」のぜいたく感が味わえる、
比内地鶏のふわとろ親子丼です。
おひるどき混雑必至の直営店では、
観光の方は予約したほうが確実です。
(なご)
いもあげ
秋田県南部ではどこの総菜コーナーにもある、
ポピュラーなおかず。
サツマイモの天ぷらですが、
ころもがもちっと甘いんです。
中のサツマイモはもちろんホクホク。
小腹がすいた時にピッタリなボリュームの
ローカルごはんです。
(福こまちん)
石焼鍋
魚介のあらを入れたスープに
熱々の焼いた石を入れていただくお鍋です。
鍋といっても、木製の桶で供されます。
魚介の出汁が本当においしく、
ごはんとの相性もばっちり。
いろんなお店で食べられますが、
わたしのおすすめは「美野幸」です。
(かんぱにゅ)
「たけや製パン」のパン
秋田のご当地製パン会社「たけや製パン」の
ビスケットパンが大好きです。
メロンパンのビスケット生地と
デニッシュ生地で作られていて、
シンプルだけど時々無性に食べたくなる
程よい甘さ。
秋田県内ならどこでも買えます。
「たけや」さんのパンは本当にどれも美味しくて、
ビスケットパン以外に、
魚肉ソーセージのソースカツ・ナポリタン・
ポテトサラダがコッペパンに挟んである
「学生調理」も超おすすめ。
ひとつでおなかいっぱいになりますよ。
(すぅ。)
おすすめは「たけや」のアベックトースト。
2枚の食パンの間にイチゴジャムとマーガリンが
半分ずつべったり塗られています。
学校給食懐かしの味ですが、
スーパーで売られているので、
いまでも帰省するとよく買っています。
(はの)
「たけや製パン」のバナナボートは、
県内のスーパーやコンビニで買えます。
広告には『秋田のソウルフード』という言葉入り。
秋田県の人なら一度は食べた事があるはず。
ふわふわのスポンジケーキで
バナナと生クリームを包んでます。
お土産で持っていくと喜ばれますよ。
(ばなぼ)
芋の子汁(家庭)
秋田県南部の秋の味覚は、だんぜん芋の子汁!
里芋とキノコ各種、セリ(必須)、
糸こんにゃく、そして鶏肉です。
山形の芋煮は牛肉だったりしますが、
秋田県人は
「牛肉なんてとんでもない!」と考えます。
昔は、秋の遠足は芋の子汁の
「なべっこ遠足(子供達で芋の子汁を作る行事)」
が定番でした。
味噌仕立て・醤油仕立て、どちらも美味しい!
(福こまちん)
「幸楽」のホルモン
大人も子供もも大好きな
秋田大館鹿角地域のローカルごはんが、
「幸楽」のホルモン。
とにもかくにもごはんがすすむ甘辛ホルモン。
ジンギスカン鍋で煮?焼き?ながら食べる
珍しいタイプです。
地元ではお持ち帰りして
自宅で食べる家庭も多いです。
トッピングはたっぷりのざく切りキャベツ、
豆腐、うどん。
煮詰まった甘辛のうどんが最高においしい。
地方発送もしてますので、ぜひぜひご賞味あれ!
(コバシ)
だまこ汁
搗(つ)いたご飯を、
つみれや肉団子くらいの大きさに丸めて
鍋に入れた料理です。
きりたんぽとは違い、焼きません。
こどもの頃、父が搗いたご飯を
弟と二人で丸めてお手伝いをしていた
記憶があります。
丸めかたがあまいと、
最後には雑炊ができあがっていました。
(はの)
ジュンサイ鍋(家庭料理)
私の町、三種町はジュンサイの産地です。
最近色んな食べ方が増えてきましたが、
私が一番好きなのは、鶏肉のダシで、
醤油味の鍋にどっさり入れて食べること。
おいしくって、大好きです。
(nobuko)
ぼだっこ
「ぼだっこ」とは塩引き鮭の事を指すのですが、
その名を聞くだけで白米が欲しくなるくらい
秋田県民は「ぼだっこ」を愛しています。
秋田のローソンでは
「ぼだっこおにぎり」も売ってます。
(ぽたっちょ)
「清吉そばや」の中華そば
親鳥がだしになっている
シンプルな醤油味のラーメンは、
由利本荘市民で知らない人がいないくらいの
人気メニュー。
お昼時は駐車場はいつも満員で、
車が列をなして待っているほど。
素朴な味がいいですよ。
(SEIKO)
サラダ寒天
おかし? おかず? なに? と思われそうな
ローカルごはん。
ゆでたまご、人参、きゅうり、たまねぎなどを
マヨネーズ、砂糖を加え、
寒天で固めたものです。
家庭の味で、道の駅でも売っています。
(キタムラナオコ)
「末廣ラーメン本舗」の中華そば
飲んだ帰りに必ず食べたくなる、
薄切りチャーシューにネギたっぷりの
ラーメンです。
ぎょっとするくらい黒いスープですが、
意外に奥深くてあっさりしています。
田舎の秋田で24時間営業というのも、
その人気の凄さにびっくりです。
(さくら)
ミズ
”ミズ”という山菜がおいしいです。
油で炒めて醤油や塩で味付けすることで、
一気にご飯がすすむおかずになります。
お米が美味しい秋田なので、
オンザライスなおかずが
私のローカルごはんです。
(ブタの方)
- きりたんぽ鍋
- いぶりがっこ
- 栗入り茶碗蒸し
- 石焼き鍋
- 「花善」の鳥めし弁当