ニッコリして背筋伸ばして、ひとり席。
よっ！　すがすがしいですよっ！
りりしいですよっ！
ＣＭは、たしか
「ときどき胸を刺す夏のかけら」
からはじまりましたよね。
そうそう、夏のかけらが
ときどき胸を刺すのよね！
だけどスッキリしてんの。
なぜなら、Single Girlだからね。
ユーミンやっぱりすごいわぁ。

しかし、はじめての両思いっつうのは
一生忘れませんね。
まったく、信じられなかったもの。

いいなあ、これ。
その日のあなたに、
そして今日、そんなふうに
振り返っているあなたに、
いいぞ！　と拍手を贈りたくなります。

この歌、ぼくは覚えがなかったのですが、
投稿を読んでから聴いたもので
すごく好きになってしまいました。

しかし、中学校の体育館で
人知れずぴったりくっついて座る、
というのは想像しただけでどきどきします。
いやらしい意味を強調するわけではなく、
ほんのちょっと性的な感じがするところも
なんというか、その時代ならではの、
かけがえのない感じがします。
恋と性がはてしなく遠いんだけれど
まったくつながってないわけじゃない、
というのは、その短い期間にしか
味わえないことだと思う。

「しかし、はじめての両思いっつうのは
　一生忘れませんね。
　まったく、信じられなかったもの。」
いいこと言うね、スガノ。
それに、得意の三味線で曲をつけたまえ。

♪ハァ〜ァ〜はじめて〜のりょうお〜もい
　つうのはヨォ〜
　（ハァドッコイ）

なんか民謡の人が三味線持って乱入してるけど、
まああまり気にせずまいります。
ハァ〜、ヨイヤサノコラサ。

　私たちは黙ったまま隣同士
　ぴったりと相手にくっついて座っていました。

が、ね！
やっぱり、その感じ、すごくいい。
恋をすると、とにかく近づきたくて、
そばにいたくてたまらないものね。
永田さんのいうように
このエピソードにほんのりと色をそえる
思春期の匂い、なつかしくて甘酸っぱいです。

（トクメイキボー）さんは、
両思いになってから、
その瞬間がふたりだけの秘密のようにして
あったわけだけれど、
それが恋の始まりというか
気づいたきっかけだったりするっていうのも、
あるかもしれないなあ。

うっかりくっついちゃったフリをして、
「あ、ゴメン」って言ったら、
「ん？」なんつって
むこうも気にしないふりをして、
でも、離れるのではなく、
その体育館のギュウギュウ具合以上に
ほんのちょっと、つよく、
寄り添ったりされたら、これはもう、
「惚れてまうやろ〜〜〜！」
ですよ。
（脈のない相手には迷惑なだけですけど。）

ほんと、きもちのいい投稿ですねー。
こんなに肯定的で
明るい思い出を持っている女性って、
強くてすてきな方なんだろうなーって思います。

　バスの中で、ニッコリと微笑んで、
　クルッと向きを変え、
　前の方の席に背筋を伸ばして座る。

その一連の動きが、表情が、
映像になって伝わってきます。かっこいいっ！

はじめての両思いかぁ‥‥。
いろいろわき出る思い出はあるけれど、
そりゃあそうだわ、スガノさん、
その時点での最大の心情は、
「まったく、信じられない！」だったわ。

よし。
スガノさんがでたらめにくちずさんだやつの続きを
脳内で歌ってみよう。

♪はじめて〜のりょうお〜もい
　つうのはヨォ〜
　（ハァドッコイ）
　一生〜　忘れ〜ませんね〜
　（ヨイショ）
　ま〜ったく〜　信じられなかったもの〜
　あん　びり〜ばぼ〜〜〜♪

というわけで、
今回は、こんなところで〜〜♪
これがぁよぉ〜　恋歌くちずさみ〜　委員かい〜〜♪
（ヨイヤサ！）